Switch Mode
Now you can use the translation tool for free for the first 200 chapters of each novel.

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 279

Please login or register to translate this post.

今日と明日が仕事なので投稿を1日1話にさせていただきます

また、今週の投稿に影響が出るかもしれないです…………

いったん勉強をはさみ、その後アーティファクトの分析を行なってくれたメンバーを引き連れて(連れられて)演習場という場所にやってきた。基本的に魔女さんたちが伊奈野の作った効果の分からない魔法陣などを試すときによく使う場所であり、大事故が起こった場合でも問題が出ないようにかなり広いスペースとなっている。

ただ、それだけ危険な実験が行われている場所であるのにもかかわらず非常に地面は綺麗。

凹凸や焦げた部分などは全くといっていいほど存在せず、非常にきれいに整えられていた。

まるで作られたばかりの屋外運動用スペースや砂を新しく入れられたばかりの砂場に1番乗りで入った気分になる。

「じゃあ、さっそく使っていきますね。まず最初はどれからにしたらいいですか?」

「それじゃあ最初は、その小さいやつからお願いします。それが恐らく害などはほぼないタイプのものですから」

そんな綺麗な場所に入ったとしても、伊奈野は一切の躊躇をしない。何が起こるかも分からないが、さっそくアーティファクトを使っていくことにしたのだ。

ただ、伊奈野の貰ったアーティファクトは詰め合わせのハッピーセット(?)であり、どれがどのような効果を持つのかは伊奈野だけあまり把握できていない。ということで特定を頑張ってくれた面々に尋ねてみれば、すぐに最適なアイテムが選択される。

もちそんその選択を伊奈野は一切疑うことなく、

「はい。じゃあこれをまずは試しますね。どうすれば使えますか?」

「それは魔力を流しながら側面にあるボタンを押すような仕組みだったはずです」

「ああ。ここにあるやつですね。分かりました。……………じゃあまずは魔力を流して」

流石にある程度近い物を特定しただけはあって、構造もしっかりと理解されている。

伊奈野は安心してその指示に従い流れに身を任せることができた。

指示通りに魔力を流して、アイテムの側面にあるボタンを探して、

「よいしょ……………って、ぶわっ!?」

見つけたそれを押し込んだ瞬間だった。

伊奈野の顔面に、勢いよく水が飛んできて直撃する。水鉄砲で撃たれたような感覚だ。

安全だと聞いて使ってみれば、まさかのこの結果である。

流石に使わせたら顔面に水流が直撃となれば指示を出していた面々も慌てるわけで、

「あ、あの、師匠すみません!それはただ水を出すだけでほぼ危険性はないと思ってたんですけど…………」

「ああ。大丈夫ですよ。はい。危険はなかったですから、怪我もしてないですし結果オーライですよ……………そう。結果オーライなんです」

何1つとして良かったことはないのだが、結果オーライということで済ませるつもりらしい。普段であればここで冷静で無慈悲なツッコミがどこかしらから入るところなのだが、全員この件に関してはある程度の責任を感じているため何も言えない。

おとなしく伊奈野が納得し落ち着くのを黙って見届けることしかできないのだ。

「……………よし。じゃあ、次の行きましょうか。何がありますか?」

「は、はい!安全なもので言いますと他にもいろいろとありまして」

伊奈野が切り替え、それに魔女さん達は全力で乗っかっていく。

今のことはなかったことにして忘れてしまおうという流れとなっている。

誰にとっても利害が一致した状態で、次のアーティファクトを試していくことになるのだった。

「これは、涼しさを感じますけど……………」

「ああ。夏などに涼んだりするときに使う物みたいですね。冬は防壁の周りにおいておけば近づいてきた敵やモンスターは寒さで動きが鈍くなり戦意を喪失するといったこともあるみたいです」

「なるほど。夏には暮らしを快適にしてくれて、冬は防衛用のアイテムとして使えるわけですか」

流石に次は伊奈野も被害を受けることはない。先ほどのような事故が確実に起こらないものを選択したのだ。

そのまま、安全に和やかな雰囲気でいくつものアイテムが試されていくことになる。

伊奈野としても楽しめるアイテムがいろいろとあって、

「麻痺している相手に対して使うことで強力な電撃を流すことができる、ですか。これは牽制魔弾を使った後に続けて使うと効果を出せそうですね」

「こっちはフラッシュですけど…………これで相手の目を使えなくすれば数秒間相手のステータスを半分にまで下げれるんですね。使い方さえ身に付けられれば強そうですね」

「おっ。これ、魔力を込めれば巨大化して勝手に動いてくれるんですか?しかも馬型……………これはもうソリを引かせるのに使う以外の選択肢はありませんね」

攻撃用から移動用など様々な用途のアイテムがある。使えるかどうかや使うかどうかは別として、この短い時間楽しむ分には十分なアイテムの数々だ。

不自然なまでの説明口調になりながら伊奈野はアーティファクトの確認を行なっていく。

そして、しっかりと、

《スキル『遺物使用1』を獲得しました》

《スキル『古代化1』を獲得しました》

《称号『古の力』を獲得しました》

スキルや称号も獲得していた。

普段必要になるものではないが、あるのとないのとでは大違いなのである。所有者も気づいていない今の場合その言葉もどの程度適用されるのかは謎だが。

「さて、じゃあ師匠。そろそろ次のあたりから少し範囲や強さが大きくなっていくので気を付けて使ってくださいね」

「あっ。分かりました。とはいっても、どう気を付ければいいのか全然分かんないんですけど。また顔面に直撃することも十分ありえますし」

「あ、あぁ~……………だ、大丈夫だと思いますよ?どこから出るか分かりやすい形状をしていると思うので。そこまで大きな問題が起きることはない……………はずです」

伊奈野は強力なものの場合発動直後に直撃すれば自分が死んでしまうのではないかと考え怯えている。

すでに一度顔面直撃という事故が起きてしまっているため絶対の自信を持つことはできないが、魔女さん達は安心させるように言葉を紡いでいく。

だが、隠しきれない不安がどこかにあるのは確実だった。

「それじゃあ行きますね。まずはこれから使ってみます」

「はい。そちらはおそらく地面を震わせる系統のものに見た目が似ているので、小さく地震を起こすなどの地面へ影響を与えるものだと思うのですが」

「なるほど?では一応足腰を安定させつつ地面に近づけて………」

伊奈野は危険度が高いアイテムを地面へと近づける。

地震が起こるといった効果があるのではないかという予想であったため伊奈野は重心を安定させ体を安定させる。

そして魔力を流し起動させ、

「……ゴフッ!?」

「「師匠!?」」

「あちゃ~そういうタイプだったか~」

地面から大量に土でできた槍のようなものが生えてきて、そのうちの1つが伊奈野の腹部へと直撃。完全に油断していたその口からは、女子から出てはいけない非常に生々しい声が漏れるのであった。

残念ながら地震が起こるわけではなかったようである。

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Options

not work with dark mode
Reset