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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 421

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お久しぶりです(もはや言い訳は不要。ただただ平身低頭謝るのみ

何やらダンジョン攻略が進んでしまいそうだと発覚して伊奈野達はその対応に追われることになる(もちろん勉強時間以外で)。

そうして忙しくしていればあっという間に時間は進んでいくわけで、

『見つけた。魔王が封印されているというのはこの装置であっているか』

「え?……………ああ。そういえば魔王の封印装置探してるんでしたね。忘れてました。その装置であってますよ」

いつの間にか横穴を発見して侵入に成功した骸さんの配下が魔王のコールドスリープされている装置の場所までたどり着いた。

色々あってすっかり当初の計画を忘れていた伊奈野ではあったが、それを見れば自分の記憶と一致するものであることは分かったため頷いて骸さんの推測を肯定する。

ここまでくれば後は解放するだけの簡単なお仕事であるため特に気にすることなどなく解決したも同然。

伊奈野は心置きなくプレイヤーたちへの対応を考えることができる……………なんてはずもなく。

『む?消滅しただと?』

「ん?どうかしました?」

『装置の稼働をさせようとしたのだが配下が消滅してしまったようだ。一体何が起きたのか……………』

解除しようと装置に触れた骸さんの配下が完全に消え去ってしまった。

その装置に触れる様子を見ている他の配下の視点を映像で見ている炎さんもばっちり消える瞬間を目撃しており、

「何も予兆のようなものは見えませんでしたね。どうして急に消滅をしたのか……………」

「なんででしょうね?あれに触って起きるのなんてMP吸収くらいですけど」

『MP吸収……………まさかそれか?だがあまりにも消滅が急だったぞ?余がなにも感じ取ることができなんだ』

「結構吸収速度は速かったんじゃないかなとは思いますけど……………相当な量も吸収されるって言われたような気もしますし」

『うぅむ。となると、もう少し監視体制を調えてから検証したほうがいいもしれぬか。危険ではあるが目のいい者達を送り込むとしよう』

骸さん達はあり得ないと考えているようだが、伊奈野の知っている中では要因となるものなんてMP吸収くらいである。

司書さん辺りから言われたようなそうでもないようなといった程度の記憶だが、伊奈野の送り込んだMPの量は異常。それこそ解放は1人でやるものではないという話であったはず。

そういった要素を考えれば骸さんの配下が消滅したというのはおかしくはない話だ。

多少は伊奈野も気づいている要素である非常に高いMPやHPの回復力。伊奈野が持つそれは骸さんの配下の下っ端たちとは比べ物にならない。

そんな伊奈野でさえはっきりと分かるくらいMPが減っていることが分かりもしかしたら底をつくかもしれないと(実際はそうならなくても)思ったくらいなのだから、骸さんの配下のMPが一瞬で絞り取られて存在まで奪われてしまっても決しておかしくはない。

『……………うぅむ。本当のようだな』

「えっ!?本当なんですか!?いくら格安で出せるモンスターを使ったとはいえ骸様の配下なんですから多少はMPも補強されてるわけですし、それが一瞬で吸い取られるってことは……………もしかしなくても結構なレベルまで皆触っただけで消滅するんじゃないですか!?自分ももしかしたら消滅してしまう可能性すら」

「そこまでじゃないんじゃないですか?私は大丈夫でしたし」

「ダンマスが大丈夫なのは何一つとして安心できる材料にはならないんですけど!?ダンマスと自分たちを一緒にしないでもらえますか」

試していくと骸さんの配下が消滅した理由は伊奈野の予想通りMPが吸収されたからだということが分かってしまった。

物理的な肉体を持たずMPを失ってしまえば消えてしまうタイプのモンスターである炎さんはかなりの恐怖を覚えているようで、伊奈野の慰めが全く通用していない。

ただ伊奈野の予想ではそれで消滅する危険性があるのは骸さんも同じだろうという風には思うのだが炎さんと違って骸さんは全く怖がる様子は見せておらず、

『これは下手に配下を消費するよりは厄介なものに溜まっているエネルギーを吸収させることに使った方がいいな』

「溜まっているエネルギー、ですか?厄介な物って言われてもそんなに大きな問題がある代物なんて記憶にないですけど」

『ダンジョンには使わぬだろうから炎に見せておらぬものがいくつかある。もちろんダンジョンマスターにもな。そういったものの中には厄介さを生み出す要因がそれにたまった膨大な魔力であるものもあるから、そういったものの解決に今回のことは使えるという風にとらえればいいだろう』

「は、はぁ。そうですか。まあ骸様なら自分たちの知らないものを大量に持っていてもおかしくはないと思いますけど」

その特性は有効に活用できるとまで言いそうな様子を見せていた。

あまり変なものを使って事故が起きないかなど心配事はあるのだが、骸さんの何一つとして心配していないような表情を見るとその不安も薄れていく。

……………ただ不安がなくなるのとその不安が的中しないのは別の話であり、

『む。起動してしまったな』

「え?骸様!?何ですか、あれ!?」

「う、うわぁ。大きいですね。見た目も禍々しいですし」

突如としてモニターに巨大な影が映り込んだ。

慌てて確認すれば、なんと街の中に巨大な甲冑を身につけた存在が出現していたのだ。

骸さんの反応から考えれば間違いなくそれが骸さんの行なった何かによって現れたものだというのは分かり、

『今回魔力を吸収させようと思って運ばせていたアイテムの効果だ。あの巨大な甲冑の中にアイテムの使用者を取り込み内部の魔力が尽きるまで暴れまわるという非常に厄介な性質を持っておる』

「……………それはかなり問題なのでは?最悪街が壊滅しかねませんよ?」

「火事の中でさらに怪物が暴れまわるって、それはもう人手が足りるはずないですよね」

伊奈野と炎さんのジト目、というかこの先どうすればいいんだという純粋に先が見通せない状況を引き起こしたことに対する非難の視線が骸さんへと突き刺さる。

しかし当の骸さんはそんな視線を露も気にせず、

『ふむ。これで今回の火災の犯行にはあれが関わっていると思わせることができたな。予定とは違うが悪くなかったかもしれぬ』

「そのために街をつぶしてどうするんですか。あまりにも被害が大きすぎません?」

『正義に犠牲は付き物よ……………ついでにあれが目立ってくれたおかげで他の物品はある程度派手に運んでしまっても見つからぬだろうし一石二鳥か?』

「どちらかと言えば損の方が大きい気がしますけど気のせいですか?このままああやって明確な敵を出したままにしちゃうと結局住民とプレイヤーの結びつきが強くなってダンジョン攻略が加速することになるかもしれないんですよ!」

「あっ、確かに。それもそうですね。今回に関しては自分もダンマス側につかせてもらいますよ。その辺どうなんですか骸様」

『……………今日もいい天気であるな』

「「ごまかし方下手すぎません!?」」

なおこの後骸さんの目論見通り(?)骸さんの配下が大量にアイテムを穴の中へと送り込んでいったのだが一切見つかることはなかった。

いつの間にかリアクション機能とか増えてて草

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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