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A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life – Chapter 359

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「ナックス神官?

ところでこちら、書類になりましてよ。

処理の方を、お願いしてよろしくて?」

何故か静止画の呪いが発動している、3人の内の1人である神官の前に進む。

ウエストポーチタイプの鞄に入れてあった、封をされた書類を取り、彼の前に差し出せば、ゆっくりとした動きで受け取ってくれる。

「あ、えっと……ええ、はい。

そうですね、見惚れていま……いえ……確かにロブール公爵家の正式な……」

どうしてかしら?

呪いが解けたと思ったら、今度は頬を染めて、視線をそれとなく外した?

もの凄く小さな声ね。

何かブツブツ言いながら、封を空けて確認……。

「公女、いつまでも立ち話をしていても仕方ない。

待ち時間ができたのだ」

今度は呪いの解けた無表情な王子が、ずずいと前に出て来る。

かと思えば、私と神官の間に割って入ってしまった。

目の前に壁がドーンと建つ。

「処理をするナックス神官には、早く処理をしてもらわなければならないし、2日かかる作業を1日でやるのだから、これから忙しいだろう」

「え、いえ、私は公女ともう少し……」

「俺達はピクニックでもして、時間を過ごそうではないか」

何か言いかけた神官の言葉を遮り、ピクニックの催促。

どうでも良いのだけれど、神官のお顔どころか、姿も壁で全く見えないわ。

私に何か言っていないかしら?

王子、ちょっと邪魔ね。

……はっ、でも待って、これは……。

「薔薇、ですね」

いつの間にか、呪いの解けていたリンダ嬢。

彼女の言葉に、私達が互いに意図を汲み合った瞬間だと悟る。

「ええ、何て素晴らしい。

禁断の……」

もちろん振り返って、共に頷き合うに決まっている。

ああ、神官と王子がフォーリン……。

「違う」

「……ヒッ」

すると背後の王子が、すぐ後ろで短く否定。

するとすると、リンダ嬢が何故か小さく息をのんで、後ろに1歩後退?

どうしたのかしら?

もう1度後ろを振り返って、視線を上げれば、彼も少し後退していたのね。

いつもの無表情で整ったお顔とご対面。

今度王子の背中に隠れたのは、神官の方。

彼は私より背も体格もあるから、はみ出しているけれど、顔は全然見えない。

思わず首を傾げてしまうけれど、そうよね。

リンダ嬢からすれば、あまりにも整ったお顔で、それも立場が王族ですもの。

目が合った時に、ビックリしても仕方ない。

特に彼女は、聖獣の祝福を受けたとはいえ、伯爵令嬢。

その上、今は学園も休学中の人見知りさんですもの。

ハッ、そうだわ。

これはこれで、良くあるノーマルな恋愛小説にありきたりな、王子と伯爵令嬢とのズッキュンな対面シーン……。

「公女、違う。

何かはわからないが、公女が考えているものとは、絶対違う」

王子はどうしてわかったのかしら。

ノーマル青春恋愛小説を、久々に書きたくなっているって。

「左様ですのね。

それではナックス神官。

教会の奥にある庭園は、まだありまして?」

「……何故、それを……いえ、あるにはあるのですが、あそこは……」

「では、そこでピクニックをするとしよう。

王族の俺がいるのだから、問題はないだろう。

あの庭園の維持費は、王家からの寄付金で賄われているはずでは?」

「それは……まあ、そうですが……」

どうして王族がいれば、になるのかしら?

神官も何だか不服そうでもあり、戸惑ってもいる?

あの庭園は私の前々世、ベルジャンヌだった時に造ったの。

お金を出したのも、名分を作ったのも私。

何故だか全てが異母兄であった、当時の王太子が主体で造った事になってしまったけれど。

でも当時は申請すれば、いつでも誰にでも開放されていたのよ。

今は違うという事かしら?

確かに当時、紆余曲折あった末に造ったし、私は稀代の悪女となっているから、制限ができてもおかしくはない。

先に確認しておけば良かったわね。

邸の方に戻ったら、お兄様にでも聞いてみましょう。

「行こう」

そう言って、まあまあ、王子が私の手を取った?

リンダ嬢に目配せして、そのまま私の手を引いている?

成り行きでそのまま部屋を出て、私の知る庭園の方へと歩いてしまった?

……どさくさにガッツリと紛れて、禁欲の園の扉を、隙間からしっかり覗き見ツアーの予定が…………残念ね。

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

Notorious No More: The Villainess Enjoys Feigning Incompetence, 稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ
Score 5.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: , Released: 2022 Native Language: Japanese
Once upon a time, there was a princess notorious for being the epitome of incompetence and evil. Driven mad by jealousy after her fiancé was stolen from her, the princess attempted to summon a demon, using the lady who stole him as a sacrifice. However, at that moment, the crown prince, who was her half-brother, rose up and defeated both the demon and the princess. “Hehe, truth is stranger than fiction.” —But that’s fine. As the princess, I was truly healed in another lifetime. Yet, being reborn in the same world and becoming a duke’s daughter, she found herself once again scorned as an incompetent and useless figure. Nevertheless, the duke’s daughter, Labianje Robur, continues to wear a graceful smile and lets the ridicule slide off her like water off a duck’s back. “Because being deemed incompetent and useless has its perks, doesn’t it?”

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