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A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life – Chapter 714

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「そう大変でもなかったんだ。

ベルジャンヌ王女の死を偲ぶ人間は、実は国内外の中枢にこそ多かったから」

「……そう」

ラルフ君の言葉に、ベルジャンヌ時代に関わり、ベルジャンヌの死後、政治の中枢で活躍していただろう国内外の主な人物達の顔を浮かべる。

5年前、前々世であるベルジャンヌの過去にラルフ君達が干渉した事で、ベルジャンヌだった私の記憶が、僅かに変化した。

過去の事実はほぼ変わらずとも、ベルジャンヌの心情は僅かに、けれどベルジャンヌ的には大きく変わっていた。

というより、新たな感情が生じたと言うべきかしら。

死への恐怖と、生きたいという気持ち。

この2つは本来、ベルジャンヌの心には無かった感情だ。

それでも結局、ベルジャンヌが取った行動は、変わらない。

死に際に生じたベルジャンヌの気持ちは、胸に留めて無視した。

後世に稀代の悪女と語られたのは、ベルジャンヌがオルバンスを唆したから。

わかっていても、転生したラビアンジェである私は、それまで無かったベルジャンヌの感情に、当初は少しだけ引きずられそうになった。

もちろん月和だった頃の、前世で出会った家族との愛情がある。

今世で関わる人達との、愛情や友情もある。

だから他人を憎む気持ちには、ならなかったけれど……一抹の遣る瀬なさと折り合いをつけるのに、暫く時間を要した。

折り合いをつけた時のラビアンジェである私の気持ちはもちろん、生じた気持ちを無視したベルジャンヌの気持ちも、今のラルフ君の言葉で、慰められた気がする。

「ヘインズが小説の挿絵、ダリさんと息子さん達で漫画を担当してくれたのも、大きかった」

アッシェ家は今、イラストや漫画といったクリエイター系のお仕事で、ガッポリ稼いでいる。

アッシェ家がこうなったきっかけは、ヘインズがまだギリギリアッシェ家公子だった頃まで遡る。

私はヘインズの放逐と無干渉をお願いしに、当時はまだ騎士団長だったダリオ=アッシェの元を訪れた。

その際、ダリオにヘインズの落書きノートを見せた時反応で、もしやと勘が働いた。

その後、聖獣ちゃん達と眷族達の力を総動員し、調べ上げた。

どうやらアッシェ家は、先代、つまりダリオの父親の代で、血筋が微妙に入れ替わっていたらしい。

そのせいか、はたまた、そうでないかはともかくとして、先代アッシェ家当主は、ヘインズが描く類いの絵を描いて、息子のダリオに剣技を教えていたのだ。

証拠となる先代アッシェ家当主の指南ノートを、うちのディアが見つけて持ち帰っている。

余談だけれどディアは今、指南ノートを見て、小さなハリセンソードでチャンバラ騎士になるのにはまっている。

ピケがお姉さんらしく、尻尾でチャンバラ騎士の相手をする光景が度々見れて、なんとも微笑ましい。

というお話は置いておいて、私はそうした経緯からアッシェ家を丸々、イラスト系クリエイターとして出版社と交渉して取りこんだ。

当初、アッシェ家は武家一家だったから、一筋縄ではいかないと思っていた。

けれどアッシェ家から放逐したヘインズの実績から、アッシェ家の面々は新たな扉を開きたくてウズウズしていたらしく……ノリノリ一家総出で、政治の中枢から引退。

今では出版業界に大きく貢献する、クリエイター一家となっている。

新たな扉を開いたダリオとは時折、顔を合わせる。

彼は元々、騎士団長らしい、険しめな相貌をしていた。

それが今では、とっても穏やかな表情へと変化している。

ダリオの息子達もまた然りだ。

きっと今のアッシェ家にとって、クリエイター系のお仕事は天職に違いない。

「実は先々代のロブール公爵夫妻も、出版には協力してくれた。

ミハイルが仲介してくれたのも大きいが、取材に応じてくれたんだ」

「そうだったのね。

お祖母様はともかく、お祖父様も……」

お兄様とラルフ君は、この5年でプライベートでは名前で呼び合う仲になっている。

5年前にお兄様がロブール公爵家当主となった事で、祖父母は先々代となったのだけれど、まさかあのエッシュが……。

確かラルフ君が過去に干渉した際、僅かな時間だけれど、若かりし頃のエッシュと接触していた。

そのせいもあるのかしら?

ラルフ君の人柄は、正に善良ですものね。

年を取る程、その善良さは希有なものだと認識するはずよ。

それにしても、ラルフ君の決意が小説となった時、読む用、保存用、汚損時の予備用、と、3冊購入していたお兄様。

ロブール公爵家の執事長であるジョン曰く、お兄様は読んだ後……。

『良かった……ラルフは普通……ノーマルな小説家だった……』

と、心底安心した様子で呟いたらしいの。

どういう意味だったのかしら?

明けましておめでとうございます!

いつもご覧いただき、ありがとうございますm(_ _)m

昨日、先行投稿しているカクヨムの方では本作本編が完結しております。

もし待てないとか、興味がありましたら、そちらもご覧下さい。

https://kakuyomu.jp/works/16816927863356796443

年が明けてすぐの1/10に本作の書籍版(最終巻)が発売されるので、ぜひm(_ _)m

※WEB版とラストを変え、多々あるオリジナルシーン(月和と影虎の一瞬のラブをわかりやすいところに配置etc)をプロローグから入れております。

※ぱぴこ様に描いていただいた口絵が公開されてます。

男子3人の真剣な顔(ミハイルは何か言いたげにも見えます)に対し、ラビアンジェののんきな寝顔は、書籍本文通りです。

https://x.com/kadokawabooks/status/2004115901939859806


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A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

Notorious No More: The Villainess Enjoys Feigning Incompetence, 稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ
Score 5.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: , Released: 2022 Native Language: Japanese
Once upon a time, there was a princess notorious for being the epitome of incompetence and evil. Driven mad by jealousy after her fiancé was stolen from her, the princess attempted to summon a demon, using the lady who stole him as a sacrifice. However, at that moment, the crown prince, who was her half-brother, rose up and defeated both the demon and the princess. “Hehe, truth is stranger than fiction.” —But that’s fine. As the princess, I was truly healed in another lifetime. Yet, being reborn in the same world and becoming a duke’s daughter, she found herself once again scorned as an incompetent and useless figure. Nevertheless, the duke’s daughter, Labianje Robur, continues to wear a graceful smile and lets the ridicule slide off her like water off a duck’s back. “Because being deemed incompetent and useless has its perks, doesn’t it?”

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