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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 272

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本日2話目

何度かボス戦やアイテムを使った睡眠とさらにそれをタイマーで破るといったことを繰り返し、耐性を含め眠りに対しての対策を色々と持ってきた伊奈野。

そんな伊奈野は今度こそ安心して勉強できるようになるのだと気合を入れて、

「行きます!……………おっ、意外と?」

踏み出し、数歩歩いて少し驚いたような声を上げる。

前日までと比べて、明らかに進めるようになっているのだ。自分でも成長を感じられる、

「おぉ。師匠。凄いですね。明らかに差が出てますよ」

「すさまじい成長速度ですね。あと数日もすれば接触できるところまで行けるでしょうか」

「もう僕のところと同じくらいまで来てる………マ、マズいよ。僕抜かれちゃう!」

現在いるのは日本サーバ。伊奈野はマターを使った睡眠耐性の上昇割合の測定を行っているのである。

今までの伊奈野との違いも非常に分かる結果であったため今までの結果を見てきた者達も驚き感心しており、若干の危機感も抱いている。

「じゃあもっと進んで…………」

そんないろんな感情がこもった視線を向けられながら伊奈野は限界まで進んでいく。

1歩2歩と進んでいき、それでもまだ眠ることはなく、

「あれれ?もしかしてこれ、最後まで行けたりとk、」

行けたりとかするかもしれない。そう言おうとして伊奈野は言葉を途中で止めた。残念ながら最後まで行くことはできず、寝たのである。

流石に完全に無効化するということはまだまだ難しいようであった。しかし、この数日でここまで改善できたのだからそこは間違いなく進歩だと言えるだろう。

それにもちろん周囲は驚愕するのだが、さらにそれに加えて、

「……………気のせいかしら?」

「ん?何がですか?」

「師匠の寝てる時の回復が、なんかいつもよりもさらに割合が大きくなってる気がするんだけど」

「え?……………あぁ。言われてみれば確かにそうですね」

魔女さんが気になったのは、睡眠中の回復。その回復速度や度合い。

今までもダメージを受けていて回復しなければならないほどHPが減っているといったことはなかったのだが、無駄な回復を伊奈野は睡眠中尋常ではない割合で行なっていた。

だがしかし、現在の回復量はさらにそれ以上に増えているのだ。まったく使わない部分が無駄に回復しているのである。

ただ、それだけで驚愕する要素は終わりかと思いきや、

「ハッ!?ここが限界でしたか。ちょっと離れるようにしないと……………って、あれ?意外と私動けるんですけど?もしかしれこれまた近づいても大丈夫なt、」

「「「「え?」」」」

それだけでは終わらないのが伊奈野クオリティである。

タイマーの力で起き上がった伊奈野は、また眠ってしまう前に移動しようと動き始めたのだが一向に眠る気配がなく。意外といけるのではないかという溢れ出たその自信によりまた近づいて行って倒れた。

だが、間違いなく最初に起きた後の効果範囲にまだ入っていたのにもかかわらず寝ることなく移動できた部分は異常であり、

「え?今師匠の力とんでもないことになってなかったかしら?」

「爆発的にステータスが上昇した気がするのですが気のせいでしょうか?」

「ああ。やはり皆さん感じましたか?今明らかに強い力を感じましたね」

「何だったんだろ?」

全員、異常を感じた。

移動をできたこともそうなのだが、それ以上に気になったのがステータス的な要素。

全員直接的にステータスを覗けたりするわけではないが、感覚的に相手の強さくらいは何となく読み解くことができるのだ。

そしてその感覚が、異常なほどに変化した力を感じた。

「眠っていたから?」

「いやしかし、眠っている間にはあまり変化したようには感じませんでしたが。回復が関係しているのでしょうか」

「となると、どこが変化の起点となったのでしょうか?」

考察が始まるのが、その全員が感じるほどの大きな力の変化を引き起こした起点。

まだ何かは把握されていないが、それが何かといってしまうと「起きた」ことである。

伊奈野は起床することに関係する称号などを色々と手に入れた結果、その効果により起床後はステータスが異常なほどに上昇するようになっているのである。

さらにそれに加えて、

「ハッ!?さっきよりマターちゃんに近いところで寝ちゃってる!これはもうしばらく抜け出せないのでは!?…………って、あれ?寝ない?」

ステータスだけでなく、睡眠に対しても高い耐性を得ることができる。それこそ、無効とほぼ同じような状況だった。

効果は数秒で切れるが、伊奈野がマターの周りをうろつくぶんには問題ない時間である。

「なんで寝ないんだろう?もしかして今の一瞬で耐性が凄い上昇してるとかそんなことがあったりとか?」

伊奈野は前回よりかなり近い位置で眠らされたためこの少しの時間で大幅に耐性が上昇したからではないかという推測を立てるが、もちろんそんなことはない。

大外れである。

そのため油断していれば、

「やった。これで私もついに睡眠に打ち勝てt、」

打ち勝てたらよかったのだが、残念ながらそんなはずもなく効果が切れて通常の耐性の数値に戻った伊奈野は眠りにつく。

先ほど以上にかなり近い距離で受けたものを耐えられる理由など存在しなかった。

ちなみに無効化できた理由を考える部分では見当違いだったが、いつも以上に近い場所で眠らされていることで耐性の上り幅が大きいのは間違いない。

本来の実力以上の場所で生活していれば勝手にある程度までは引き上げられていくものなのである。

もちろんそうなったとしても無効化できる程の耐性になることはなく、

「ん~。どういうことなんだろう?起きてられる時間が長くなったとかなんかそんな感じだとは思うんだけど…………」

こうなった理由が思い当たらず頭を悩ませることになるのだった。

もしかしたらそれを活用すれば眠りを無効化できるかもしれないということで。

ただ、知ったとしてもそれを発動するための条件は起きることであるから前提としてまず寝なければならないため、ある意味本末転倒と言えよう。

効果時間の短さもあり活用も難しいし、知ったところでどうにかできるようなものでもないのだ。

「ん~。どうなってるんだろう?ステータスとか怖くて見れないしな~。ログを確認するにしても多分最近は耐性とかの上昇関係が多くて見つけ出すのは大変だろうし…………」

ちなみにさらにその後、余談と言えば余談なのだが、

「あ、あれ?おかしいですね」

『む?どうした?』

「眠りの状態異常を付与してくれるはずなんですけど………全然眠りにならないんです」

『ん?それは………どういうことだ?もしや、それが完全に効かなくなるほどまで耐性が上がったということか?』

「え、えぇ?これ、確定で眠りにしてくれるアイテムじゃないんですか?」

伊奈野がダンジョンのあるサーバで自身をねむりの状態異常にするために使っていたアイテムが、伊奈野の耐性が上昇しすぎたために無効化されるようになってしまったという事案も発生した。

伊奈野はこのアイテムに絶対的な信頼を置いていたのだが、どうやらマターの能力というのは伊奈野が信頼していたそれすらも超える強力な物であったということなようである。

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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