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A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life – Chapter 357

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「ようこ……そ?

いつの間に……」

お久しぶりのナックス神官が出迎えてくれたと思ったら、どうしてかしら?

私のお腹をしげしげ見つめつつ、何故か頬をヒクヒクさせながら、口を開く。

かと思えば私が言葉を発するより先に、全学年主任こと、レジルス第1王子が1歩前に出た。

「誰の子供でもない。

そもそも公女は妊娠もしていない。

下手な勘違いは止めてもらおう」

ナックス神官が最後まで言い終わらない内に、食い気味で言葉を遮ってしまったわ。

どうしたのかしらね?

場所は教会の中では恐らくランクの高い客室よ。

この週明けにお兄様も含めて打ち合わせた通り、今、私達3人は教会を訪れている。

今は眠っているのだけれど、実は私のお腹……卵に、かしら?

そこに乗り上げるようにして、鎮座しているのは、赤い天使こと、ディア。

私と一緒に、魔力を卵に流していて、最近は頭よりも、よくここでこうしている。

もちろん姿は他の人には見えない。

場所が場所だから、私もしっかりディアの目眩ましに手を加えているもの。

今日は王子にも、気づかれていないみたい。

そして私の後ろには、人見知りを拗らせているリンダ嬢。

ちなみにミランダリンダ嬢だと少し長いからと、愛称で呼ぶ事になったの。

でも私の呼び名は、ラビアンジェ公女のまま。

四公の家柄だから畏れ多いと、ラビ呼びは断固拒否されてしまったわ。

ちょっと寂しいけれど、四公の公女の立場は本来ならそれくらい厳格だから、伯爵令嬢には荷が重かったのね。

昨日の夜、教会へ赴く時間の都合もあって彼女は約1週間ぶりに、ロブール邸のゲストルームに泊まってもらった。

パジャマパーティーはまた後日する予定よ。

昨晩は彼女が持参した私小説を読ませてもらう代わりに、私が今週書き上げたばかりのBとLな小説の短編風プロットを、別々の部屋で読む事にしていたから。

彼女、まだBとLなお話は初心者さんだから、ちょっと解説も含めた地の文を増量。

読みやすかったのか、今朝はその話をたくさんしてくれたの。

私の方は夕食後にログハウスに戻って、彼女の小説を、ここ数週間の日課であるお腹に向かって読み聞かせ。

そうしていつも通り、同居中のキャスちゃんとディアが、寝静まるのをじっくり待った。

そしてタイミングを見て、魔法で防音と紙に幻覚を施して、作業開始。

まだ途中だったBとLな本格的R18版小説を書きつつ、子守唄代わりにお腹に読み聞かせる。

ちなみにタイトルは【夜王〜追い堕とす金の鷹】。

無事にラストのシーンまで書き上げてから、聖獣ちゃん達に気づかれる事なく、亜空間収納に片づけたわ。

そして今朝、ロブール邸に迎えに来てくれた全学年主任こと、レジルス第1王子が馬車で迎えに来て、お兄様に見送られながら、教会へ。

馬車の中では、リンダ嬢と小説のオタトークで盛り上がれたし、昨日の夜は各自で読書の時間に充てて、正解。

王子はもちろん終始無言。

恋愛小説なんて読まないでしょうから、入りたくても入れない話題だったのでしょうね。

時折リンダ嬢が王子をチラ見をしては、ビクッとしていたのだけれど、あれはもしや……恋愛小説に良くある、王子様に恋に落ちるご令嬢の、リアル再現?!

なんて思って観察しているだけでも、お婆ちゃんのミーハーゲージは満たされて、滾りっ放し。

教会までの道のりが、短く感じたのは秘密よ。

そして下級神官の案内で通された部屋で、上級神官であるナックス神官にご対面、というわけ。

「左様ですのよ。

今は大事な時期ですの。

きっと可愛らしい子が生まれましてよ」

王子の当たり前の説明に、補足をしつつ、ディアが落ちないように支えつつ、お腹を擦る。

中身は人でないのだけは、確か。

初めはワンコ君が火山の火口から、バンジーで簡単に引き上げられるくらい、余裕の片手サイズだったのに、今やこんなにも大きくなった。

毎日読み聞かせしつつ、しっかり魔力を注いできたから、大きくなるのも早かったわ。

前世の知識を総動員して、腰のサポーター機能を持った、妊婦用腹巻きで固定しているの。

最近は時々胎動ならぬ、卵動も感じるようになったからか、前世の妊婦時代の記憶と相まって、愛おしくて仕方ない。

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

Notorious No More: The Villainess Enjoys Feigning Incompetence, 稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ
Score 5.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: , Released: 2022 Native Language: Japanese
Once upon a time, there was a princess notorious for being the epitome of incompetence and evil. Driven mad by jealousy after her fiancé was stolen from her, the princess attempted to summon a demon, using the lady who stole him as a sacrifice. However, at that moment, the crown prince, who was her half-brother, rose up and defeated both the demon and the princess. “Hehe, truth is stranger than fiction.” —But that’s fine. As the princess, I was truly healed in another lifetime. Yet, being reborn in the same world and becoming a duke’s daughter, she found herself once again scorned as an incompetent and useless figure. Nevertheless, the duke’s daughter, Labianje Robur, continues to wear a graceful smile and lets the ridicule slide off her like water off a duck’s back. “Because being deemed incompetent and useless has its perks, doesn’t it?”

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