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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 103

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サイコキネシス。

テレキネシスや念力といったいろいろな言い方がある、有名な超能力の1つ。思考だけで物体を操れるようになるというものだ。

「それを、私に?」

『うむ。毎回面会などをするのは面倒なのであろう?であれば、この能力で手紙を届ければいいのではないかと思ってな』

「なるほど?」

伊奈野としては納得できるようなできないような、そんな理由であった。

(そんないつの間にかひとりでに来てた不審な手紙を読んで、信用してくれるかは怪しいと思うけどな~。まあ、骸さんがそれでいいと思うなら良いんだけどさ)

内容にどうかと思う部分はあるが、伊奈野は深くそこへ触れることはしない。伊奈野の目的はあくまでも骸さんが世界征服を達成できて、このダンジョンが破壊されないようにすることなのだから。

正直他の世界の骸さんと国王をつなげることに、あまり大きな価値を感じていないのである。

「分かりました。じゃあ他の世界の骸さんに事情を説明して、もらった手紙をサイコキネシスで届けるようにしますね」

『うむ。頼んだ』

城の警備でサイコキネシスが使えなくなるなんていうことは考えない。伊奈野の頭には成功する構図しか浮かんでいなかった。

これ以上考えることなどしたくはなかったのだから。

「……どうせなら骸さんにも事情の説明は手紙でしてしまってもいいかもしれませんね」

『む?余に説明するまでにも時間がかかったのか?』

「そうですね。霧があるので具体的にどこにいるのかはよく分からなかったですし。それに、本も読みにくかったので」

『な、なるほど?』

骸さんは納得できたようなできていないような、そんな様子で伊奈野の発言を聞く。ただ、その頭に説明中までずっと伊奈野が本を読んでいるという予想はなかった。

ちなみに説明する側の伊奈野は、

(あれ?というかまず、私って『エフェクト変更』があるから骸さんのことすぐに見つけられるんじゃない?わざわざ探し回る必要なかったよね?)

ということに気づいて失敗を感じていた。

日本サーバでは霧の中に入って探し回ったが、伊奈野にはエフェクト変更があるのだ。邪神の使徒に使っているように骸さんにも『エフェクト変更』を使って霧の中での位置を分かりやすくすればよかったのである。

(次からそうしよう。墓場の外からサイコキネシスで手紙を運んでいけばいいだけだしね)

色々と反省点は考えられるが、とりあえずサイコキネシスをもらったので効率は上がりそうである。

ということで早速、

「また今度やりますね」

『うむ。頼んだ』

明日から本気出す、である。

今日はとりあえず勉強を進めたいのだ。やはり伊奈野にとっての最優先事項は勉強であり、骸さんの対応は適当な時にやるものとなる。

それから数日、伊奈野は朝に日本サーバへ行くのをたまにやめて、海外サーバを回ったりした。

その動きは洗練されていて、だいたい5ステップで終わるようになった。

「まずは、墓場まで行く」

ステップ1 墓場まで行こう

名前の通り墓場に行くだけである。どこかのサーバのように海外プレイヤーを排斥するようなサーバはあまりないので、伊奈野もここまでのところ特に問題なく行えている。

墓場があまり人気のない場所なので特に誰かに見られるということもない。

「次に、本を用意してサイコキネシス」

ステップ2 本を霧の中に入れて動かそう

これもまたその名の通りで、伊奈野はまず骸さんへの連絡事項を書いた本を作っていて、それを『エフェクト変更』で発見した骸さんへと届けるのだ。

当然届け方は、サイコキネシスである。

最初の頃は扱いも難しいように感じていたが、今となってはお手の物。

本を読みながらでも問題なく骸さんの下まで本を届けることができるのである。

「そしたらまた別のサーバに行くんだけど……………うっとうしいから倒しておこうかな」

ステップ3 邪魔者を倒そう

これは正直やらなくてもいい作業だ。

とはいっても霧の中で光って鬱陶しい(光っているのはエフェクトを変更させている誰かさんの自業自得)ので本を読むことの邪魔になるし、今度は別の本をサイコキネシスで動かして邪神の使徒たちへと向かわせていく。

自分が何かするわけではないので牽制魔弾すら使うことなく、サイコキネシスだけで、

(いけ!本の角アタ~ック☆)

「「「「ギャアアアァァァァァ!!!!??????」」」」

邪神の使徒たちを殴り、不可視化を解除させていた。後は勝手に骸さんの配下が片づけてくれる、

ここまででこの日の作業は終了だ。

では次の日。

「はい。手紙の回収をしていくねぇ~」

ステップ4 手紙をもらおう

墓場の入り口付近に落ちている手紙を拾う。

そしたらそれを持って城の付近へ直行。

「最後に届けて、おしまい!」

ステップ5 手紙を届けよう

ステップ4で回収した手紙を、城内へ運んでいくだけの簡単なお仕事だ。

茂みの中を通らせて人目につかないようにしつつ、国王の執務室(なぜか黒い本が知っていた)にある穴へとちょうど入り込むようにしながら手紙をねじ込む。

これで伊奈野のお仕事は終わりだ。

後はこれをいくつものサーバで行なうだけである、

伊奈野は気づいていないが、

《称号『国王の姿なき恩人』を獲得しました》

《称号『国王の協力者』を獲得しました》

《称号『不死者の王の恩人』を獲得しました》

《称号『不死者の王の姿なき恩人』を獲得しました》

またログも流れていた。

『ふむ。暗殺者の類の人間か?そこまでの腕を持ちながら、仕事は手紙の配達とは………面白い』

「兄上とつないでくださるか。何者かは分からんが、感謝せねばな」

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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