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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 477

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突然やって来たかと思えばすぐに帰って行った(土下)座天使さん。一体何を考えてそんな行動に出たのかはさっぱり分からないが、伊奈野は困惑しながらも今度こそログアウトを行なっていく。

そのまま休憩に入って食事をしたり体を動かしたりとしていると、

「ふわぁ~。おはようございますわ。お嬢様」

「ああ。おはよう瑠季ちゃん。今起きたの?」

「そうなのですわ。とはいっても、仮眠をとった程度ではあったのですけど…………その間にゲームの状況がかなり変わっていて私困惑しておりますわ」

使用人の瑠季が起きたばかりという様子でやって来た。

話を聞いてみればゲームのイベントのために仮眠をとっていたらしく、この後イベントへと参加する予定だとのこと。

ただ、瑠季はそのイベントの状況にいろいろと不満があるようで、

「賢者の師匠が暴れ過ぎなのですわ。イベントでもイベント外でも活躍していますし、準英雄のお披露目という要素がもうみんなから忘れられていますの。当然、準英雄のパートナーもそれのせいで目立てませんわ。せっかく私が目立つチャンスだったというのに」

「アハハッ。大変なんだね…………イベントとは関係ないんだけど、私も変な人に話しかけちゃってさぁ」

「変な人?どんな人でしたの?プレイヤーネームなど教えてもらえましたら今すぐぶっ飛ばしに行きますわよ?」

「いや。それはさすがに大丈夫だよ。その人は聖女?とかいう人のファンみたいなんだけど…………」

瑠季の愚痴に伊奈野も今日のゲームで起きた出来事で返す。

最初はその伊奈野が話かけてしまった人を成敗するなんていう気概を見せていた瑠季だったのだが、話しを聞いているとだんだんと表情が変化してきて、

「それってもしかしなくても、狂信者ですわよね?」

「狂信者?あの人有名な人なの?」

どうやら瑠季の知っている人物であることが発覚した。

そうして誰なのか分かれば瑠季は伊奈野へと狂信者についての説明を始めて、

「ああ。聖女っていう英雄のパートナーなんだ。トッププレイヤーだったんだね」

「そうなのですわ。ただ、性格面などを考えますと私たちがいつでも手を取り合えるような相手でもないんですわよねぇ。基本聖女が絡まないと攻略などにも参加しないことが多いですし。賢者の師匠よりはマシですが、あれはあれで別の面倒くささがありますわ」

「ほへぇ。やっぱり、変わった人も多いんだね」

伊奈野も何となく人柄を理解した。印象通りの人物ではあるようだが、それ以上にトッププレイヤーの1人であったことも驚く要素であった。

このゲームの上にいる人々は変な人ばかりなのかもしれないと伊奈野は考え始める。

こうして瑠季に教えてもらったので、お返しというわけではないが今度は伊奈野がヤベェ人こと狂信者にもらったグッズなどの話をして、

「『遠隔献金』?」

「そう。遠隔献金。あれ、私にも献金しろって言いたいんだよね。きっと」

「また随分と代わったスキルを…………布教するにしてもそのスキルを渡すのはちょっと段階を超えすぎておりませんこと?というか、そこまでの量のグッズ詰め合わせを渡すことが熱量の差とか感じさせて相手の心を折ってしまうとは思いますけど」

「私もそう思う。布教という風に見せかけて、ただ同担拒否で敵を減らそうとしてるみたいなムーブだよね」

ドン引きした様子の瑠季。

今までも色々とやらかしてきているようだが、布教活動という名目のもとでの行動であってもやらかすということは想像していなかったらしい。

大抵の場合、流石に好きな物や事の話をするときくらいは相手を排除しようとはならないはずなのだから。

「お嬢様。どうか安心してくださいまし。トッププレイヤーはそんなのもいますけど、一般の方々にそこまでひどい方はいらっしゃいませんから」

「ああ。大丈夫。別に他のプレイヤーの人達と関わる気はないし」

「…………お嬢様。それはそれで問題でしてよ」

ヤベェ人の話をした後も適当に中身のあまりない雑談を2人は続けるわけだが、だんだんと瑠季はイベントの事を考え始める。

やはり、瑠季の認識ではこのイベントというのは大事なものであるようで、話題の方もそれ関連のものが増えてきだして、

「私の大技を叩き込む予定だったのですけど、それがかみ合うかどうかが不安なのですわよねぇ」

「確かに、予定よりも他のプレイヤーの参加率が高いってなると邪魔になる可能性は十分考えられるよね。でも、瑠季ちゃんの大技よりもその人数差で攻撃したほうが火力としては高いとかいうわけではないの?効果で言えばそっちの方が高いとかなら、問題だとは思わないんだけど。もちろん、瑠季ちゃんが目立てなくなるっていうのはあるかもしれないけどさ」

「そこなんですけど、おそらく私が1人で大技を撃った方が火力は出るんですわよねぇ。一般のプレイヤーが束になったくらいで負けるような鍛え方はしておりませんの」

「へ、へぇ。凄いね」

瑠季の悩みがいくつか出てくる。

その中でも特に大きいのが、参加プレイヤーが邪魔になって瑠季の使いたい技を叩き込めないのではないかという懸念。

何故かはよく分からないが一部で邪神を押し返そうという流れが出来上がって、予定よりも参加しているプレイヤーの数が増加してしまっているようなのだ。それが邪魔になって瑠季の技が効果的に使えないのではないかと考えているのである。

伊奈野としては本当に瑠季の攻撃が大勢のプレイヤーの集団攻撃よりも強いのか甚だ疑問なのだが、それを口にすることはない。一応友人の言葉ということで素直に受け止めて、本当にそうだった場合にできる対策を考え始めた。

「呼びかけて一部の数を薄くしてもらうとかは難しいの?」

「難しいですわね。ある程度避けて下さる方もいるとは思いますが、戦っている最中に大きく移動しなければならないという指示はあまり聞きたくないものですわ。その最中、敵への攻撃ができなくなって効率が悪いようにも思えますし。特に前衛職の方々は他のところに行ってしまうと働けない可能性だって出てきてしまいますから」

「そっか。さすがに難しいんだね」

すぐに解決策など思いつくはずもなく、伊奈野と瑠季は首をひねって唸るばかり。

そのまま時間だけが過ぎていき、伊奈野も勉強にる時間となり、そして瑠季はイベントへの参加時間となってしまい2人で心配しながらゲームへとログインすることになった。

だが結局、

「やりましたわ!やってやりましたわ!私、大☆活☆躍!ですの!」

「お~。おめでとう。人が多いのはどうにかなったの?」

「どうにかなりましたわ!邪神がだいたい補充分と同じくらいの人数をキルしてくれましたの~。しかもそのおかげで邪神の隙が大きくなってましたから、私の大技が見事に刺さったというわけですわ!」

「ほへぇ~。凄いね。おめでとう」

瑠季は想定以上に効果的に攻撃ができて、活躍することができたと喜んでいた。

邪神がとりあえずどこかの攻撃の勢いを弱めなければならないと考えた結果たまたま瑠季のいた場所での攻撃が激しくなったらしく、プレイヤーがキルされて人数は減少。しかも邪神も焦っていたのだからそこをついて瑠季が大技を放ち大ダメージを与えることに成功した、というわけである。

要するに大活躍だったわけだ。

「これで今回のイベント、私がMVP間違いなしですわ~!オ~ホホオッホッ!!!!」

「すごいね。賢者の師匠?とかいう人も超えられたんだ」

「…………お嬢様~。現実を突きつけるのはやめてくださいまし~」

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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