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A Thirty-Something Becomes a VTuber – Chapter 195

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※メタネタ注意

×月×日

「今巻、わたしの出番少なくないか問題について」

「そんな理由だけで呼び出されたの……?」

「娘のことでしょ」

「認知してないので」

「酷い!?」

わたしアレイナ・アーレンスは超絶美少女清楚系VTuberなのだ。ちなみに通話相手はイラストレーター担当の酢昆布せんせー。つまりママと言う存在である。何故か彼女のお仕事経歴欄にわたしの名前がない模様。何故だ。Vとしてはそれなりに成功しているし、界隈ではそこそこの知名度はあるというのに。まさか……わたしのこの清楚パワーに嫉妬しているのだろうか。うん、きっとそうに違いない。

「SNSのお仕事経歴にわたしの名前を載せろー! 認知しろー」

「忌み子だから無理」

[草]

[確認して来たらガチで載ってなくて草]

[忌み子は草]

[忌み子アレ]

[弱そう(小並感)]

「忌み子アレ、なんか滅茶苦茶専用拘束アイテムが通用しそう」

「知らないゲームのボスキャラにされている件」

「DLCめっちゃ楽しみ」

[ちなみにひまりんはしっかりお仕事実績に名前がある模様]

[マジかよwww]

[アレ草ァ!!]

[流石にそれは草]

[ひまりんはどこに出しても恥ずかしくないから残当]

[そりゃあそうよ]

[アレと違って清楚で可愛いからな、しゃーないやろ]

[当然だ]

「おい、待て待てぇい! なんで実質的にわたしの妹分の方だけ認知してるの?」

「可愛くて、良い子だから」

葵 陽葵とか言う割と最近VTuber業界に参入してきたエロゲ声優。許すまじ。なんか知らんけど、わたしの旦那様――神坂怜さんって言うんだけどね。色目使ってるんですよ、あのメス。泥棒猫ってやつ。正ヒロインのわたしを差し置いてそんなことが許されると思っているのだろうか。ちょーっと声が良いからって調子に乗りやがってぇ! あとわたしを差し置いて仕事実績に載りやがって!!

「わたしだって可愛いだろ!!」

「可愛いのはワイの絵やん」

「絵って言うなァ!!」

「効いてて草」

「それわたしに限らず関係者全員に効くから止めろォ!」

[アレステイ]

[ステイステイ]

[ステイ!]

[待ても出来ない駄犬が]

「なんでわたしがステイされるんだよ! 納得がいかない」

「ヒント、普段の行い。普段の自分の行いを振り返って見な」

「振り返ってみても清楚が服着て歩いているだけなんだよね」

「何言ってんだ、こいつ……そもそも勝手に配信のネタや出汁に使わないでもろて」

仕方がない。使えるものは使わなくちゃ。こう言っちゃなんだが、この人出ると数字が伸びるんだもん。数字大事。確かにわたしがここまで伸びているのも彼女のイラストによるところが大きいし、悔しいがイラストもハチャメチャに上手い。でなくちゃ、このガワを解散した事務所と交渉して権利を獲得するまでの努力はしていない。ま、褒めるのは癪なので当人に伝えるつもりは毛頭ないが。あ、ごめん。ごめん。皆の前で頭皮の話はNGだったよね。てへぺろ☆。

「配信することが人生と見つけたり」

「じゃあこの配信の収益を幾分か渡すのが道理でしょ」

「けっ、守銭奴め」

「じゃあ仕方がない――この手はあまり使いたくはなかったが」

わたしみたいなVTuberじゃなくて生身なので、ガワの代わりにWebカメラの映像を共有していたのだが、おもむろに上着を脱ぎ始める。キャミソール姿になる。無駄に良い身体してやがるな、コイツ。いやいや、待て、問題はそこじゃあない!

「やめろォおおおおおお! わたしの収益化がぁあああああ!」

「キャミにホットパンツ。ニーソは脱がないぞ。男の子ってこう言うのが好きなんでしょ。オタクに優しいギャルとか好きでしょ、君たち。あとゴテゴテの装甲のロボとか、それパージするのとか、アニメの最終回のここぞと言う場面でOP流れたりするのも大好きなんでしょ」

[すきです]

[正直すこ]

[えっど]

[ニーソ脱いでないプラスポイント]

[エッッッッ!!!!]

「焼肉奢るので許して下さい、ホントマジで。生意気言ってすんませんでした」

「しゃーない。ね、このモコモコパジャマ可愛いでしょ。ジュラピケだぞ。男の子こう言うのも好きなんでしょ。無駄にフードまで被っちゃうぞ」

「あざといな……その辺のVよりよっぽど上手いな、この女」

「舐めるなよ、何年男の性癖に寄り添う薄い本描いてると思ってるんだ」

「無駄に説得力があるな」

[酢昆布ネキの薄い本にはよく愚息がお世話になっとるやで]

[ネキは本当に可愛いなぁ]

[アレより酢昆布ネキがVになれば良い気がして来た]

[それはそう]

[アレに勝てるところなくなっちゃう]

[今勝てるところあるか??]

[小賢しさ]

[姑息さ]

[心の汚いところ]

「ひでぇなこいつら。全員まとめてブロックしてやろうか」

「飼い主に何てこと言うのよ」

「逆ぅ! こっちが飼い主」

「いっつもステイされてるからてっきりファンサイドが飼い主なんだと思ってた。待ても出来ない駄犬とか言われてるし」

「わたしが仮に犬だとしても名犬であって駄犬ではない。あるいは可愛らしい愛犬。そもそも飼い主なら餌と言う名のスパチャ投げるべきでは?」

[神坂きゅんのボイス買わないといけないからダメ]

[彼女にプレゼント買わなくちゃだからダメ]

[酢昆布ネキの新刊買うからダメ]

[神坂くんのグッズ出るらしいから、それ全部買うんだワイ]

[ひまりんが出演してるゲームとASMR買うから餌はないよ]

[関係者へのお友達料金払わなくちゃいけないから……]

何なんだ、こいつら。一体誰のファンなんだ……いや、まあ確かに愛しの彼のグッズとかそう言うのも大事だけれども。もう少しこちらにも手心をだね。ちなみにわたしもボイスは毎月買って悶えている。捗る。色々。もっとえっちなボイスとか出たりしない? あんらい君が許してくれなさそうだから、D〇siteで販売しようぜ。絶対売れるって! 今のマンスリーボイスも普段とのギャップがあるのがまたイイのよね。台本を手掛けた雫ちゃんには感謝と称賛を送りたい。流石は未来の妹――義妹雫ちゃん。ぐへへ、いつか「お姉ちゃん」って呼んでもらうんだぁ。でゅふ、ふひっ、げへへ……

「あっ、思い出した! 未来のわたしの妹ちゃんと仲良くチャットアプリなんぞ交換してんだろ!!」

「未来のって……もしかして雫ちゃん?」

「そーだよ。外堀から埋めようなんてなんて浅ましい女だ、恐ろしい……」

「いや、アンタだって連絡先交換してんでしょ」

「それはそれ、これはこれ。ちなみにどんなお話をしているのか参考までに聞かせてもらっても?」

「学校生活とか日常生活の事とかアニメの話題とか? 日常トークはほぼ全編お兄ちゃん大好きトークで構成されている」

「なにそれ可愛い」

「なおアンタは毎日同じ時間に『おはよう』『おやすみ』しかメッセージ送付しないせいで、雫ちゃんから『BOTじゃないよね?』とか疑われていた模様」

[おはよう、おやすみBOTと化したアレ]

[BOT以前に怖いよ……]

[雫ちゃんブロックしてええんやで……]

[やり口がストーカーみたい]

[バッドコミュニケーション]

[でも本人は「よし、楽しく話せたな 」とか思ってるんやで、きっと]

「だって嫌われたくないじゃん。そう思ったらこう……ね?」

「そう言うのはもうちょっと可愛らしい子が言うと刺さるやつ」

「大体にしてさぁ! 視聴者連中だって可愛い女の子の前だとそうなるだろ。そんなんだから彼女居ない歴イコール年齢なんだよ、お前らはさぁ」

[彼女と同棲しとるが?]

[先日子供が七五三お祝いだったんだ]

[孫が可愛すぎて辛い]

[既婚です。まあ今他所の男とどっか行ってるけど]

[子供いるよ、自分の子じゃなかったけど]

[彼女は居たよ。結婚詐欺師だったが]

「両極端んンッ!! もしかしなくても彼のファンだったりする? コメントに滅茶苦茶困るよ。いや、ホントごめん」

「で、結局話ってなんだっけか?」

「4巻におけるわたしの出番少なくない? 問題」

「いや、しっかり出番あったじゃん」

「いやいや、メインヒロインにあるまじき出番だよ。他所の女がデートイベントしてる横で何やってたと思う?」

「ホラーゲームでメス出してた」

「それはちょっと違う。旦那さんとイチャラブ配信してたんですぅ」

[何の話やろか]

[まあ、どうでも良いよ]

[それより酢昆布ネキの太ももの話をしよう]

[せやな]

[太ももの間のあそこの隙間にお手手入れたい]

[わかる]

[えっど]

[たまに足組み替えるのヤバないか??]

視聴者、お前ら本当そう言うところやぞ。この界隈的に普通VTuberに付いてくるファンって配信主を神の如く崇め奉るべきなのでは? どうしてこっちのファンってこうも他所の女に簡単に靡いてしまうのだろうか。まあ、毎クールで嫁が変わるのがオタクの性なのだから仕方がないところはあるし、最終的にわたしのところに戻ってくれば良いと言う良妻賢母マインドなのだ。なんて出来た女なんだ、わたし。流石はわたし調べによる『お嫁さんにしたい清楚系VTuber人気ナンバーワン』だ。

「後半我が愛娘、ひまりんにキレてた印象しかない」

「またやつか! あの女はいつもわたしから大切なものを奪っていく!! 旦那に、金づる、そしてスパチャ……!」

「やっぱこいつは認知しない方針なのは間違ってないな。クライアントにこんなの仕事実績としてお見せしたくないもん」

[お前がワイらをどんな目で見ているかよく分かったぞ]

[金づるだったんか(困惑)]

[失望しましたファン辞めます(今シーズン10回目)]

[これは疑う余地もない忌み子]

[それはそう]

[どこに出しても恥ずかしい存在だものね]

「わたしだって特典SSとかで主役張りたい。そっちみたいに」

「あれはどちらかと言うとみーこがメインの話なわけで……」

「去年わたしの名前がトレンド入りしたりとか話題性もあるのに」

「それは某野球チームの優勝が関係しているだけで、アンタは一切関係ないと思うの」

「いやいや、わたしほどメインヒロインに相応しいのはいないってば」

「寝言は寝て言え」

「なんだこのババア!! やんのかぁ!?」

「は? ババア? お前の中身より若いんだが?」

「中身言うなァ!! あと、わたしより若いとか嘘でしょ……? ねぇ……?! 嘘だと言ってよ」

[2人共仲良くしないとお義姉ちゃんポイントマイナス100点<神坂 雫>]

[草]

[雫ちゃんもよう見とる]

[これはしょうがない]

[雫ちゃん、悪い事は言わない。すぐにブラバしよう]

「雫ちゃん!! MA☆TTE!! ワイ関係ないよ?! 寧ろ巻き込まれた側なんだけれど?!」

「ぜ、全部この女が悪いんだァ!!」

[お兄ちゃん大好きメッセバラされたからやろ(適当)]

[雫ちゃんこんな枠見てるの時間の無駄やで?]

[ステイよりお義姉ちゃんポイントマイナスって言う方が効きそうやな]

[採用!]

アラサーがVTuberになった話。4巻は本日28日発売!

ゲーマーズさんでポップアップストアも開催中です。

4巻、グッズ等へのリアルスパチャお願い致します。

また、発売記念のキャンペーンも開催されます

https://famitsubunko.jp/special/around30V.html

【4巻特典情報】

■メロンブックスさん

特典SS『獅堂エリカの野望』

有償特典『親友のイラストレーターが親バカすぎる件』

4巻発売記念フェア特典:全巻購入or3巻&4巻同時購入『神坂雫の本当に欲しいもの』

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2301350

■ゲーマーズさん

特典SS『十六夜真の愛すべき平穏』

有償特典『ニートのおしごと+あんだーらいぶ誕生秘話』

https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10707027/

■アニメイトさん

特典SS『mikuri わたしにできること』

https://www.animate-onlineshop.jp/products/detail.php?product_id=2396741

■BOOK☆WALKERさん

購入特典SS『葵陽葵は振り向かせたい』

https://bookwalker.jp/de615ee57a-9599-46c2-8a73-93c7db99c5ca/

A Thirty-Something Becomes a VTuber

A Thirty-Something Becomes a VTuber

アラサーがVTuberになった話
Score 4.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2022 Native Language: Japanese
After quitting a toxic, overworking job on the brink of burnout, I, a thirty-something, somehow ended up becoming a VTuber named Kanzaka Rei under the virtual talent agency “UnderLive,” all thanks to my little sister’s persuasion. “I don’t really get this VTuber thing, but I’ll give it my all!” I thought, brimming with enthusiasm. However, in the female-dominated world of UnderLive, just being a male VTuber gets me bashed by viewers. To make matters worse, on just my second day, a fellow debutant causes a massive scandal, leading to their firing! Will this thirty-something VTuber, swarmed by haters, have any future at all!? …Well, it’s probably still better than working myself to death, right?

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