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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 105

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寝坊したうえに投稿しようと思ったらなぜか500文字くらい消えてて急いで書き足しました(白目)

聞こえてきたガチ恋コールに伊奈野は困惑させられる。

(え?な、なんでここでガチ恋コールを?この霧の中やるようなことじゃないと思うんだけど?まあ、「○○ちゃん」っていう部分を「君」って言ってたからただの練習なんだろうけど、それでもここでやることじゃないよね?)

墓地で、しかも濃い霧の中で。なぜかガチ恋コールである。

不思議で仕方がない。

「……そこに、誰かいるな?」

伊奈野が困惑して固まっていると、ガチ恋コールをしていたヲタクだと思われる人物から声がかけられる。

(声はそこそこ爽やかな感じ?まあ、ヲタクが全員「デュフフッ」って言わなきゃいけない決まりはないから良いんだけど)

伊奈野はかけられた声から分析を行ないつつ、

「はい。いますよ。ただ光が見えてきただけなのでお気になさらず」

「ああ。なるほど。そうか」

伊奈野の言葉に向かいのガチ恋コールヲタクは納得した声を出す。

(さっき光って見えたものって、たぶんサイリウムだよねぇ。ガチ恋コールするならヲタ芸とかも練習してたんだろうし。邪神の使徒と間違えて『牽制魔弾』使わなくてよかった~)

伊奈野がそんなことを思っていると。

ガチ恋コールヲタクの持っているサイリウムがゆらりとうごめき、

「見られてしまったのなら仕方がない。消えてもらおうか」

「……………へ?」

伊奈野の首にサイリウムだと思っていた冷たいものが触れる。

霧で隠されず直接見えるようになり。伊奈野は知る。それがサイリウムなどという優しいものではなかったことを。

「剣?」

「ああ。悪いがこの姿を見られた以上生きて帰られると困るからな」

「そ、そうですか」

特にキルされたところで伊奈野としては問題ないようには思える。

だが、

(この「姿を見られた以上」って台詞が出てくるってことは、私がこの情報自体を持っていることがこの人にとって相当マズいんだよね?ということは、私がプレイヤーで何度でも復活できるって知ったら別の対策を打たれる可能性があるよね。最低でも探されて追い回されるくらいの可能性は考えておかないといけないかもしれない)

その先が問題だった。キルされただけで終わらなければ面倒である。

「……簡単に私を殺せると思っているんですか?」

「さぁな。だが、殺せるか殺せないかは問題じゃない。殺すんだよ。確実にな」

キルされなくても、転移で逃げることだってできる。

だが結局そちらもキルされた場合と結果は変わらないように思える。

となれば、全く別の手を打たなければない。

(何かないかな。何かこの状況を変えられるような……………あっ!そうだ!)

「あ、あのぉ。これを私は持ってるんですけど」

「ん?何を……………っ!?」

伊奈野が見せたもの。それは、いつぞやのガチ恋コールはしていなかったが美少女がびっしりと描きこまれた刀を小動物に奪われていたござる口調のヲタクさんから貰ったバッジ。

そのござる口調ヲタクさんは「同志にこれを見せればきっと助けてもらえる」と言っていた。

ということは、

「そ、そのバッジは、まさか、同志なのか……」

(やっぱり知ってたか~)

アイドルヲタクにしろアニメヲタクにしろ、ヲタクというのは何かとつながっていたりするものである。それぞれの仲が良いかはともかくとして、認知くらいはしていると考えたわけだ。

まあ、だからと言ってまさか自分を同志だと認識されるのは予想外だったわけだが。

その後いったん墓場からでた伊奈野達は、

「本当に申し訳なかった!!本当に殺すつもりはなく、ただ口止めをするだけのつもりだったんだ!!」

「まあ、良いですよ。結果として何もなかったわけですし。ただ、今度からは気を付けてくださいね」

「恩に着る同志よ!!」

(同志って言われても、私アイドルとかそこまで詳しくはないんだけどなぁ)

そんなことは思うものの口には出さずにガチ恋コールヲタクの謝罪を受け入れる。

霧から出たことでお互い顔も見れるようになったわけだが、ガチ恋コールヲタクの見た目としては、

(思ったよりイケメンかなぁ)

といったところであった。

整った顔で高身長なイケメンを前に、伊奈野も心がときめく……………

(まあでも、弟たちの方がイケメンだけどね!2人に比べれば大したことないかな!)

なんてことはなかった。

彼女がブラコンなのもあるかもしれないが、彼女の弟である双子たちもかなり顔は良いため簡単に誰かへ惚れたりはしないのである。良くも悪くも耐性があるのだ。

「では私はこれで」

「ああ。本当に申し訳なかった。同志よ!!」

完全に同志認定してきたガチ恋コールヲタクへ別れを告げ、伊奈野は今度こそ転移を行なう。多少時間は使ってしまったが、そこに関しては元から骸さんにいらない時間をかなり使わされていたので気にならなかった。

それよりも、

(解決できてよかった~話の限り単純に口止めがしたかっただけでそこまで悪い人でもなかった……ん?でもちょっと待って。あの人が振り回してたのってサイリウムじゃなくて剣だったんだよね?やっぱり変な人かも………)

墓場で剣を振り回しながらヲタ芸をしていたことが気になる。

一瞬良い人だと思いかけたが、すぐにその考えは消え去った。

その後図書館に戻った伊奈野は、誰かさんの所為でできなかった勉強を取り返そうと机に向かう。

それから少し時間が経ってやっと休憩に入り、

「師匠、実は師匠にお礼を言いたいという人が来ていて」

「はあ。そうなんですか。ここに来るなら休憩時間の間でしたら構いませんが」

「分かりました。少しお待ちください」

魔女さんが紹介したい人がいるということで声をかけてくる。

伊奈野としても誰かさんのような勉強を邪魔する害のある存在でなければ問題ないということで受け入れ、魔女さんが呼んでくるのを待った。

魔女さんは数秒もかからないうちに戻ってきて、

「こちらがお礼を言いたいというものです」

「初めまして。俺は……………同志!?」

「ん?ガチ恋コールヲタク、さん?」

やってきたのは先ほど墓場であったばかりの男性。2人は目を合わせ、驚愕する。

そうしている伊奈野は気づかないが、

《称号『勇者の同志』を獲得しました》

というログが流れていた。

勇者のパートナーって誰だっけな~……………まあでもきっと、影響は受けてるんでしょうねぇ

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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