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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 336

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本日2話目

久々に2話投稿できました!

……………まあ昨日投稿できてなかったのでその分も含まれてるんですけどね

だから今回の話のタイトルはマッチポンプってことぉ?

「思ってたよりいい毛並みしてるね。ブラッシングがはかどる」

「キュ~」

「あっ、キノコにはさすがにブラッシングとかするの厳しいし、この倒木で勘弁してね?多分こういう木ならキノコって育ちやすいはずだから、数増やすのには都合がいいと思うんだけど」

「………………」

長い間ダンジョン運営の大まかな計画を立てサポートをしてきてくれていた炎さん。しかし伊奈野は今その炎さんを放って、モンスターたちを労っていた。

相手は、普段だったり以前だったりで『龍落とし』の練習相手になってくれてる(強制)ボスモンスターたちだ。

普段は痛めつけているだけなので、たまにはこうして労ってあげようと考えたわけだ。

獣系統のモンスターはブラッシングをしてあげて、キノコなどの毛が無いモンスターにはそれぞれ繁殖だったり快適な生活だったりのために必要そうなものを、DPを使い提供して。

これだけでモンスターたちは大喜び。

嬉しそうな声を出したり声が出せなくても体を大きく揺らして表現したりとテンションが上がっているのは間違いない。

だが、それだけで終わる伊奈野ではない。彼女も色々と考えてきたのだ。そこへさらに、第二の爆弾が投下される。左手から分離されて戦車の形をしていそうだ。

「ほら。クッキーだよ。食べれるのかな。あと、私たちと味覚って似てたりするの?」

「キュ?……………キュゥ!?キュウ!キュゥ!!」

「あっ、美味しいってことで良いのかな?口にあったみたいでよかったよ」

伊奈野が出してきたのはクッキー。それも、工業化して大量生産(加工)が可能になった例のアレである。今までダンジョンのモンスターと言うこともあり特に餌などはもらってなかったモンスターたちだったが、決して食事ができないというわけではなく口がある一部の生物はそうして出された伊奈野のクッキーを口にするわけで、それはもう大歓喜。

「キュキュゥ!!」

「ブモオオオオォォォォォ!!!!!!!」

「フシュゥゥゥ~~~~~~!!!!!!」

「あっ。ちょっと!?急に走ったら危ないでしょ。あとほこりも舞うし」

あまりのおいしさに走り回ったり叫んだりするものが現れるくらいである。これが、モンスターたちの食事への目覚めだった。

そうして新しくクッキーのファンを作ることもできてかなりモンスターたちの労いもできた伊奈野ではあるが、

「あぁ。そろそろ時間か。戻らないと」

「キュ~」

「フシュゥゥ……………」

「ブモォ……………」

「あははっ。聞いたことないくらい寂しそうな声出してる。やっぱり労いって効果あるんだね」

その効果が予想以上に高く苦笑することとなった。戻ろうとするとモンスターたちが寂しげな様子を見せてきて、衝撃を受ける。やはりたまに労いをするというのは大事なのだと思い知るのだった。

そんな効果が出せたのだから、

《スキル『鞭と鞭と鞭と鞭と飴』を獲得しました》

《スキル『カリスマ1』を獲得しました》

《スキル『お世話1』を獲得しました》

《称号『沼』を獲得しました》

《称号『世話上手』を獲得しました》

スキルや称号も目白押し。

今回は配下の忠誠度や懐き度を上昇させるような能力に偏っているが、あって困るものではない。どのような効果がこれによって生み出されるのかは分からないが、悪い変化でないのは確かだろう。

ただ伊奈野としては、

「あんまり懐かれて『龍落とし』の練習中に手加減されても困るからね。そういうのが発生しないようにはしておかないと」

そんなことを考える。

ここまで喜ばれるならたまに労うのは良いのだが、だとしてもあんまりやりすぎて逆に練習中手を抜かれても困るわけだ。しっかりと本気で襲い掛かってもらわないと、伊奈野もしっかりとした訓練ができないのだから。

伊奈野がモンスターたちに求めるのは、やはりそこの部分が強いのである。

「それじゃあ、また今度から練習よろしくね」

大事な部分なので最後にしっかりと強調して、伊奈野は転移していく。こうして初めての伊奈野のモンスターたちへの労いは終わった。

結果は上々というべきだろうか。

伊奈野も触れ合いが思ったよりも楽しく、なんとなく今まで戦う中では気づかなったような各モンスターたちの特徴や新しい一面を知ることができた。いいことづくめだったと言ってもいいだろう。

「さすがは骸さん。こういう部下とのかかわり方に関してはやっぱりよく知ってるんだね」

国王の兄なのだから王族としてそういう関わり方を知っていたのかと伊奈野は骸さんに改めて尊敬、というほどではないがその力を改めて実感する。

伊奈野もこのままいい気分で勉強できそうだし、みんながハッピーなイベントであった……………1人を除いて。

「………………」

「ん?炎さんどうしました?そんな無言で」

「………………いえ。特に何も」

「いやいや。絶対に何かあるじゃないですか。あまりにも返事に間がありすぎましたし。あと、炎の勢いもいつもよりムラがある感じになってますよ?」

皆がハッピーな中、1人だけふてくされている存在がいた。

それはやはり、炎。自分が一番労う対象に入っていると思っていたのに結局ブラッシングもお礼の言葉も述べられなかった炎である。

勘違いだったということで落ち込む気持ちもあれば、なぜ自分よりあまり活躍していないモンスターたちの方が労われるのかと不満に思う気持ちもある。その心はどんどんと悪い方向へと進んでいっていた。

そんな炎に伊奈野は首を傾げつつ、

「あっ、そうそう炎さん」

「……………何ですか?」

「これ、良かったら使ってください。労うならやっぱり炎さんも、と思ったんですけど、炎さんに何が必要なのかよく分からなくて悩んでたんですよ。丁度さっきまで普段戦ってるモンスターたちを労っている間に探してたら良さそうなものを見つけたので差し上げます」

「っ!?……………ダンマスゥゥゥ。信じてましたよ自分はぁぁぁ!!!!」

「え、えぇ?そ、そうですか?」

伊奈野が自分への労いを忘れていたわけではないと知り、テンションが数分前のようにまたぶちあがった炎。

もうそこには先ほどまでの陰りは一切見えなかった。

伊奈野の心を引き付ける能力は非常に高いようである。

《スキル『マッチポンプ』を獲得しました》

《称号『心を救いし者』を獲得しました》

「で、何をくれるんですか?」

「ああ。これです。働いたら負けTシャツ」

「……………え?何ですかそれ?デザインにいろいろ言いたい部分はありますけど、まず自分が服なんて着たら燃えますよ?」

「いや、そこで悩んでたんですけど、なんとこれだけ耐火性能が凄い高くて燃えないみたいなんですよね。ついでに、魔法耐性と状態異常限定ですけど5%の反射機能もあるみたいです」

「えぇ?無駄に高性能……………」

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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