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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 123

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「ん~やっぱり図書館が使えるっていいねぇ」

伊奈野は満足気な笑みを浮かべて言葉をこぼす。

ダンジョンで今まで勉強していたが、使えない状況となってしまった、そんな困ったときに入れた図書館は実に素晴らしい場所である。伊奈野が周囲と同じような格好で偽装をしていたこともあり、怪しまれることもなく奥の人目につかない場所まで行くことができた。

図書館の利用者自体があまり多くないのかここまで勉強してきた中で伊奈野の周囲には人が来ておらず(本人が気づいていないだけというわけではなく本当に誰も来ていない)、居心地も良いためこれからもダンジョンが使えない時には積極的に利用していきたいと考える。

いや、考えていた。

が、

「ありがとうございました」

伊奈野はその日の勉強を終わらせて、図書館から出ていく。その時に小さくお礼の言葉をつぶやいて受付へと目線を向けたのだが、

「っ!邪教徒だ!邪教徒がいるぞおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

「っ!?」

邪教徒というのが、このゲームにおける邪神の使徒を指している言葉だとは伊奈野も思えなかった。恐らく単純に、

(この国の宗教関係者じゃないっていうのがバレたんだよね?)

伊奈野の偽装がバレた。それで間違いないと思われる。

しかし、

(偽装も解けたわけじゃないし、よくゲームとかである『看破』とかそういう系統の偽装を見破れるスキルを持ってたのかな?でも、別に入ってきた時にはバレなかったし………)

何故バレてしまったのか。それが伊奈野には分からない。

今後偽装をしていくにおいて何か確実に障害になると考えてそこからバレた理由を聞き出すべく、少しだけその場所に残ることを決めた。

その結果。

良いことなのか悪いことなのかは一概には何とも言えないが、

「おやおや。邪教徒ですか」

「っ!?司書さん!?」

「ふむ。私を司書と知っている。ということは、邪神の使徒でしょうか?邪神の使徒の力を使えば、潜入や監視などは難しくないでしょうしね」

司書さんと遭遇した。

このサーバの司書さんと会うのは初めてであり、伊奈野が司書さんを認識していたことで色々と誤解される。

「しかし、礼拝の時間に出歩くとはずいぶんと抜けてますね」

呆れたような、見下すような雰囲気で司書さんから伊奈野が信者でないことがバレた理由が語られる。どうやら今はプレイヤーたちは礼拝の時間だったようであり、

(いや、そんなこと知るわけないじゃん!そんなこの宗教の礼拝の時間とか教科書に載ってなかったよ………というか、まずこの宗教礼拝とかあったこと自体初めて知ったんだけど!)

知るわけがないとキレた。

「さて、では浄化させてもらいましょうか。神の名のもとに信徒としての義務を執行します。懺悔して朽ち果てなさい」

「っ!?」

実に信心深そうな言葉とともに、司書さんが何かしたようで周辺の図書館の様子が大きく変化する。本棚やカウンターの前面が沈み込み、図書館に備えられた防衛設備が姿を現した。

伊奈野の眼に入ってくるのは、

「めちゃくちゃ現代兵器………」

「くくくっ、今更怖気づきましたか?自身の浅はかさを神に詫びなさい」

現代兵器。銃やバズーカのようなものなどがいくつも姿を現しており、それらが伊奈野のいる場所を含め周辺一帯に狙いを定めている。

(あぁ~。これ使われたら絶対キルされちゃうね。面倒臭いことになる気しかしないし、ログアウトの準備だけしておこ)

いつでもログアウトできるようにはしておきつつ、ここまでの戦力差を覆せるとは思えないのであがけるだけあがこうかと考え、

「『牽制魔弾』『連射』」

「っ!?がぁ!?」

まずは司書さんへ牽制魔弾を使い麻痺させる。どの程度効果があるのかは分からなかったため、連射で効果が出るまで撃ち続ける、

幸いなことにこれで動けなくなったのか銃が使われることはなかったため、

「今のうちに『設置』」

司書さんが牽制魔弾で視界をふさがれていて、受付の人もその攻撃を受けている司書さんの方へ意識が向いている間に。

伊奈野は魔法を設置する。

(これ以上できることはない、かな?じゃあ)

「ログアウト」

伊奈野はやれることだけやって、ログアウトした。相変わらず魔法の結果など見ないままに。

「イタタッ」

「し、司書様。大丈夫ですか?」

「ええ。ただの麻痺効果のあるダメージは低い魔弾でしたから問題はありません。ただ、なぜ邪神の使徒が『スキル』を使えたのかも『牽制魔弾』のスキルを憶えていたのかもわかりませんが」

伊奈野にログアウトで逃げられた司書さんは、ダメージ自体はたいして受けていなかったため問題はない様子で立ち上がる。

それから、使うことのなかった銃火器の数々を元に戻し、

「ん?何でしょうか、これ」

「あ、あれ?なんでここに……」

司書さん達は周囲の変化に気づき、その動きを止める。

そこには、図書館の室内には絶対にないはずのもの、

「雑草が、生えてきている?」

植物の芽が姿を現していた。

伊奈野の設置した魔法の効果である。

司書さんも受け付けも、図書館関係者は全員首をかしげるばかり。何の意味があるのかは分かったなかった。だが、すぐにそのあと駆けつけてきた外の人から、

「お、おい!早く処理しないと火事になるぞ!!」

「え?」

「さっき墓場の前でも植物が急に生えてきて大火事になったんだ!!」

「「「「っ!?」」」」

墓場の前での大火事。それを思い起こさせるような植物の出現。

これには図書館の職員も外の人間も大焦り、新しい火事を起こさないためにも全力で対処に当たることになるのであった。

当然、ダンジョンへ行く人間の数はさらに少なくなっていく。

あぁ~図書館良い場所だと思ったんだけどなぁ

残念だなぁ(棒)

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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