Switch Mode
Now you can use the translation tool for free for the first 200 chapters of each novel.

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life – Chapter 327

Free translation limit for this category has been reached for older posts. Please login or register to translate this post.
Balance: 0 coin

Click here to buy coins


「相変わらずのようだな、ロブール公爵夫人」

「……で、殿下が何故……」

お母様の背後には急勾配な坂道。

ここからだとまるで転移魔法でも使ったのかと思う出現に、そこと向こうの女子2人は目を白黒させているわ。

それにしてもレジルス第1王子は、なんだかとっても不機嫌そうね?

凍える声音で顔を顰めていても、キリッと綺麗なお顔で素敵。

後ろを振り返ったお母様は、呆然とした様子で呟きながら、後退り。

「あなたは…そんなにまでしてラビアンジェを……」

「……ミハイル!」

お兄様は何だかほの暗いお顔。

どうしたの?

でもこれって何だか……そう、リアルなヤンデレっぽい!

次の小説にヤンデレモードを搭載しろと、何かが囁く!

そして歪んだお顔でグワッと叫ぶお母様……いいえ、女城主に抜擢よ!

次は西洋の捕虜となって女城主の作り出す監獄に囲われた男が、色々な意味での快楽も、苦難も受け入れて夜王と呼ばれるまでの……。

「ファルタン伯爵令嬢が何故ここにいるのか、それも含めて2人の話を聞こう」

「あ……そんな……」

「何故殿下に?!

それよりも私は娘と話をしているのです!

何の権限をもって、母娘の間に割入り、そう仰るのかしら?!」

第1王子は相変わらずのお顔で、苛立ちを隠そうともしない。

こちらの令嬢がぷるぷる震えて……これはこれで、庇護欲をそそる可愛らしさね。

お母様は、誰であっても強気の姿勢。

さすがよ。

なんて感心しても、この光景に私の関心はインスピレーションと共に、監獄イリュージョンの世界にドハマり!

お母様も、王子も黒髪だもの。

背景は懐かしの大奥風で、女城主は他にもお気に入り達を侍らしている。

そんな設定がいいわ!

そして母親の所業を知った、王子扮する女城主の息子!

息子は捕虜の世話を買って出つつ、逃がすタイミングを見ていた!

そうしている内にも、息子の心にBとLなトキメキ・ズッキュン!

それでも愛しい彼の為に、逃がそうとした時、母親の手に……そう、ここで鞭!

「ヒッ」

あら、興奮してグリップをギュッと握って手元を見たから、また使うと思われたみたい。

未だにへたりこんでいるこの子を、驚かせてしまったわ。

今は身代わりの術を発動させるタイミングじゃないから、安心してちょうだい。

男子2人は……どうしてドン引きしたお顔をしているのかしら?

まあいいわ。

着物が裂かれ、血の滲むような怪我をした息子。

それでも逃げろと健気に説得する姿。

そして裂けた衣からのぞく……血と、汗ばむ素肌。

ここで2人はBとLなフォーリン・ラブ!

鼻息もフンフンと荒く、ニヤニヤが止まらない!

「公女……」

「ラビアンジェ……」

外野が煩いわ。

王子はどことなく諦観した様子だし、お兄様は……何だか頭が痛そう?

偏頭痛ならこめかみを、ハチマキやネクタイなんかで縛ると、一時的に楽になるわ。

前世情報だけれど、今度教えてあげなくちゃ。

でもあと一歩で脳内の一章完結だから、今は駄目。

さあ、ここでヤンデレが開花よ!

愛で胸いっぱいの捕虜は最恐な、いわゆるゾーンてやつに突入!

ご都合主義展開とも言うけれど、そこは気にしない!

破竹の勢いで女城主一派を物理的に撃退!

息子を表向きの城主に据え、あの手この手で自分に縛りつけ、昼は影の帝王、夜は愛する男だけの夜王となる!

__一章・完。

「できたわ!」

興奮し過ぎて、うっかり叫んでしまう。

「「…………そうか」」

「は?!

何がよ?!」

「弾ける笑顔……可愛い」

男子達は無の状態で、諦めたような声ね。

お母様は心底わからないといった様子で、私を睨む。

けれど最後の令嬢の言葉はどういう意味?

潤んだ空色の瞳と目が合うと、また茹でダコ仕様に。

……放っておきましょう。

面倒臭い感じのお母様は、頼りになる男子達が来たんだもの。

私には元々あったやる事に加えて、この情熱を文字に起こす使命があるの。

お任せして、帰っちゃえ。

お互い暫くは大忙しね、きっと。

「それでは皆様ご機嫌よう!

お兄様達、後はよろしくお願いしましてよ!」

「「「「え?!」」」」

言いながら魔法で身体強化をかけ、令嬢が通せんぼうしていた方の道を駆け抜ける。

こういうのは、最初の猛ダッシュが勝負。

後ろから追ってくる金切り声やら、悲鳴やら、制止の声やらは無視!

それとなく高まった個々の魔力を感じても、完全無視!

索敵魔法で誰もいない場所に来て、そのまま転移。

ログハウスもふもふ天国へ、お婆ちゃんは直行よ!

いつもご覧いただきありがとうございます。

ブックマーク、評価、感想にやる気スイッチ押されてます。

すみません、途中から私の妄想が炸裂してノリノリでBL展開を書いてしまいましたm(_ _)m

いつか【夜王〜追い堕とす金の鷹】とかタイトルつけて書くかもしれない。

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

Notorious No More: The Villainess Enjoys Feigning Incompetence, 稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ
Score 5.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: , Released: 2022 Native Language: Japanese
Once upon a time, there was a princess notorious for being the epitome of incompetence and evil. Driven mad by jealousy after her fiancé was stolen from her, the princess attempted to summon a demon, using the lady who stole him as a sacrifice. However, at that moment, the crown prince, who was her half-brother, rose up and defeated both the demon and the princess. “Hehe, truth is stranger than fiction.” —But that’s fine. As the princess, I was truly healed in another lifetime. Yet, being reborn in the same world and becoming a duke’s daughter, she found herself once again scorned as an incompetent and useless figure. Nevertheless, the duke’s daughter, Labianje Robur, continues to wear a graceful smile and lets the ridicule slide off her like water off a duck’s back. “Because being deemed incompetent and useless has its perks, doesn’t it?”

Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Options

not work with dark mode
Reset