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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 157

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「ぐぬぬぬっ!」

「ん?瑠季ちゃん、どうしたの?」

「あっ、お嬢様。たいしたことではないのですが……………ギルドの運営と今後の成長指針で悩んでいるんですの」

イベント後のある日。

瑠季が唸っていたので話しかけてみれば、ゲームでの悩みがその口から語られた。

どうやら瑠季がギルドマスターをしているギルドのメンバーが今後の方向性に悩んでいるらしく、それに合わせるための構成に瑠季も悩んでいるというのだ。

「単体火力が高いメンバーと防御力が高いメンバーがいるんですけど、2人とも範囲攻撃を欲しがっているんですの」

「範囲攻撃か~。たいてい何のゲームでも悩むところだよね」

「そうなんですのよねぇ。魔法を今からとって鍛えるのも何か違う気もしますし、何か無理してスキルを取っても今度は大事なそれぞれの持ち味に割けるリソースが減ってしまいますし」

範囲攻撃か、単体火力か。それは様々なゲームで考える必要がある要素だ。

大抵そういう部分は序盤から考えておくものだが、ギルドメンバーたちはパーティーを組む前提で構成を行なっているためそういった部分は今まで抜けていたらしい。

そんな風に悩む瑠季に、伊奈野は何か助言できないか考えてみる。

そこで思いつくアドバイスというとやはり、

「状態異常系の毒を、魔法で風を起こして飛ばすのはどうかな?風を送るだけならMPもそんなに使わないで済むし良いと思うんだけど」

「風で飛ばす…………」

伊奈野が提案したのは、伊奈野も実際に使った手法。

毒液を霧に変える工程も本来必要だが、さすがにそこまで細かく話しているとややこしくなるので今回は省略した。

ただ、省略されても瑠季の方でイメージはできた。何せそれは自分も受ける方で体験をしたことがあり、

「確かに強いとは思いますわ。実際私もそれでやられかけましたし………ただ、魔法だと風魔法を取ることになるんですの?確か風魔法のスキルで序盤に使える魔法は応用が利きにくいって聞いたことがあるのですけど」

「そうなの?」

伊奈野はスキルの風魔法を使ったことはないので首をかしげる。

そしてそのまま、

「でもそれなら、スキルにこだわらなくてもいいんじゃない?」

「と、おっしゃいますと?」

「魔法陣を使えばいいでしょ?私、風を送る魔法陣は持ってるからあげようか?」

「……………はぇ?」

魔法陣。

伊奈野の良く使う、意外と数学要素のあるアレだ。

だが、伊奈野がよく使うからと言って誰にでもなじみのあるものではない。というか、ほとんどのプレイヤーにとってはなじみがないどころか存在自体もあまり認識されていないようなものである。

ただ、演出で浮き上がったりするよね~くらいの認識なのだ。

であるから、

「読み解けばわかると思うけど、よくある風を出す基本形の出力を上げて収束するようにしてあるから好きな方向に向ければ勝手に風が吹いてくれるはずだよ」

「……………は、はぁ?」

伊奈野に説明されたところで何も理解ができるわけがない。

ただ、結局どこの部分が分かっていないのか理解できない伊奈野は疑問の解消をしてあげることはできず、ただ魔法陣をあげることしかできないのであった。

後日、

「ほ、本当に風が出ましたわ……………」

「すごい。魔法陣って効果あるものだったんだ……………ニャ~」

実際にゲームの中にデータを取り込んで使ってみて、本当に効果があることを確認するフリフリのドレスを着たプレイヤーがいたという。

当然その驚きは大きく、

「検証班か考察班にこの情報を売れば…………いや、でもさすがにあの方にもらったものを勝手に売るのはちょっと……………」

便利なものであると同時に悩みの種にもなるのであった。

「先輩、余威與都の悪役令嬢が魔法陣持ってきたんですけど」

「は?魔法陣?どこから?」

「リアルからです。ダウンロードしてました」

「う、嘘だろ?どっかでデータ流されてんのか?」

「分かんないです。ただ、もし公開されてるんだとしたらかなりまずいですよ。本部に一応連絡したほうが良いんじゃないですか?」

「そ、そうだな。神、頼む」

『了解しました』

リアルでの人間関係を理解できていない運営は、知るはずのないプレイヤーが魔法陣を使っていることに慌てる。

本部も含め、規制と監視に振り回されることになるのであった。

それにより、

「あああぁぁぁ!!!!アプデが、アプデが終わらんぞ!!」

「大型アプデですし、予定以上に時間がかかっているということでも許されるでしょう」

アップデートの予定が後ろ倒しになったりしたが、それも仕方のない事だろう。

アップデートより、ゲームの重要な情報を流している存在を特定する方が大切なのだから。

「特定して監視できるようになれば、以降の活動を読めるようになりますからね」

「そういうトップ連中とか変なことする連中が次何するのか先読みできるのはデカいんだよなぁ」

そんなことを話す運営の者達。

彼らの使っているモニターの1つには、まだプレイヤーたちは誰も見たことがない沼地の様子が映し出されていた。

明日ステータスを更新できたら更新して、書けたら5章のプロローグも投稿する予定です(5章のプロローグはかけない可能性の方が高い

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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