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A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life – Chapter 143

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「私の勝ちね」

未だにビクビクしているナマズに勝利宣言してから、釣り竿の糸を手繰り寄せる。

「よいしょっ」

身体強化したままナマズの口を掴んで一気に引き上げて、疑似餌を外すわ。

水の中で外すとナマズの口から体内に取り込まれたラビ印の鱗粉が水中に流れかねないもの。

といってもこの鱗粉は光と痺れ効果しかないの。

ビチビチビチッ!

あ、痺れ効果が切れちゃった。

この巨体にはこの手の平サイズの疑似餌にまぶした鱗粉ではこんなものよね。

実際鱗粉が水に流れてもここは川だし、そこまで長く効果は続かないはずだけれど。

仮に身に麻痺毒が残っていても熱に弱い毒だから、ちゃんと加熱処理すれば食べても問題ないわ。

パチンと指を鳴らしてナマズの頭にピンポイントに雷の魔法を落として気絶させる。

ナマズ型魔獣には肝に毒を持つ種もあるし、何より内臓に傷をつけると身が臭くなるの。

ここからは水属性の魔法で絶えず水をかけながら水刃でサッと切り身にしちゃうわ。

後はそれ用に調合した塩分多めのハーブスパイスとお酒に切り身をしばらく浸して放置すれば、泥抜きはしなくても大丈夫よ。

その為にナマズの釣りスポットを沼じゃなく川にしたんだもの。

でも念の為に切り身を空中に浮かせたまま、クンクンしておきましょう。

うん、大丈夫ね。

あちらの世界でも10匹釣ると1匹は身の臭みが強すぎるのがいたの。

ふふふ、前世で旦那さんとナマズを釣って土用丑の日に蒲焼きにして食べた事もあるのよ。

子供達全員が結婚して巣立った初めての土用丑の日記念にね。

事前に捌き方から泥抜きまで調べて。

旦那さんとの懐かしくも愛しい記憶よ。

普通に美味しいし、タダだし、時々やってるうちに泥抜きいらないんじゃね、て旦那さんが。

調べてみて、色々試してみたら今の私の方法にたどり着いたわ。

何度か今世のこの世界でも試して通じた方法よ。

世界が違うし魔獣なのに通じるとか、面白い共通点よね。

「さてさて」

ナマズの切り身も完了したところで、念の為に索敵魔法を展開して人がいないか確かめる。

ふむふむ、彼はあまり移動していないみたい。

どうやら結界魔法で自分を囲っているようね。

休憩しているのかしら?

それなら、とやや上空に亜空間収納の出入り口を作ってかなり大きな箱をドサッと落とす。

そこに魔法で水を満たして、バシャバシャ、ドボドボとお酒やスパイスを亜空間から大量投入。

最後に空中の切り身を更に横半分にしてドボンと箱に放りこむわ。

良かった。

箱のサイズもぴったりね。

そうして再び釣りを再開よ。

何せ本来のラグちゃんの体に合った鰻重を作りたいのだもの。

抱き枕サイズにもなってもらえるけれど、今回はお・も・て・な・し。

前世日本人のおもてなしの心で私の胃袋の分別を見せつけなくっちゃ!

なになに、魔法を使えば早いだろう?

確かに魔法で捕獲すれば一瞬ね。

でもせっかくならキャンプは楽しみたいじゃない?

ソロキャンプも好きだもの。

なんて言ってる間にまた1匹。

今度は次の釣りと同時進行で処理して時短よ。

そうして全部で5匹釣りあげて処理したわ。

もちろん合間にギザギザの歯がついた魚や鯉っぽいのも釣ったけど、そういうのは川へ返しておいたの。

必要のない乱獲は駄目。

脳内モザイク処理にかけてまとめておいたナマズの廃棄部分は、大小の魔石だけ抜き取って魔法で一気に灰にする。

「次は蒲焼きよ」

またまた亜空間から大きな石を円形に、中に炭を、その上に被せるように大きな網を落として即席バーベキュー台を作る。

着火して風を起こして炭に火が着いたら先に漬けこんだ切り身から乗せて焼いていくわ。

その間に少し多めに飯ごう炊飯や葉っぱ皿も作っちゃう。

魔法をコントロールしながら大きな刷毛で自家製のタレを塗っては焼き、ひっくり返してまた塗っては焼きを繰り返して、完成した物から亜空間に収納していく。

最後の1枚はいくらかを人間サイズに切り分けて、葉っぱ皿に取っておくわ。

「ふふふ、完成よ」

すぐに道具を魔法でパパッと洗浄して亜空間収納に押しこんで数秒で証拠隠滅。

だってほら。

「ここにいたのか」

蒲焼きの匂いで誰かさんを釣っちゃったのだもの。

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

Notorious No More: The Villainess Enjoys Feigning Incompetence, 稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ
Score 5.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: , Released: 2022 Native Language: Japanese
Once upon a time, there was a princess notorious for being the epitome of incompetence and evil. Driven mad by jealousy after her fiancé was stolen from her, the princess attempted to summon a demon, using the lady who stole him as a sacrifice. However, at that moment, the crown prince, who was her half-brother, rose up and defeated both the demon and the princess. “Hehe, truth is stranger than fiction.” —But that’s fine. As the princess, I was truly healed in another lifetime. Yet, being reborn in the same world and becoming a duke’s daughter, she found herself once again scorned as an incompetent and useless figure. Nevertheless, the duke’s daughter, Labianje Robur, continues to wear a graceful smile and lets the ridicule slide off her like water off a duck’s back. “Because being deemed incompetent and useless has its perks, doesn’t it?”

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