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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 187

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『……………む?反射だと?』

「はい。反射です。知ってるんですか?」

『まあ聞いたことはあるな」

店主さんに頼まれて防具やアクセサリーなどに『反射』を『設置』する日々が続く中、伊奈野が骸さんにそのことを話すと少し興味がありそうな反応が返ってきた。

話を聞いてみると、

『ダンジョンを作る中で特殊なギミックを使うことでしか倒せないモンスターというものが作れてな』

「はぁ。そうなんですか?」

『うむ。そこで気になるのが、そのギミックを使った際に与えられるダメージをもしダンジョンマスターが付与した『反射』で返せるのだとしたら……………』

「ギミックによって出すダメージがどうなるか、ですか。確かにわからないですね。ただ、もしかしたら使えるかもしれません」

何かしらの弱点に攻撃を与えることで大ダメージを与えられるものや、装置を起動させることでダメージを与えられるものなどいろいろな種類が思いつく。

ただし確かに、それによる攻撃をもし反射した場合どうなるかは伊奈野にも分からなかった。

『結果にはよるが、大ダメージを与えることでしか倒すことのできない存在や、大ダメージを強制的に出させるギミックなどを作りそこに反射を付与できれば、相当対応が難しくなるのではないかと思うな』

「そうですね。もしこのダンジョンが深くまで攻略されるようなことがあれば、そういう風にしてみても良いかもしれないですね」

『うむ。そうだな。そうなった場合はギミックだけではなく他のモンスターや余の配下などにも付与してほしいところではあるがな』

「あっ。それもそうですね。積み重ねられるならそっちもやった方が良いですよね」

喜ばしい事なのかどうかは分からないが、伊奈野が動くことによってダンジョンを強化できる方法も出てきた。

(動き回ることになるのは面倒だし嫌だけど、それでダンジョンをつぶされずに済むなら良いのかなぁ)

『……………そうだ。どうせ反射させるなら、軽い攻撃だけで崩れる耐久値の低い壁を大量に用意しておくのはどうだろうか?』

「ほぅ?」

『確かダンジョンを作るときに、特殊なアイテムを使うことでしか壊せない壁を作ることができたはずでな。その壁を壊さなければ進めないにもかかわらず、その壁を壊すと反射でダメージが入るように設定しておけばかなり攻略が難しくなるのではないかと思うのだ。壁は耐久値が異様に高いがその特殊なアイテムは特定な壁にだけ異様に高いダメージを出せるという設定だったから、利用できると思うのだが』

「ほぉ~。確かにそれならやれそうですねぇ」

骸さんもそういうスイッチが入ったようで、あくどい仕掛けが次から次へと出てくる。

即死級のダメージを何度も出るようにしておきながらそのダメージを反射というもので確実に当てていくというかなりひどいことを考えているのである。

今のプレイヤーたちに対策などできるはずもないだろう。

まあとはいえ、考えるだけ考えたもののそんなものが実際必要になるのは当分先の話。

今はここまで作っているダンジョンでも十分機能している。

『いまだに誰もマグマの中からは抜け出せぬようだな』

「それはそうですよ。普通人間がマグマの中にいて生きていられるなんてありえないですからね!まあ、このダンジョンに来てる時点で普通の人なんていないという話は兎も角として……………」

未だにダンジョンの攻略が進んでいない。

どうやら1~3層。進まれても6層くらいまで行くだけでそれ以降攻略しようとするプレイヤーが少ない様子であり、

『全体的に人が少なくなったな』

「そうなんですか?」

『うむ。今までいた連中の内、4割程度がいなくなっている。消えた者達はひたすら経験値を求めていた連中で、今残っているのは立ち回りなどを意識しながら戦っている連中だな』

「なるほど?」

何故かはさっぱりわからないのだが、経験値を稼ぐことを目的としてたプレイヤーたちはそろってこのダンジョンから姿を消したらしい。

残っているのは、PSを上げようとしているような玄人ばかり。

「それは、良い事なのでしょうか?」

『まあ良い事と一概に言うことはできんが、そこまで悪い事でもないだろう。なにせ、経験値目的に来ていた輩は強引に階層を突破して奥まで進んでいくものも多かったからな。その影響で各階層の情報が出回るペースが早かったのだ。今はそういった無茶な攻略をしようとするものが少ないから攻略のペースも遅いし、さらに階層を追加できる時間も増えるというわけだ』

「なるほど」

確実な攻略はされてしまうが、そのぶん時間は確保できる。それはダンジョン側としては新しい階層の設置に必要なDPを溜められるといったこともあり、決して悪い事でもなかった。

それに伊奈野としても焦る必要がないので、

「安心して『龍落とし』の練習ができま、ふぎゃ!?」

『今のは全く反応できていなかったな』

「む、むぅぅぅぅ。攻撃のバリエーションが多くて読み切れないですね」

相変わらず伊奈野はダンジョンのモンスターを相手にカウンター系のスキルである『龍落とし』を練習していた。

現在はゴブリンにある程度対応できるようになったためボスを相手にしているのだが、当然ボスだけあって対応は簡単ではない。

知らない攻撃が大量に出てくるうえに、何度か成功させるとHP減少量の影響により行動パターンが変わるので余計に対応などできない。

『………しかし、何度も失敗しているというのにまだキルされていないのは純粋にすごいな』

「え?あっ。そういわれてみると確かにそ『龍落と、ぐへぇ!?……………ですね」

タイミングを間違えて返答が微妙なものになってしまったが、確かに伊奈野はまだ一度もキルされていない。

それは純粋に伊奈野が『覇者』という強い職業についており各ステータスが強化されているというのももちろん理由としてはある。

だが、それ以上に、

「なんか見るたびに最大HPっぽいのが増えていってるんですよね。恐らくそれの影響だと思うんですけど」

『ほぅ?最大HPの増加、か』

さて。

ここまで『龍落とし』の練習しているばかりの伊奈野ではあるが、そんな彼女は日本サーバに何をしていただろうか?

そう、防具やアクセサリーへの反射の『設置』である。武器に対して生産職のように付与などをしているのではなく、あくまでも自身のスキルを『設置』しているのだ。

それによって誰かにダメージを与え、さらにはその命を奪っていたのだとしたら。経験値は誰に入るのだろうか?

そう。つまり、そういうことである。

ゲーム的な判定は、『設置』で仕掛けた罠でモンスターが倒されているみたいな状況ですね

色々とおかしい部分があるのでシステムの調整によりかなり入る経験値は少なくなっていますが、それでも大量の人がハイペースで周回していれば……………まあそうなりますよね~

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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