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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 124

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図書館や外の者達が必死に雑草の処理をした。

図書館という場所で火事などおこすわけにはいかないのだから。

だが、

「お、おい。いつになったら火が出るんだ!?」

「いつかだ!いつか!ここで止まるわけないはいかねぇんだよぉぉぉぉ!!!!」

「……もう、無理だ。俺は、寝る。お前たちは、止まるんじゃ、ねぇぞ」

「「「寝るなぁぁぁぁ!!!!!!」」」

いつまでたっても火はつかず、ひたすら除草作業に従事させられ続ける。10時間を超えた辺りから限界を感じるものが現れ始め、1人、また1人と地面に倒れ伏していくのであった。

それでも植物は、生え続ける。

さて、そんなことになっていることなど知らない伊奈野は、

「もうちょっと攻撃性の高い魔法にすべきだったかな?でも、やっぱり図書館を破壊するのは気持ち的にちょっとなぁ………」

そんなことをつぶやいて勉強していた。

実を言うと、彼女の使った魔法は一切他人へと直接的な害をなさない魔法だったのだ。その光景を見た者達は勘違いしているが、魔法の効果はただ植物を周囲に生やして成長を促進させるだけ。

油を生み出したり発火したりする要素はない。

本当にただ、植物をはやして成長するだけ。

ただ煩わしいだけの、何の害もない魔法だったのである。

ただこれにより、ダンジョン攻略に遅れが出たのは間違いないだろう。

さて、とはいえ再度確認するがこんなことは全く知らない伊奈野。

そんな彼女はいつも通り勉強を楽しみスヤスヤと眠って適度な運動をして、

「よぉし!今日も勉強するぞぉぉぉ!!!!」

次の日。勉強のことしか頭に無い(さすがにそれは言い過ぎ)な状態の伊奈野がゲームへとログインした。

今回は日本サーバ。

……………ではなく、海外サーバである。土曜日であり日本サーバは混んでいるのだ。

ただ、海外サーバではダンジョン攻略が行なわれているし、図書館も警戒されている。

伊奈野の使える場所は現在存在しない。

だがなぜか、伊奈野に悩む様子は見られなかった。

「さて。まずはダンジョンの方に行ってみて、と」

伊奈野はログイン後最初に墓場へと向かって行く。入れそうならばダンジョンへ入ろうと考えたのだ。

そうなれば特に悩むようなこともないし、いつも通り過ごすことができる。

だがさすがに、

「1日でどうにかなる話でもないよねぇ~」

伊奈野の視線の先には、群衆が。なぜか建物が全体的になくなっていて、そこに人が多く固まっている。

そしてさらにその先には、

「あっ。前哨基地みたいなのができてる」

墓場の入り口付近に、砦のようなものができていた。

墓場に誰かを入れないように。そしてそれと同時に、墓場から出てくる何かを規制するような見た目となっている。

ダンジョンへと侵入することは難しそうだった。

「じゃあ、昨日作った魔法を『設置』だけしておこうかな」

群衆の中。伊奈野は近づいて行って誰にも注目されないままに魔法を『設置』する。

周囲ではダンジョンに入りたいのかタダの野次馬なのかは分からないが、人々が大声で何かを言っていた。

(これ、いつぐらいまで続くのかな?)

いつになったらダンジョンへと入ることができるのだろうか。そんなことを考えつつ伊奈野はこの場から離れるために、というわけではないが、

「クイズに参加、と」

クイズ大会のイベント。

それは日本サーバに限定されたものではなく、世界中で同時に行なわれている。そのために日本サーバでなくても、プレイヤーは参加が可能だった。

「じゃあ、まずはクイズを解いて、と」

伊奈野はクイズへと向かって行く。

相変わらず黒い本が対策のための本を用意してくれていて、その分厚さは最初にもらった時の2倍以上になっている。が、伊奈野としてもそれに文句があるわけではなく、逆に軽い感謝をしつつ真剣に問題へと取り組んでいった。

「ん~専門用語が多くて難しいなぁ」

さて、では伊奈野がクイズに苦戦している間に、伊奈野がクイズ大会用の空間へ転移した後のことをお伝えしよう。

伊奈野が消えた後も特に何かが変化することはなく墓場の前で騒ぎが起きていたのだが、

突然、

「え?おい!なんだそれ!?」

「何か変なのついてるぞ!?」

「へ?何って……………何だこれぇぇぇ!!!???」

一部で驚愕する声が聞こえた。そこには、巨大に膨れ上がった植物が。

だが、昨日のようなただ植物が生えたりその成長が早くなったりしているのではなく、

「なんで俺の体から植物が!?」

「お、おい。これ誰かとってくれよ!!」

プレイヤーやNPCの体から、植物は生えてきていた。

まるで、そんな彼らから養分を吸っているとでもいうように激しく脈打ちながら植物は勢いを衰えさせることなく大きくなっていく。

大きくなっていくのは主に一部分。

ツタの先に実った実のようなものが、破裂しそうなほどにぶっくりと膨らんでおり、

「っ!?や、やば!俺のHPはもう0に!?」

1人の寄生をされたような状態のプレイヤーが叫ぶ。自身のHPがいつの間にか減っており、もうすぐ0になる、と。

その言葉の直後だった。

そのプレイヤーや周囲のプレイヤーたちは、

「あ、あれ?」

「リスポーン、した?」

気づく間もなくリスポーンさせられた。

理解も追いつかないままもう一度墓場の入り口まで戻ってみれば、

「な、何だよ、これ」

「どうなってんだよっ!?」

彼らは唖然とする。あまりにもひどい目の前の惨状に。

彼らの目の前では、

「とってくれ!嫌だ!死にたくない!!」

「誰か、誰かああぁぁぁ!!????」

悲鳴を上げて逃げ惑う人々。そこに張り付き一切離れる様子のない植物。

そして限界を迎えた人間に着いた植物による爆発。

それらが、収まる様子もなく繰り返し続けられる。大勢が倒れ伏し、爆発に巻き込まれ、寄生され、命を奪われている。

その光景に目が行って誰も気づいていないが、墓場の砦も大きな被害を受けて半壊しているのであった。

「よし。終わり!」

自身の魔法により起こっている惨状は知らず、クイズを終わらせて満足している伊奈野。

そんな彼女は、もう用は済んだということでイベント用の空間から退出……………はせず、

「今日は、ここで勉強だぁ!!」

その空間で問題集を取り出して勉強を始める。

彼女は海外サーバで勉強が難しい事への対策として、このイベント空間を利用することを考えたのだ。特にこの空間にいられる時間に制限があるわけでもないので、今日はずっとこの空間で勉強し続ける予定である。

「よぉし!頑張るぞぉ!!!」

彼女はフィールドに戻ることもないため、自身の引き起こした惨事に気づくことはやはりない。

そして、相変わらずログも確認されなかった。

《称号『植物創造』を獲得しました》

《スキル『接着』を獲得しました》

《スキル『緑化』を獲得しました》

スキルとか称号とか獲得させるの最近忘れてたぁぁぁ!!(たぶん章終わりのステータスのところで勝手に増えてると思います

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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