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A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life – Chapter 698

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「公女、調教、んんっ、浄化は終わりましたわ」

「そのようね。

新婦と新郎の共同作業に、次の作品への意欲が暴走中よ」

「楽しみにしてますわ」

言いながら元王子に近づいてしゃがみ、間近で観察する。

悪魔の兆候は出ていない。

むしろジャビの気配は希薄。

先ほどの浄化で、封緘魔法もしっかり強化されている。

亜空間収納からブローチを取り出す。

ミルティアさんにも手伝ってもらった、あのブローチだ。

「驚かないでちょうだいね」

私はブローチを握り、元王子の背中の魔方陣に、その手を置く。

封緘魔法とブローチに籠めた魔力。

それぞれの親和性を高めながら、融合させる。

すると私の手が魔方陣にめり込むように入っていく。

前世の漫画でたまに見た、腕で串刺しにしているかのような光景だ。

バルリーガ嬢が驚いていないかと、チラ見する。

うっとりした目で、背中を見つめているわ?

新たな閃きを得ているのかしら?

結婚生活が長くなると、夫婦によってはマンネリ化すると聞いた事がある。

色々試して、いつまでも新鮮な関係でいられるなら、何よりよ。

視線を戻し、元王子の体内で逃げるジャビの気配を捕らえる。

『くそ!

俺は悪魔だ!

快楽の主導権は、俺が握る!

【お仕置き】に身を震わせるのは、お前であるべきだ!』

まあまあ?

裏を返すなら、ジャビはバルリーガ嬢の調教、んんっ、お仕置きにとっても悦んでいると?

『満足いただけて、何よりよ。

ああ、逃げないで?

スペシャルゲストによる、あなたの為だけのスペシャルな【お仕置き】を用意したの。

あなたも元王子の皮越しに悦を感じるのではなく、直接的に悦を感じたいのでは?』

『な、に……俺、だけ……ゴクリ。

ハッ、違う!

そんなものは要らん!

ここから出せ!』

『あらあら、期待していただけたようね。

ほら、早く場所を移しましょう。

【お仕置き】が待っているわ。

そう、そうよ。

私の搦め手ならぬ、搦め魔力に搦まれるのよ』

『ち、違う!

俺はお前に搦まれて、為す術なく搦まれて、何かに吸いこまれているだけだ!』

『悪魔だけに、天の邪鬼さんね。

思春期にしては、長すぎるもの』

『悪魔に妙な性質を付け足すな!』

『ほらほら、新婚さんの邪魔をするのも、野暮ってやつよ。

それとも悪魔なだけに、のぞき魔が本性なのかしら』

『悪魔に変態的性質を付け足すな!』

『変態さん、いらっしゃ~い!』

『なんだ、そのイントネーションは!?』

『わかる人だけがわかる、前世の私が住む地域で放送される某番組の、始まりの言葉を改編しただけよ。

さあさ、いらっしゃ~い』

ジャビの魂が宿った魔力に干渉した事で、念話による会話が成立した。

ジャビは念話で嫌々と言っているが、本気の抵抗もない。

『くっ、いっそ殺せ~!』

まあまあ、定番のクッコロというやつね!

ジャビもやる奴だったとは!

『殺されたら、【お仕置き】されないわよ?』

『そんなっ。

いや、違う、そうじゃない!』

『またまたぁ~』

『いいから、聞け……』

ジャビの最後の言葉は尻すぼみしながら、ブローチへと押しこんだ。

「悪魔なのだから、快楽に溺れるのも致し方ないんじゃないかしら」

今度は声に出しつつ、ゆっくり手を引き抜く。

元王子にかけた封緘魔法を解除し、立ち上がる。

「これでもう、悪魔は体内からいなくなったわ」

「左様ですのね……ありがとうございます、公女」

バルリーガ嬢を見やれば、何だか残念そう?

「その……鞭はともかく、もう蝋がなくて……」

なるほど。

確かに今後、元王子に浄化用魔法具グッズを使う必要はない。

「これは普通のSとMなる魔法具ですの。

こちらは新婚祝いにお渡ししましてよ」

「ああ、公女!

公女は私達夫婦の救世主ですわ!」

亜空間収納からプレゼントを出して、渡す。

中身はもちろん、バルリーガ嬢が喜ぶR18系魔法具グッズ。

何故、魔法具なのか。

単純に、蝋の事後処理が面倒くさい問題を解決する為だ。

今度の蝋は、最後に水になった後、同封したシールを底に貼った容器に移動する。

ちなみにシールは数回で駄目になる。

濡れるからだ。

「出版社にR18部門が新設されましたの。

バルリーガ嬢が読まれた小説の他、大奥乱舞シリーズも発売されますわ。

初版限定、個数限定で、大人向けノベリティが配られる予定ですの。

読者の反応次第とは言いつつも、シリーズと提携した、大人向けのショップがほぼほぼ立ち上げられる事が決定していると聞き及んでいましてよ。

今後は無料とはいきませんけれど、新婚生活に新鮮さをお求めでしたら……」

「もちろん、買い求めましてよ!

貴重かつ、夢のような情報ですわ!

ありがとうございます、公女、いえ、虎和様!」

今度こそ、満面の笑顔になるバルリーガ嬢。

これまでの作品は、トワ。

R18作品には【虎和】と作者名を振ってある。

もちろんここは前世の漢字は、存在しない世界。

ロゴとして扱われる予定だ。

「それでは、これからもうひと仕事あるので、失礼するわ」

「お気をつけて!」

互いに手を振り合って、私は転移した。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

先週は更新できずに申し訳ないm(_ _)m

いつもは何かしらアナウンスするんですが、本作とは関係のない、現在進行中の出版製作に、ミハイルのモヤモヤ決着をどうするか考えていたら、1週間経ってましたΣ(・ω・ノ)ノ

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

Notorious No More: The Villainess Enjoys Feigning Incompetence, 稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ
Score 5.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: , Released: 2022 Native Language: Japanese
Once upon a time, there was a princess notorious for being the epitome of incompetence and evil. Driven mad by jealousy after her fiancé was stolen from her, the princess attempted to summon a demon, using the lady who stole him as a sacrifice. However, at that moment, the crown prince, who was her half-brother, rose up and defeated both the demon and the princess. “Hehe, truth is stranger than fiction.” —But that’s fine. As the princess, I was truly healed in another lifetime. Yet, being reborn in the same world and becoming a duke’s daughter, she found herself once again scorned as an incompetent and useless figure. Nevertheless, the duke’s daughter, Labianje Robur, continues to wear a graceful smile and lets the ridicule slide off her like water off a duck’s back. “Because being deemed incompetent and useless has its perks, doesn’t it?”

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