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Send Help, Not Corpses—My Church Is a Hero Repair Shop! – Chapter 167

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大規模作戦である。

俺にとっては鬱イベント以外の何物でもないが、勇者たちはウキウキだ。

「へへへ。今回の標的は凄いですよ。特大の火鼠です。王都で毛皮が流行っているらしくてですね。強大な魔物ではありますが、うまくやれば一攫千金ですよ」

取らぬ鼠の皮算用で浮かれやがって。お前らばっかりズルいじゃないか。大規模作戦は俺が一番頑張ってるまであるぞ。俺にも分け前をよこせ。

と喉元まで出かかっているのをなんとか飲み込みながら、颯爽と敵地へ出向いていく勇者共を指をくわえて見送った。

今日はいつにもまして街に人気が無い。通常の大規模作戦は参加しない勇者が何人かはいるものだが、今回は金に目が眩んだのかほとんどの勇者が作戦に参加しているようだ。そしてどいつもこいつもどうせ死ぬんだろ? クソが……

一人声を出さずに悪態をついていると、転がるようにしてルッツが教会に飛び込んできた。酷く慌てた様子。教会の空気が張り詰める。

「な、なんだよ。どうした」

尋ねると、肩で息をしながらルッツが青い顔で言う。

「ねねね、ねずみが!」

「……は? ネズミ?」

体から力が抜けていく。なんだよ、ネズミかよ。脅かすな。情けないヤツめ。ネズミごときでギャーギャーと騒ぎやがって。女子か。

「ほらそこ!」

ルッツが開け放った扉から外を指さす。

おお、本当だ。教会を囲む塀から頭を出したネズミが見える。にしても遠近感狂うサイズのネズミだな。俺よりデカいじゃん。あはは。俺は悲鳴を上げた。

「ギャー!!」

叫びながらルッツの胸ぐらを掴み揺する。

「なにあれ!? なにあれ!? なにあれ!? なにあれ!?」

「ネズミだって言ってんだろ!」

「ネズミじゃねぇよ絶対! お前ネズミ見たことない? ネズミだよネズミ。小さいおめめが可愛くて無毛のしっぽがちょっと気持ち悪い手のひらサイズの害獣だよ」

「見たことあるわ馬鹿にしてんのか!」

「馬鹿にしてんのはテメェだろ。サイズ感考えろ! あれ魔物だろ。さっさと勇者呼んでこいよ」

「だからァ! 勇者探しに教会に来たんだよ」

ルッツの言葉にハッとする。

そうだった。大規模作戦で勇者たちは火鼠の巣穴に向かっている。

……まさか。いやそんな。俺は頭を抱え、すがるように尋ねる。

「もしかして街に全然勇者いないのか?」

「ここに来るまで一人も見なかった」

クソが!!! アイツら金に目が眩んで全員大規模作戦に出掛けやがったのか!

普通魔物の襲撃とかに備えて何人かは街に残るだろ。馬鹿か?

「なぁユリウス。勇者はどれくらいで帰ってくるんだよ」

「……ネズミの巣穴は結構遠い。多分しばらくは帰ってこないぞ」

「マ、マジか。どうしようアレ」

俺たちは教会の中からデカいネズミを呆然と眺める。火を纏っているわけでもなく、鉄の前歯を持っているようにも見えない。本当にただデカいだけのネズミって感じだ。

あんなの、この街周辺の魔物の中では弱い部類に入るのだろう。勇者ならそれほど苦労せず倒せるはずだ。

しかし尊い命をたった一つしか持たないか弱き神官にはあんなのでも十分すぎる脅威である……

*****

どうやら住民の避難は完了してるらしい。街はまるでゴーストタウンのごとくだ。

そしてネズミが我が物顔で大通りを闊歩し、店に放置された食料を食い荒らしている。旺盛な食欲。肉屋の肉も食っているな。食性も普通のネズミと同じ雑食……ってことはその辺のネズミがイモムシとか食う感覚で俺たちのこともバリバリ食っちゃうのかもしれない。頭から。

早くも心が折れそう。とはいえ、このままネズミを野放しにして街を滅茶苦茶にされるのは癪だ。万一住民の隠れた避難所にでも入り込んだらそれこそ大惨事になる。

なんの準備もなく拳だけ振り上げて突っ込んでいってもネズミの腹を満たすことになるだけだ。俺たちは建物の陰からネズミの動向を窺い、今後の作戦を考える。

「少なくとも素手じゃ絶対無理。武器が必要だ。それで、できれば遠距離攻撃で安全に戦いたい」

「遠距離……弓矢とか?」

「そうそう」

「じゃあ先を越されたな」

ルッツの視線の先――武器屋の屋根の上に矢をつがえたアルベリヒがいた。武器を作る人間には武器を使う心得もあるらしい。勇者顔負けの美しいフォームだ。肉屋の生肉に舌鼓を打つネズミの動きは鈍く、良い的である。

放たれた矢は風を切り裂きネズミの尻に見事命中。しかし浅い。勇者と一般人の腕力の差は、あるいは短い毛に覆われたネズミの表皮はかくも厚いのか。全くダメージが通っていない。

まぁそれだけなら良いのだが、刺激に気付いて振り返ったデカネズミと目があった。どうやら俺たちがネズ公の尻にちょっかいをかけたとヤツは考えたらしい。酷い勘違いだ。俺たちは丸腰の善良な神官なのに。図体がデカくなっても脳みそは小動物サイズのままか?

「逃げろ!」

俺たちは地面を蹴って駆け出した。ネズミが追ってくるのが気配で分かる。獣の生臭い息がうなじをなぞる。単純な身体能力で俺たちはデカいだけのネズミに勝てない。このままじゃ食われる!

「おい、こっちだ!」

ルッツに引っ張られ、角を曲がってすぐの建物に転がり込む。素早く扉を閉めて息を殺した。

扉の向こうにネズ公の気配がする。しかし俺たちの姿を見失ったらしい。ウロチョロしているが、この建物に入ってくる気配はない。うまく撒けたらしい。しかもここ――逃げ込んだ先が良かった。

俺は辺りを見回す。さすがは武器屋。ロングソード、バトルアックス、槍にレイピア。種々の武器が勢ぞろいだ。

「驚いたな。まさか他に人がいるとは思わなかった。大丈夫だったか?」

二階から弓を抱えて降りてきたアルベリヒがこちらを見下ろして言う。彼もまたネズ公を倒すため孤軍奮闘していたのだろう。しかしもう一人ではない。

俺は壁に手をつきながら立ち上がり、あちこちに飾られた武器を眺める。

「やはり弓矢ではダメージが通らないようですね」

「ああ。ネズミのくせに生意気だ。だが魔物に街を荒らされるのは我慢ならない」

アルベリヒが机に弓を置きながら呟く。冷静だが、怒りの滲む声だった。

そう。街を守れるのはなにも勇者だけではない。

単純な腕力では俺たちはデカいだけのネズミにまったく歯が立たない。しかし人間は古から知恵や道具を使い試行錯誤を重ねながら強大な魔物に打ち勝ってきたのだ。

三人寄れば文殊の知恵。ルッツがひときわデカい斧を抱えて持ってきた。

「これでネズミの脳天かち割ればさすがに退治できるんじゃないか?」

斧を置いたテーブルを囲むように、三人で額を突き合わせる。

ルッツの武器チョイスにアルベリヒも頷いた。

「うん、この重量ならいけるかもな。でもこれを抱えてヤツに気付かれず接近できるかどうか。近接戦になれば勝ち目はないぞ」

確かにな。まともに戦えば俺たちの頭など木苺のように簡単に潰されてしまうだろう。クソッ、これが勇者ならネズミを囲んでぶっ叩く。死んでも知らん。というシンプルな戦法を取れるのに。

長期戦は無理だ。やるなら一撃必殺。奇襲を仕掛けるしかない。

「先ほどのように屋根の上で待機し、下にネズミが通りがかったところを飛び降りてそのまま斧を叩きこむってのはどうでしょう」

「神官らしからぬ乱暴な作戦だな……でも悪くない。俺たちは素人だ。どうせ勇者みたいな精密な攻撃はできないんだからな」

アルベリヒがニヤリと笑う。“神官らしからぬ乱暴な作戦”なんてどの口が言うのだ。アルベリヒこそ鍛冶職人にしては過剰すぎる殺意の籠もった視線を窓の外にむけている。ネズ公を血祭りに上げてやろうという確固たる意思がそこにはあった。

さて、あとは実際に屋根に登って細かな打ち合わせといこう。

俺たちは立ち上がり、二階へと向かう。階段を登っている途中、はたと気付いた。斧がテーブルに置きっぱなしだ。

おいおい、一番重要な武器を忘れるやつがあるかよ。丸腰でネズ公とやろうってのか? 俺がアルベリヒと顔を見合わせて笑う中、ルッツがキョトンとした顔で言う。

「で、その作戦さ。誰がやるの?」

瞬間、時間が凍りついたような静寂が武器屋に満ちた。

互いに互いを牽制するような視線が行き交う。

俺は素早く笑顔を浮かべ、口を開いた。

「アルベリヒは鍛冶職人だし、武器の扱いにも慣れてますよね?」

突如向けられた矛先にアルベリヒがギョッとした表情で首を振る。

「いやいや! 作るのはもちろんできるが、振るうのは専門じゃない。神官さんこそ、湖の魔族討伐の時とか大層なご活躍だったそうじゃないか。実戦経験者ってのは頼りになるなぁ」

「私は蘇生してただけで魔族には小指の先ほどの傷すら負わせられていません。この斧だってほら! 重くて重くて!」

ここで決死の“斧が持ち上がらないパントマイム”!

しかしアルベリヒに看過された。

「んなわけないだろ! 白々しい嘘吐くなよな。そんなに自分の身が大事か!」

大事に決まってんだろ! むしろそれより大事なもんお前にはあんの?

と直球言いたいのは山々だがそうもいかないのでなんとか別の言い訳を考える。案外すぐ思いついた。

「私に万一のことがあればこれから降り注ぐ勇者の死体を誰が蘇生するんですか。下手すればそのままこの街はおしまいですよ」

「そ、それを言うなら俺だって。俺が怪我でもしたら客が困る。武器のメンテができなくなるぞ」

なるほどな。確かに言えてる。俺はアルベリヒの言葉に頷いた。

「そうですね、我々は街に必要な人間です。ならば……」

俺たちは合図もしていないのに、ほぼ同時に自然とルッツへ視線を向けた。

気配を消して難を逃れようとしていたらしいルッツが突如向けられた矛先にギョッとする。

「え!? 俺は必要ないって!? それはあんまりだろさすがに傷つくぞ」

「いや、必要ないとは言ってないよ。でも相対的にね? 怪我とかで動けなくなると直ちに困る人間と、まぁそうでもない人間がいるだろ?」

「必要ないって言ってんじゃんそれ!」

違う違う。そんなことないよ。これは役割分担。

俺は笑顔でルッツに詰め寄る。ヤツの右肩に手を置いた。

「大丈夫、回復は任せろ」

アルベリヒも笑顔でルッツに詰め寄る。ヤツの左肩に手を置き、斧を押し付けた。

「大丈夫、武器の使い方は教える」

なんて手厚い待遇。これで安心してネズ公の脳天に斧ぶち込めるな。

しかしルッツはこの期に及んで悪あがきをするつもりらしい。

「待て待て分かった! 俺はこの街に必要な人間だ。それを今から証明してやろう」

戯言を。しかしヤツはどうやら本気だった。

俺たちの手を振り払い、ルッツが胸を張って言う。

「忘れたのかユリウス。俺はセシリア先生に攻撃魔法を教わった」

「そ、そういえば。いや、お前それもっと早くやれよ。馬鹿か?」

「できればこの力はあまり使いたくないんだ……でもそうも言っていられないからな」

ルッツを先頭に、俺たちは武器屋の屋根に登る。デカいネズ公を屋根の上から見つけるのはそう難しい事ではなかった。市場の食品よりも生餌をご所望なのか。俺たちを探して辺りを嗅ぎまわっているようだ。

ルッツが懐から短い杖を取り出す。魔法使いの子供が使う半分オモチャのようなチャチな杖だ。

「本当に大丈夫か?」

「もちろんだ。行くぞ!」

ルッツがそう言って俺の腕を掴んだ。嫌な予感。振りほどこうとするも、間に合わなかった。

杖を掲げ、ルッツが長々と呪文を唱え始める。あぁ~、やっぱり。メチャメチャ魔力持ってかれる。ふわふわした眩暈と鈍い頭痛。魔力欠乏症状だ。

詠唱の進展とともに辺りに魔法陣が展開されていく。見覚えのある光景である。即死魔法「神の雷」だ。

カッと空が光り、強烈な光の柱がネズ公に降り注ぐ。

しかしなにもおこらなかった。

「……お前さ、イチかバチかの一撃必殺じゃなくてもっと良い魔法使えないの?」

俺はゆっくりと腰を下ろしながらルッツに尋ねる。

魔力欠乏症状のせいで、もう怒る気力もなかった。目がチカチカする。吐きそうなほどではないがじわじわ気持ち悪い。

ルッツも同様の症状があるのだろう。俺の隣に腰を下ろして膝を抱え、遠い目をした。

「使えなくはないけど、火力が足りない。ネズミの毛をちょっと焦がしてヤツの機嫌を損ねるのが関の山だ。なら賭けに出た方がいい。そして俺は賭けに負けた」

「カッコつけてんじゃねぇよ。ネズミの餌にするぞ」

「もうダメだ。魔力すっからかんだ。まともに動けん。だからやりたくなかったんだ」

ルッツがそう言って抱えた膝に顔を埋める。

俺はヤツのむき出しの後頭部を叩かずにはいられなかった。

「このポンコツ! ポンコツ!」

特に魔力欠乏症状は出ていないはずのアルベリヒも俺の隣に腰を下ろした。ため息交じりの声を漏らす。

「神官二人してなにやってんだよ……二人もまともに動けないんじゃ作戦もできないぞ」

屋根の上で膝を抱えて黄昏る成人男性三人。なにをやっているんだ俺たちは。

しかし俺たちに本当に必要だったのはこうやって冷静に考える時間だったのかもしれない。

ルッツが顔を上げ、微妙に焦点の定まっていない目を虚空に向けて呟く。

「こんなことしなくてもさぁ、毒餌とか使って殺したりできないの? そうだ、宿屋の婆ちゃんなら退治できるんじゃ? とにかくこんな無茶なことやめようぜ。俺たちは非戦闘員だ。勇者の真似事なんかしてたら命がいくつあっても足りねぇよ。一回落ち着こう」

確かに。ルッツの提案は的を得たもののような気がした。

疲れと緊張の緩みから黄昏ることしばし。ふいにアルベリヒが声を上げた。

「ん? そういえばネズミは?」

「……あれ?」

俺たちは一斉に顔を上げ、辺りを見回す。

本当だ。いないな。どこいった? あんなデカいのが隠れる場所があるとは思えないが。

と思ったらいた。なるほど、俺達のいる屋根の真下にいたんだな。灯台下暗し。器用にも柱を伝って屋根によじ登って来たネズ公のつぶらな瞳が俺たちを捉えて離さない。

俺たちは悲鳴を上げた。

「ギャー!!」

ヤバい、魔力欠乏のせいでうまく体が動かない!

ネズ公が爪を縁にひっかけ、身をよじらせて屋根に登ってくる。

やはりデカさは強さ。人間がネズミより強いのは、単に体のサイズがだいぶデカいというだけなんだろう。サイズが逆転すればこの通り、俺たちなど狩るのが楽なエサでしかない。

ネズ公がカッと歯を剥いた。凶悪な前歯に怯えた俺たちの顔が映り込む。パッと血飛沫が舞い、毛皮が赤く濡れる。

しかし断末魔の悲鳴を上げたのは俺たちではなくネズ公の方だった。耳を塞ぎたくなる甲高い声を上げながらネズ公が屋根から滑り落ちていく。

思わず見惚れる華麗な剣さばきでネズミを切り裂きながら屋根に降り立ったのは、老齢の紳士だった。

呆然とする俺たちに極めて落ち着いた様子で声をかける。

「お怪我はありませんでしたか?」

だ、誰だ?

見覚えのない男だ。燕尾服に白手袋という格好は戦いに適した服装ではない。年齢から考えても勇者ではない感じがするが、素人の動きとは思えなかった。

とはいえ助けられたのは事実だ。俺は頭を下げかけたが、礼を言うより早く紳士が動いた。

「これはいけない。急がなくては。申し訳ございませんが、手を貸していただけますか?」

疑問形なのは形だけだった。

返事をするより早く、紳士は素早くネズミの血を振り払って剣を鞘に収めた。俺たちを抱えて屋根から飛び降りる。

「な、なになに!? なんだよもう! ひっ……」

喚くルッツも着地と同時に悲鳴を飲み込んだ。

ネズ公は死んだわけではなかったのだ。怪我を負わされ屋根から落とされ、動きが鈍くなっているようだが俺たちを殺すだけの力は間違いなく残っている。

「生きてるじゃないか! 手なら貸す。だからその魔物を殺してくれ!」

アルベリヒの懇願にも紳士は首を縦に振らなかった。

「死なせてはいけません。トドメを刺すのは私の役目ではない」

「は? なに言ってんだよ!」

「説明している時間はありません。さっきの感じでお願いいたします」

「なに!? どういうこと!?」

俺たちの困惑の声に応えることなく、命の恩人である紳士は軽い身のこなしで去っていく。そして俺たちは彼の手により再び命の危機に晒されることとなった。

手負いのネズ公がふらふらながら起き上がる。傷を治すには栄養豊富なエサが必要だ。ちょうど目の前にいる新鮮な生餌をヤツがスルーする道理はなかった。

「ギャー!」

本日数度目の悲鳴を上げる。いい加減にしろ。もう声が枯れそうだ。

ネズ公がカッと前歯を剥く。凄まじいデジャブ。しかし迫りくる死の恐怖に慣れることはない。パッと血飛沫が舞い、毛皮が赤く濡れる。やっぱりデジャブ。目の前で繰り広げられる本日二度目の救出劇。しかし今回の主役は先ほどの紳士ではなかった。

「大丈夫か!?」

ネズ公を叩き切りながらそう声を上げたのは、微かに見覚えのある少年。

誰だっけコイツ……あぁ、そうそう。ネギ背負ったカモの権化こと、死に怯えるツボ中毒者もとい、港町ハーフェンの貴族アンセルム君だった。

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Send Help, Not Corpses—My Church Is a Hero Repair Shop!

I'm a priest working at a church, but please stop sending me the bodies of heroes who have been brutally murdered., I'm Working at the Church as a Priest, but I Want to Be Cut Some Slack from the Mutilated Bodies of the Heroes that Keep Getting Sent to Me, Kyōkai tsutome no shinkandesuga, yūsha no zansatsu shitai tensō sa rete kuru no kanben shite hoshīdesu, Kyōkai tsutome no shinken desu ga, yūsha no zansatsu shitai tensō sa rete kuru no kanben shite hoshīdesu, 教会務めの神官ですが、勇者の惨殺死体転送されてくるの勘弁して欲しいです
Score 6.6
Status: Ongoing Type: Author: , Released: 2019 Native Language: Japanese
Monsters roaming? The bravest heroes charging into battle? That means someone’s working overtime at the church—me. Every time an adventuring party falls, their mangled bodies land on my altar. My job? Stitch their bits back together, slap on a revival spell, and pray the church gets paid this month. Swords and sorcery are tough—but try arguing fees with dead heroes, wild mages, and coffin stalkers. Welcome to a fantasy world where the real grind isn’t on the battlefield, but right behind the sanctuary doors. Sharp humor, absurd obstacles, and a fresh take on classic fantasy resurrection. If you thought dying was dramatic, you haven’t seen what I go through bringing heroes back—one limb at a time.

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