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A Thirty-Something Becomes a VTuber – Chapter 218

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3月×日

「昨日は調子に乗って食べ過ぎちゃったなぁ」

昨日お昼の配信ではあんだーらいぶメンバーの手料理を食べる、と言う企画配信を行っていたわけだが……出されたからにはすべて完食しなければ失礼にあたるわけで。柊先輩や当日の配信をサポートしていたスタッフさんも含めて残らないように努めていた。このあとスタッフが美味しくいただきました、と言うお馴染みのあれだ。いつもより食べ過ぎたので、今日の日課の運動はいつもより長めにしておいた方が良いだろう。いい歳してぽっこりお腹となるといよいよみっともない有様になってしまう。マイシスターにそんな姿を見せるわけにはいけないし。

しかし昨日の配信ではブラン嬢がメイド服、日野嬢がチャイナ服で給仕しに来たのには随分と驚かされたのだが……当人たちからすると文化祭の延長みたいなノリだったのかもしれない。ここが良識のある人たちの現場で良かった。だからこそ、彼女達も心を許していたんだと好意的に受け取っておくこととしよう。こう言うのあの子たちくらいの歳の子だと絶対勘違いとかしちゃうやつだろうな。本人が無自覚に男子生徒たちが恋に落ちて行ってしまうのが容易に想像できてしまう。

特に日野嬢のチャイナ服姿は目のやり場に困ってしまう有様であった。太もものあたりからバックリとスリットが入っており、動くと下着まで見えかねない。流石に見られても大丈夫な所謂『見せパン』みたいなものであったとしても、だ。大体にして見せて良い下着ってなんだ、それ。と言うのが男性代表の意見である。肝心の料理の方はブラン嬢はこの企画のために自宅で猛練習して挑んだらしく、初めて本格的な手料理を家族以外に振る舞ったと言う話であるが、それを考慮すれば充分過ぎる出来だったと言えよう。日野嬢は日頃から料理する機会もあるらしく、文句のつけようがない。しいて言えば彼女の服装の方に問題があったと言えなくもないが……

その後素知らぬ顔でやって来た新戸先輩がドヤ顔でカップ麺を渡して来たり、御影君と朝比奈先輩がおにぎりとお味噌汁をセットで振る舞ってもらったりと色々あった。新戸先輩は何故かスクール水着、御影君は獅堂先輩が考案したマスコットキャラクター『あんぐら君』の着ぐるみで登場していた。皆何かコスプレしないと行けない決まりなんだろうか? 朝比奈先輩の女装姿があまりにも自然体すぎて思わず突っ込むのを忘れてしまっていた。だって似合っていたんだから仕方がないだろう。ちなみにほぼ社長の例の部屋にあったものである。ハッシュタグ社長の部屋が一瞬トレンド入りしたとか、VTuber界隈ではちょっぴり話題になった。

着ぐるみは事務所に無許可で獅堂先輩が自費で作ったものらしく、イベントで中に本人が入って接客しようとしていたところを社長が止めたと言う逸話がある。その後着ぐるみは没収され、社長部屋流しの刑に処されたそうだ。中の人が本当の意味で中の人とか面白いけれども、それなりにリスキーだろうし止められて当然だとは思う。ちなみに支払った金額は社長が後に補填したらしいので、実質的には彼が買い取った形になったようだ。ただ相当動き辛いらしく、配膳中に御影君が転倒してしまうと言うハプニングもあった。なお当人曰く「着心地は悪くはないっすね」とのこと。私も流石に着ぐるみで接客したりする機会はなかったので、ちょっぴり興味があったと言うのはここだけの話。配信内容に関しては詳しくは配信のアーカイブを参照頂きたい。

「人様の手料理食べたのって実はそんなに経験ないような」

厳密に言えば、他人の手料理を食べる環境になかったという訳ではない。外食店などで出て来る料理も手料理と言えなくもないし。家庭内では私が主に家事全般を担っているが、母も料理が割と好きなので作る事も決して少なくはない。と言うか、私が実家に出戻りするまでは母が我が家の食事担当であったわけで。だが身内以外の人が、自分のために作ってくれると言う状況がほぼ初めてみたいなものだった。いや、よくよく考えなくても世間ではそう言う経験がある人早々いないような気がするがどうなんだろうか?

ちなみに女性陣の手料理を振る舞われたと言う事もあってか、非常に多くの抗議のコメントを賜った。今回ばかりは批判されても何の文句も言えないだろう。なんてったって推しの手料理を異性が食べているのだから、仕方がない。柊先輩ですらお気持ちされていたが、批判の数より楽しんでくださったユーザーさんの方が多いみたいなので少し安心した。きっと先輩の事だから、私だけでなく同じ箱のメンバー同士がもっと気軽にコラボできるように、と言う狙いもあったのだろう。

メイド服やチャイナ服を着せたファンアートが一夜にして大量生産されたらしく、その件に彼女たちのごく一部の層からは感謝のご意見もチラホラ頂いたのは正直想定外の出来事ではあった。そのおかげで許されている節も多分にあるのでは……?

「お兄ちゃん」

「んー? って、何その恰好?!」

「どう? 似合うでしょ」

黒色で所々に白で猫の足跡が描かれた可愛らしいエプロン姿で私の部屋にやって来た愛しのマイシスター。私の問いに対して、ドヤ顔でくるりとその場で回転して見せてくれる。控え目に言って超可愛い。可愛いと言う単語はもうこの子のために存在するんじゃないかって言うレベルで、私の語彙力が追い付かない。珍しく髪もシュシュで後ろに一纏めにしており、何らかの調理をして来たことだけは察しが付く。エプロンには汚れなのか、デザインで付けられたものとは別の白い跡みたいなものが付いていた。不器用でも頑張って作ったのえらい。

「日頃頑張っているお兄ちゃんにご褒美を与えようと思います」

「おー」

パチパチと手を叩いて大仰しくリアクションしてみると、それにご満悦だったのか「えっへん」と慎ましい胸を張るポージングを見せてくれる。なんて愛らしいのだろうか。どうしてこの場面を動画で撮影していなかったのか、数十秒前の自分の頭をぶっ叩いてやりたい気分である。

「はい。おやつをあげます」

「ホットケーキだ」

「パンケーキですぅ!」

「同じものなのでは……?」

「パンケーキって言う方が女子力ポイント高いじゃん」

「そう言うものか」

「女子が好きそうなのはどう考えてもパンケーキでしょ」

「確かに。ホットケーキミックス使っててもパンケーキを名乗れるんだなぁ」

「気持ちの問題なのよ」

「そうなのか。あ、でもエプロンに微妙に粉付いているぞ」

「う゛……こ、これはちょっと失敗しただけで」

「あとでお洗濯するから、籠に入れておいてくれ。あと丁度おやつの時間だしね。一緒に食べようか」

「うん」

どうやら私のためにホットケーキ……じゃなかったパンケーキをくれたらしい。2人仲良くおやつタイムと行こうではないか。マイシスターが持って来た皿の上にはところどころ形が崩れてしまってはいるし、少し焼きムラも多少はあるが、きちんと円盤状にはなっている。何より不器用なこの子の事を考えるときっと頑張ってくれたのだろうと思わず表情が緩んでしまうのだ。

「なぁによぅ」

「なんでもないさ」

「もっと膨らむんだと思ってたんだけどなぁ」

「多分混ぜすぎが原因かな」

「そうなの?」

「生地サラサラになるまで混ぜたでしょ?」

「うん」

「それやると生地が膨らみにくくなるらしいんだって」

「そうなんだ、メモメモ」

ナイフとフォークでお上品に頂くが、味は決して悪くはない。寧ろ美味い。何なら私が作っているやつよりも全然美味しいくらいである。調理過程で言えば私の方が多分ずっと上手くで来ているはずであろう。それでも私にとってはこの子が私のためだけに作ってくれたこれが何よりのご馳走であった。

「美味しいよ。とっても」

「ふぅーん。そっか。わたしも食べようっと。うん、割と美味しい。でもお兄ちゃんのやつがわたしにとっては1番かな」

「私にとってはお前が私の為に作ってくれたこれが何よりのご馳走だよ」

「この前配信で事務所の人たちが作ったやつより……?」

「まあ、好みの問題もあるだろうが。少なくともお前の手作りを超えるものなんてこの世に存在するもんか」

「なぁによぉ、それ。まっずい料理でも作ってやろうか。このやろー」

「ははっ、なんだそれ」

後でSNSで皆に自慢してやろう。私は事務所の女の子より妹の手料理の方に喜ぶタイプの男子であると言う事をしっかりアピールしておこう。ある意味あの配信の火消しにもなるかもしれないし、嘘偽りのない事実ではあるわけだし。

「もしかしてさ」

「んー?」

「私が配信中に妹の手料理食べたいって言ってたから?」

「……食べられたら幸せって言ってたじゃん…………」

恥ずかしいのか頬を染めながら、視線を逸らしてポツリとそう呟いた。照れ隠しに私が食べようと切り分けていたそれを横から掻っ攫っていってしまう。

「――」

久しぶりに名前で呼んだ気がする。その名を呼ぶと顔をあげて首を傾げる。久しぶりに名前で呼ばれたことに違和感を覚えたのかもしれない。

「ありがとう。幸せの味がしたよ」

「ふふっ、なにそれ」

この時間、この味。全てが私にとっての幸せである。

◇◆◇◆◇◆

あんだーらいぶを語るスレ XXX配信目

347 名無しのライバー ID:s+zTeGeVw

昨日のお料理査定配信は質でしたね

348 名無しのライバー ID:AY4Aesd4y

なお荒れている模様

349 名無しのライバー ID:w89Leq3RL

それはそう

350 名無しのライバー ID:V3Xa7dM8s

女性Vの手料理とかそら荒れるわ!

351 名無しのライバー ID:4eimje4MV

ハッス:新妻エプロン

ルナちゃん:メイド服

灯ちゃん:チャイナ服

の叡智絵が大量生産されたと言う意味で

感謝しているファンも一定数いる模様

352 名無しのライバー ID:fRqChTADJ

確かに

353 名無しのライバー ID:xFJc02x6i

どうしてコスプレしていたニートが入っていないんですかね……?

354 名無しのライバー ID:3qyVkY/Pr

スク水着てたんだよなあ

355 名無しのライバー ID:4/k6yQLmz

なお社長の私物

356 名無しのライバー ID:+1Jb8wzg0

社長は一体何をしたいんや……

357 名無しのライバー ID:h+lJX0lI6

ニート「うゎ、えっろ! キッズが精通しちゃうぅうう!」

358 名無しのライバー ID:KHIsrEOPT

>>357

ニートはそう言う目で見れないんだわ……

359 名無しのライバー ID:h0sdiegWz

>>357

お前はあんまりそう言う需要無いから……

360 名無しのライバー ID:6VjUa8X3F

>>357

もっと奇抜な格好すると思っていたのに

361 名無しのライバー ID:TWYMQOIFk

お前らニートに対して手厳しくないか?

362 名無しのライバー ID:yAzpwNMxN

だってお前……ニートだぜ?

363 名無しのライバー ID:7Ntr3btVr

しかも手料理(カップ麺)だぞ

364 名無しのライバー ID:J/YZ5VO2F

ゆ、有名店監修の高いやつだから(震え声)

365 名無しのライバー ID:yjpQN993L

なお社長が楽しみに取っておいた夜食用のカップ麺だった模様

366 名無しのライバー ID:px7yaWe6+

草ァ!!

367 名無しのライバー ID:Fw+c67GmO

流石に草

368 名無しのライバー ID:50Dforrhy

今回の配信1番の被害者社長なんじゃ?

369 名無しのライバー ID:Vi2slcR1H

コスプレ衣装どんだけ持ってるんだよって

一部のファンからはドン引きされている件

370 名無しのライバー ID:MoBthread

コスプレ風俗かよ!

371 名無しのライバー ID:6PC/Kgy4A

駄馬君、もうちょっと言い回しとか考えようよ……

372 名無しのライバー ID:PD4sPYo7p

駄馬、ホンマそう言うところやぞ

373 名無しのライバー ID:MoBthread

いや、お前らそう思ってただろ

嘘を言っちゃいけないよ、スレ民君

374 名無しのライバー ID:AvRBpkbC7

簡易まとめ

ハッス(新妻エプロン):肉じゃが

ルナちゃん(メイド):オムライス

灯ちゃん(チャイナ):炒飯

ニート(スク水):カップ麺

ミカ(あんぐら君):おにぎり

あさちゃん(女装):お味噌汁

375 名無しのライバー ID:EW8/pu98F

>>374

まとめたすかる

376 名無しのライバー ID:xFqts8UZv

>>374

ミカのあんぐら君着ぐるみの衝撃

377 名無しのライバー ID:CDNo3Aob4

>>374

あの呪物の

着ぐるみ作ってたんか(困惑)

378 名無しのライバー ID:6s/1U5+o/

女帝の自費製作やぞ

後に社長に没収、もとい買取と言う形になったらしいが

379 名無しのライバー ID:dryxjJMHP

あれ着てリアイベに参加しようとしてたからな

そりゃ止めるよ

380 名無しのライバー ID:Fi6UGV/fa

何やってんだよ、女帝……

381 名無しのライバー ID:OwAmscMZ7

寧ろあいつならやりそうなことでは?

382 名無しのライバー ID:lzO0KMz48

それはそう

383 名無しのライバー ID:0kfCy0jmF

あんぐら君の衝撃のせいであさちゃんの女装について

あまり誰も触れない

384 名無しのライバー ID:MCcSz6uB1

畳「似合いすぎてて指摘忘れてた」

脱サラ「可愛いですよね」

メインヒロインはあさちゃんってことで良いか?

385 名無しのライバー ID:/yurisuko

良いぞ

386 名無しのライバー ID:4SprKNFxO

あんぐら君着ぐるみですっころんでおにぎり落とす

脱サラが何食わぬ顔で落ちたおにぎり拾って軽く払って食べる

脱サラ「うん。形は歪だけど美味しい」

ミカ「えっ、好き。抱いて」

脱サラ「その見た目で抱擁されると怪異に取り込まれる絵面になるから止めておこうか」

387 名無しのライバー ID:T3EURRyg/

なんだこのイケメン

388 名無しのライバー ID:Uxc66wvM5

これ素でやってるのに何故独り身なのだろうか?

389 名無しのライバー ID:gckineki/

あ゛? 何故ってそら脱サラだし

好意持ってる人はいても当人が軽くいなして終わるんだよ

そんくらい分かんだろ

390 名無しのライバー ID:zfYJwLI0Z

畳「毎日味噌汁飲みたいよな」

あさちゃん「え? 告白? いやだなぁ」

ミカ「ちょっと嬉しそう」

とう×あさはある(確信)

391 名無しのライバー ID:iDj/CCYXa

こいつらいっつも男同士でイチャイチャしてんな

392 名無しのライバー ID:vh7neG1h3

一定数需要はあるからな

393 名無しのライバー ID:YII/Fka2K

次のリアルイベントあったら

各々が作ったメニューをベースに

飲食スペース作れそうじゃね?

394 名無しのライバー ID:aqB0HdjY4

ええやん

395 名無しのライバー ID:rAIPf/umg

それいいな

マジでやれ、あんらい運営君

396 名無しのライバー ID:xBlZX80Ur

一方脱サラは雫ちゃんのホットケーキを

ガチで嬉しそうに食している模様

――――――――――――――――――――――――

神坂怜@妹の手料理が1番@kanzaka_underlive

妹がおやつ作ってくれた

幸せの味がした

すき

pbs.twimg.vcom/media/sister_cake

――――――――――――――――――――――――

397 名無しのライバー ID:UGyRvbs84

こいつ妹相手の時だけ

著しくIQ下がるよな

398 名無しのライバー ID:M7ysxjnot

何だかんだ妹ちゃんがナンバーワンなんよなぁ

399 名無しのライバー ID:OZZmWYhro

女性陣の手料理作ろうが

結局雫ちゃんには勝てねえンだわ

400 名無しのライバー ID:Q4cJLe1rp

実にこいつらしい

401 名無しのライバー ID:pqcmx/IXz

ある意味今回の火消しにもなるし

妹好きアピールも出来て一石二鳥である

402 名無しのライバー ID:bmz1osJgg

あのシスコンそこまで考えて無くね?

多分素でやってる

8/1から開始されるメロンブックスさんのノベル祭りにてアラサーVのSSクリアファイルが交換対象となっています。

SS『あるマネージャーの日記』

日野嬢とブラン嬢のマネージャーさんのお話です

https://www.melonbooks.co.jp/special/a/1/fair/novel14th/

コミカライズ版連載開始しています。

次回更新(3話後半)は8/3更新予定です。

https://comic-walker.com/detail/KC_005559_S?episodeType=first

5巻&短編集9月末同時発売予定

4巻発売中。

5巻&短編集今秋同時発売予定です。

【4巻特典情報】

■メロンブックスさん

特典SS『獅堂エリカの野望』

有償特典『親友のイラストレーターが親バカすぎる件』

4巻発売記念フェア特典:全巻購入or3巻&4巻同時購入『神坂雫の本当に欲しいもの』

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2301350

■ゲーマーズさん

特典SS『十六夜真の愛すべき平穏』

有償特典『ニートのおしごと+あんだーらいぶ誕生秘話』

https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10707027/

■アニメイトさん

特典SS『mikuri わたしにできること』

https://www.animate-onlineshop.jp/products/detail.php?product_id=2396741

■BOOK☆WALKERさん

購入特典SS『葵陽葵は振り向かせたい』

https://bookwalker.jp/de615ee57a-9599-46c2-8a73-93c7db99c5ca/

A Thirty-Something Becomes a VTuber

A Thirty-Something Becomes a VTuber

アラサーがVTuberになった話
Score 4.6
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2022 Native Language: Japanese
After quitting a toxic, overworking job on the brink of burnout, I, a thirty-something, somehow ended up becoming a VTuber named Kanzaka Rei under the virtual talent agency “UnderLive,” all thanks to my little sister’s persuasion. “I don’t really get this VTuber thing, but I’ll give it my all!” I thought, brimming with enthusiasm. However, in the female-dominated world of UnderLive, just being a male VTuber gets me bashed by viewers. To make matters worse, on just my second day, a fellow debutant causes a massive scandal, leading to their firing! Will this thirty-something VTuber, swarmed by haters, have any future at all!? …Well, it’s probably still better than working myself to death, right?

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