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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 143

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強い敵に毒を使って勝つ。

これを目標として伊奈野は計画を立てることにする。

ただできれば自分が外に出ることはなく、勉強時間をあまり削らずに行なっていきたい。

「ん~。近場にそんなに危険なものがいるわけがないですし………とはいってもフィールドに出たくもないですし」

「師匠も難しいことをおっしゃいますね。そこまでの好条件の敵なんて流石に居ませんよ」

「ですよねぇ~」

伊奈野のその望みをかなえるのはかなり厳しい。

そう思っていたし、周囲からもそういわれていた。

だが、

「お嬢様!今度のイベントはチーム戦ですのよ!!」

「チーム戦?」

「そうです。エントリーしたプレイヤーはランダムでチームをそれぞれ振り分けられて、それぞれのチームで争うんですの」

「へぇ~?」

「赤と白のチームがあるらしいのですけど、どっちになるのか。そして誰と一緒になるのかで皆盛り上がっているんですわ!」

「ほえぇ~。有りがちではあるけど、面白そうだねぇ」

特に興味はないが、よくあるタイプのイベントではあるし他のゲームで何度か経験したことはある。ゲームを想定された楽しみ方で遊んでいれば、伊奈野も楽しめたのではないかと思われる。

(まあでもあんまり関係なんてないよね。レベル上げて強くなった人たちがたくさん集まって楽しめるものだし……………ん?強い人たちが、たくさん集まって?それってもしかして、使えるのでは?)

「ねぇ。瑠季ちゃん。基本的に、みんなが持ってる耐性って何があるの?」

「耐性ですの?……………ん~。そうですわね。1番多く持っているだろうと思うのは、睡眠耐性ですわね」

「睡眠耐性?」

「そうですわ。初心者用のフィールドで、モンスターが睡眠の状態異常をかけてくるんですの。それを防ぐための耐性ですわ」

「ふ~ん。なるほど。他は?」

「他?他って言われましても……………あとは物理攻撃耐性とかですかしら?あまり耐性を積極的にとったり上げたりする人たちは少ないんですのよね」

「へぇ~。そんなものなんだ」

(良いこと聞いちゃった~)

腕に覚えのあるプレイヤーの参加するイベントが近く、しかもそのプレイヤーたちはあまり状態異常の耐性などを持っていない。

となれば、伊奈野のやることは1つだろう。

「骸さん!」

『む?どうした?』

「墓場の霧の出し方を教えてもらえません?」

『墓場の霧?まあそんなものなら教えるが…………』

伊奈野の計画。

それは、無差別な毒殺だ。大量のプレイヤーを毒状態にしてキルするつもりなのである。

プレイヤーたちの弱点である状態異常を使い、確実に仕留める。無差別に広範囲に毒を広げる方法まで覚え、伊奈野の計画に死角はない。

ただ1つ。

そうして霧などにして広げると毒が薄まり、プレイヤーをキルすることは難しいということを除けば。

とはいえ、まだイベントまでには時間がある。たとえここで毒をばら撒くと毒が薄まりあまり強い相手をキルすることはできないという考えに至ることは、

「ふむ。こういう風にすれば霧が出せるんですか。じゃあ、こうすれば毒霧に……………うん。いいですね。後は本番まで取っておけば良いですし、勉強してますね」

『うむ』

なさそうだった。

本当に重要だと考えているのか疑わしいほどに、作戦の肝心な部分は適当。彼女の計画が予想通りに行くのかは怪しいところである。

「あっ。霧を使うなら、遠くまで霧を運ぶための風を送る魔法とかも作ったほうが良いかな?」

風で移動させればさらに途中の空気と混ざって薄くなるということで別の方法を考えることもなく、伊奈野の魔法開発まで始まる。

(シナリオ進むかな~?まあ、さすがにたくさんの人を巻き込めば、1人くらい毒に弱いけど倒すべき対象って判定されてる人はいるよね?)

彼女の頭の中では、多くのプレイヤーが大量のデバフで苦しむ未来が見えていた。そこには全く、誰1人キルできずに失敗する未来など見えていない。

それはもう自信がありすぎて、

「キルした死体、使って良い?」

「ああ。うん。もちろんいいよ!すぐには作れないかもしれないけど、絶対にマターちゃんに死体をあげるね!」

「うん。楽しみ」

マターとこんな約束をする始末であった。

そのまま約束から話は進んでいき、

「まあそれなら一緒にイベントには参加しなきゃいけないよね?」

「ん。同じチームの方がいい?」

「え?そうかな?まあ、でもそうかもね。敵同士でお互い前線に行ったりすると、マターちゃんも巻き込みかねないし」

お互いイベントに一緒に参加することを決め、同じチームになれたらいいなどと話をする。

ただそんな話をしていく中で、

「え?そんなに広いの?」

「ん。フィールド、広い」

「あぁ~。じゃあ。屈辱さんにもらった分だけじゃ足りないかな?」

イベントフィールドで使うには霧にして広げるにしても毒の量が足りないことが判明する。

そうなると、

「じゃあ、追加しないとなぁ~」

毒を新しく追加で得る必要があるという結論に達した。

いつの間にかイベントで全域を毒の霧に包み込むという計画で確定しており、今ある毒で少し強いボスなどを倒すという選択肢はなくなっている。

「どうやってそろえようかな~」

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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