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Nope, It’s Called Item Synthesis! – Chapter 167

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「「「「ごっはっん! ごっはっん!」」」」

朝からネッコ族の村は大騒ぎだった。

「はいはーい! 今作ってるからおとなしく待っててねー!」

理由は勿論ご飯だ。

昨夜の宴会で私の料理を気に入ったネッコ族達は、朝から私に料理を作ってほしいと強請って来た。

いや夕べめっちゃ料理を作りまくって腕痛いんですけどね。

とはいえ村に泊めて貰った手前、断るのも色々とよろしくない。

という訳で仕方なく朝から何十人分ものご飯を作っていたのだった。

「カコ~、こっちのスープの中身良い感じよ~」

「あっ、もう火から下ろしておいて」

「おっけ~」

ここで意外にも役立ったのはミズダ子だった。

彼女は水の大精霊なだけあって、煮込んでいたいくつものスープ鍋を魔法でかき混ぜてくれていたのだ。

しかも液体であるスープを通して、煮込んでいる具材の柔らかさも確認できるという便利っぷり。

もしかしたら水の精霊ってスープ料理のお手伝いに最適なのではないだろうか?

「こっちもおっけー! 皆出来たよー!」

「「「「おおーっ!!」」」」

「お前ら焦り過ぎにゃ。カコが怪我するのニャ」

食欲のままに殺到するネッコ族達をニャットがちぎっては投げちぎっては投げ、並ばせ、私がスープとお肉を全員に配ってゆき、ようやく朝ご飯を食べる事が出来た。

「ん~! やっぱりカコのご飯は力の入り具合が違うわぁ~!」

精霊にだけ分かる食材が秘めた何かにミズダ子が心底美味しそうに唸る。

まぁそこまで喜ばれたら悪い気はしないんだけどね。

ともあれ、その食材の合成の時にもミズダ子は役に立ってくれた。

合成をする時って光って目立つから、ネッコ族達には料理を作ってる間は向こうで待っててくれって言っても、待ちきれなくてじーっとこっちを見てきたんだよね。

それをミズダ子が水のヴェールを周囲に作り出すことで、私のスキル発動を隠してくれたのだ。

「うーん、思った以上に便利だねぇ」

これなら今後人前でスキルを使わざるを得ない時にはミズダ子の力を借りれば安全にスキルを使えるかもだ。

それだけじゃない。調理の際にも血抜きや内臓取りに切り分けとミズダ子の水捌きは多岐にわたっていた。

ううむ、正直契約して正解だったかもしれない。

「ふー、ご馳走様」

ご飯を食べ終わったらまったりタイムだ。

「ほーらぐるぐる~」

私の傍らでは、宙に浮いた大きな水の玉をグルグルと回すミズダ子の姿。

彼女が回す水の玉の中には、いくつもの食器が浮かんでいた。

「はい綺麗になったわよ」

「ありがと」

そう、彼女は水の玉に食器を入れる事で、人間食器洗い機ならぬ精霊食器洗い機となっていたのである。

うん、水の大精霊便利過ぎんか?

食器洗いの手間が無いって控えめに言ってサイコーです。

「さーて、それじゃあ狩りに行くのニャー」

「「「「おー!」」」」

そしてニャットとネッコ族達は、食後の腹ごなしにと狩りに行くのだとか。

「美味い肉狩ってくるから待ってるのニャー!」

「期待してるのニャー肉神の巫女様!」

肉神の巫女やめい。

というか君らの方が期待してるんじゃないですかね?

ネッコ族の男衆が狩りに行くと、村はすっかり静かに……

「ニャーニャー」

「遊んでニャー」

いや全然静かになりませんでした。

ネッコ族の子供達が群がって来たよ。

「ニャーニャー」

「ニャー」

「おおう、モッフモフ」

子供と言っても人間サイズの猫の子供だ。子供でも大型犬くらいの大きさは軽くある。

で、そんな子猫達に囲まれたら、当然私なんて簡単に毛の中に埋まってしまう訳ですよ。

「うもも、沈むぅ~」

「帰ったニャー!」

子猫達にもみくちゃにされて一日を過ごしていたら、ニャット達が帰ってきた。

「お帰りニャット。首尾はどうだった?」

「大猟だったのニャ」

そういってドサリと大きな魔物を地面に置くニャット。

「「「「大猟ニャー!」」」」

更にネッコ族達も大量の魔物を山積みにしてゆく。

「美味い肉を狩ってきたのニャ!」

「こいつは狩るのが凄く面倒だけど肉は美味いのニャ!」

と、ネッコ族達は自分達が狩った魔物を自慢してくる。

ってめっちゃ多っ!! マジで山になってるじゃん!

「どれも人族の間じゃレアな素材として扱われている魔物ニャ。肉だけじゃニャく骨や内臓、魔石も金になるのニャ」

「おおー、そんなのをこんなに狩れるなんて、ネッコ族ってもしかしてお金持ち?」

凄いな、山になる程レア素材が狩れるとか、ネッコ族って種族レベルで高位冒険者並みって事!?

メイテナお義姉様達よりも強いのかな?

「肉以外はカコにくれるそうニャ」

「ええ!? 良いの!?」

マジで!? 貴重な素材なんでしょ!?

「ニャー達にとって重要なのは肉ニャ。金も美味いもんを買う為の物でしかないのニャ。だから美味い肉を食わせてくれるカコに飯代代わりにくれたのニャ」

マジかー、ネッコ族めっちゃ気前良すぎない?

「なんかネッコ族が悪い人達に利用されないか心配になって来た」

これだけ強いのにお金に頓着しないとか、悪い連中が群がってくる未来しか見えない。

「ニャフフ、心配はいらんニャ。ニャー達は人の悪意を嗅ぎ取ることが出来るのニャ。碌でもニャーヤツは蹴っ飛ばして追い返してやるのニャ」

待って待って、なんか突然新情報が出てきたんですけど。

ネッコ族そんな事出来たん?

「という訳で、さっさと飯を作るのニャー!」

「「「「ごっはっん! ごっはっん!」」」」

アカン、ご飯に目が眩み過ぎて話どころじゃなくなってるわ、このネッコ達。

なお、彼等が狩ってきた魔物肉は本当に美味しかったです。

余りに美味過ぎて思わずここに定住しそうになっちゃったよ。

まぁ危険だから止めたけどね!

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis!

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis!

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis! ~I Keep Creating Extraordinary Items From T*ash Piles Using Item Synthesis Ability!~, Renkinjutsu? Iie, Item Gousei Desu! ~Gousei Skill de Gomi no Yama kara Chou Item wo Mugen Rensei!~, 錬金術? いいえ、アイテム合成です!~合成スキルでゴミの山から超アイテムを無限錬成!~
Score 6.6
Status: Ongoing Type: Author: , Artist: , Released: 2023 Native Language: Japanese
Kako Mayama is a girl who likes playing fantasy games, especially alchemy-themed games because she likes to craft items in games. One day, she died after saving an animal that was actually the pet of a goddess from another world. The goddess gave Kako a chance to be reincarnated in another world in return for saving her pet. She would also give her the ability of her choice from a list if she accepted her offer. Without hesitation, Kako accepted the offer and chose Alchemy ability from the listー No. To be exact, she wanted the Alchemy ability from the list, but because of some kind of careless mistake, she got Synthesis ability instead. Kako was disappointed at first but then she realized the greatness of her ability. Synthesis ability is kind of similar to Alchemy ability, but they have differences. To make an item using Alchemy, you need to collect the required materials first, but to use Synthesis ability you only need multiple items to be combined together into a higher grade item. When Kako realized the usefulness of her ability, she started to combine cheap items to create high-quality items and achieve a successful life. After a while, she became completely addicted to her game-like ability. She kept creating extraordinary items one after another and making a sensation around the world.

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