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A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life – Chapter 716

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ラルフ視点から変わっておりますm(_ _)m

「ロブール公爵!」

言いながら、ミハイル=ロブール公爵がいるべき執務室のドアを、ノックもせずに開けた。

「……くっ、やっぱり遅かった……」

部屋はもぬけの空だった。

「やあやあ、エメアロル陛下。

ミハイル君の逃走、いや、妹ちゃんのお迎えは、阻止できなかったようだね」

「ニルティ公爵……こうなるとわかってて、わざと僕に報告するのを後回しにしたんだよね?」

学園を早期入学し、通常通り4年で卒業した僕は、レジルス先王と入れ替わりで国王の座に就いた。

第3王子の僕が、国王になれて嬉しいかと言えば、全く嬉しくない。

完全なる【とばっちり譲位】だ。

罰ゲームだ。

今思えば、僕が王立学園に早期入学したのも、最初から計画の内だったに違いない。

2番目の同母兄、ジョシュアの尻ぬぐい入学じゃなかった。

王家全体の尻ぬぐいの為の入学だった。

だけど仕方ない。

僕は王族に生まれながら、自分の血のルーツがどれだけ罪深いか知らなかった。

ベルジャンヌ王女の汚名も、もしかすると少し考えれば気づけたかもしれないのに、何の疑問も持たずに【稀代の悪女】だと信じきっていた。

王女のようにならないようにすれば、将来は平穏無事に臣籍降下して、平々凡々と過ごせると考えていたんだから。

【稀代の悪女~リコリスの真実】という小説を読むまでは。

レジルス大公が国王になる時、実はベルジャンヌ王女と王家にまつわる真実と、今後の計画を内密に知らされた。

僕は不眠症になった。

今も僕の婚約者がいなければ、眠れぬ夜を……いや、なんでもない。

「兄妹水入らずを邪魔するのは、不粋だろう?

ミハイル君も妹の所在を半年間、掴めてなくてやきもきしていたようだ。

けれどほら。

机に処理済みの書類が置かれているだろう。

妹がからむと仕事のスピードが2倍になるのは良いことさ」

確かにそうかもしれないけれど……。

「その2倍って……またレジルス大公が手伝って……」

「もちろんさ。

ミハイル君が妹ちゃんに会う時は、ミハイル君の仕事を早く終わらせる為に、レジルス大公に手伝わせてるんだから」

「ルス兄上……いくらエイナ子爵に自力で会えないからって……ロブール公爵も……早く家に帰って妻子の顔を見たいからって……」

思わずレジルス大公を、愛称で兄上と言ってしまった事を許して欲しい。

大公は先代国王としてだけでなく、既に政務からも隠居している。

表向きはベルジャンヌ王女の悪評を流し続けた責任を取る形で、国王の座を退いた為だ。

だから本来なら、国の制度改革を一手に引き受けるロブール公爵の仕事を手伝うなんて、言語道断。

だけど僕は知っている。

レジルス大公は最短で、エイナ子爵にアプローチする為に、そしてエイナ子爵の足取りを捕まえやすくする為に、一旦は国王の座に座り、最短で退任し、ロブール公爵が自分を頼るよう環境も整えて仕向けた。

大公のエイナ子爵に向ける情熱と行動原理は、昔からブレない。

正直、ロブール公爵もエイナ子爵も不憫だけれど、僕に止める術はない。

だって僕は凡人だ!

凡人尻ぬぐい国王なんだ!

僕も早く国王を退任したくて、仕方ないんだ!

「まあまあ。

それだけミハイル君が請け負う仕事は、国の根幹をごっそり変える制度なだけに、誰にでもは任せられないという事だよ。

ミハイル君の妹ちゃんも、無才無能の皮を被った奇人だからね。

妹ちゃんの思いつきという名のアドバイスと、各貴族への口利きがあったからこそ、国の政治を君主制から貴族制に変えるのも、5年以内、そしてもう少し時間がかかるだろうが、完全なる民主主義へと変える目処がついてきているんだから」

「くっ……それは……まあ……」

ニルティ公爵に頷いた、その時だ。

「ウォートン!

ここにいたのね!」

僕の異母妹であるジェシティナが、後ろから声をかけてきた。

「おやおや、我が愛しの婚約者殿」

ニルティ公爵はそう言うと、慣れた様子でジェシティナの片手を恭しく取り、甲に触れるか触れないかの口づけをする。

まだ十代のジェナだけれど、全く動じた様子がない。

「ロブール公爵が、黒い犬と連れだってお城を抜け出したと聞いたわ。

という事は、エイナ子爵がどこかに現れたのよね?

そしてウォートン?

今回は、ロブール公爵をわざと見逃してあげたって事よね?

という事は、トワの今度の新刊が年の差カップルのお話って事なのね!

そうでしょう!」

んん?

ジェナは突然、何の名推理?

いや、迷推理かな?

を、お披露目してるのかな?

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

本章に入り、このシーンで登場人物の大半が出てきた状況でお気づきになる方もいるかと思いますが、そろそろ本編完結が近づいております。

先行投稿しているカクヨムでは既に完結し、『if影虎』編を投稿し始めております。

早く見たいという方は、そちらをどうぞ。

そしてお知らせです(=゜ω゜)ノ

○12/11にコミック版【稀代の悪女】2巻が発売されました!

https://magazine.jp.square-enix.com/top/comics/detail/9784301002260/

○更に書籍(小説)5巻の発売まで、1週間を切りました(≧∀≦)

https://kadokawabooks.jp/product/kitainoakujo/322504000469.html

そしてラスト!

○完全に趣味として、小説にほぼ関係ない事を複数媒体で活動を始めております。

※個人ブログ(はてなブログなんで、あやしくないです)のSNSまとめページです↓

気が向かれたら、のぞいてみて下さい!


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A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

A Notorious Villainess Enjoying a Life of [Talentless and Incompetence] in Her Third Life

Notorious No More: The Villainess Enjoys Feigning Incompetence, 稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ
Score 5.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: , Released: 2022 Native Language: Japanese
Once upon a time, there was a princess notorious for being the epitome of incompetence and evil. Driven mad by jealousy after her fiancé was stolen from her, the princess attempted to summon a demon, using the lady who stole him as a sacrifice. However, at that moment, the crown prince, who was her half-brother, rose up and defeated both the demon and the princess. “Hehe, truth is stranger than fiction.” —But that’s fine. As the princess, I was truly healed in another lifetime. Yet, being reborn in the same world and becoming a duke’s daughter, she found herself once again scorned as an incompetent and useless figure. Nevertheless, the duke’s daughter, Labianje Robur, continues to wear a graceful smile and lets the ridicule slide off her like water off a duck’s back. “Because being deemed incompetent and useless has its perks, doesn’t it?”

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