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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 205

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この話は最後の方、心の弱い方は精神的な影響を受ける恐れがあります

我慢して脳を破壊されながら読んでくださいw

ダンジョンに新しいフィールドが追加された。しかも心をえぐってくるものまで仕込まれている。

では、その最初の体験者が誰になるのかと言えば攻略の最前線にいる今までのフィールドを耐性で耐えてボスを力で打ち破ってきた歴戦のプレイヤーたち……………ではなく、

「じゃあ、行ってきますね。なんで私が実験体なんだか……………」

伊奈野である。

今までは何かしらの不幸があり事故に巻き込まれて巻き込まれさらに巻き込まれたため大変な目にあってきたわけだが、今回はその大変な目に自分から遭いに行くわけである。

今までの経験の影響もあって死んだ魚のような眼をする伊奈野へ骸さんや炎さん達は苦笑しつつ、

「そうは言っても、これもまた『龍落とし』を強化するためには必要であろう」

「そうですよ。ここでの経験がダンマスの成長につながるんですから。頑張ってきてください」

「それはそうなんですけど……………それでも嫌な記憶がフラッシュバックしてくるんですよ。マグマの海に入ったかと思えば消火のために海に入っておぼれて、慌てて出てみれば目を焼かれてさらに毒に侵されたり……………」

「落ち着け。さすがに今回はそのようなことは起こらないからな……………たぶん」

「そうです。落ち着いてください。今回は説明文を読んだ限り状態異常とか地形の罠とかのオンパレードってわけではなさそうですから問題ないですよ……………たぶん」

「ちょっと!?その、たぶんのせいで凄い不安になったんですけど!?」

伊奈野も、『龍落とし』の練習の一環と言われれば断ることもできない。文句は言うが、おとなしく専用の階層へと転移していく。

すると最初に待ち受けているのは、

「……………」

「雪だるま?」

うるさい人がコスプレをしているわけではない、本物の雪だるまである。周囲を見回してみれば、正面にいる雪だるまだけでなく他にも雪だるは大量に。

当然それらは置物ではない。そのフィールドが起動されると同時に動き出すもので、

『プレゼント交換会へようこそ!楽しく歌いながら交換してみましょう』

そんなアナウンスと同時に、動き出した雪だるまたちの手に武器が現れる。

ただ、もちろんアナウンスがあったことから分かるようにただ雪だるまたちが襲ってくるだけの階層というわけでもない。この階層の主な内容はプレゼント交換であり、

『それではプレゼント交換スタート~!』

「わっ!?急に何か来た!?」

またアナウンスが流れると、急に伊奈野の手元へと武器が現れる。

そしてそれだけではなく、頭にはバケツを被らされ鼻にはニンジンが張り付いていた。

「なんとなく予想はしてたけど、急に来るとビックリするね!!」

この装備の急な変更こそがこの階層の特徴。プレゼント交換などと言っているが、実際はただモンスターたちと装備が変更されてしまうというものなのである。もちろん複数人で挑んだ場合は、雪だるまたちだけでなくパーティメンバーとも装備が入れ替わってしまうという仕様だ。

装備品同士を組み合わせてシナジーを出すような構成にしている場合は思惑を完全に破壊されてしまう仕様である。

しかも、もし自身が強力な装備を持っていた場合モンスターの手にそれが渡るわけで、それを倒すとなると相当のPSが必要になるのは間違いなかった。

「私は何も持ってないから問題なかったのかな?何か服も変わってないし、良かった」

ただこの場合、伊奈野はこの階層のギミックがほとんど意味をなさない。何せ装備品などないし、唯一職業専用の装備であるシャツは専用装備となっていて交換の対象に含まれない。

特に困ることなどなく、伊奈野はこの階層を突破していく。

……………などとそう簡単にいけばよかったのだが、

『プレゼント交換で~す』

「ひぇ!?急に装備が!?」

伊奈野の相手をする雪だるまたちの装備は、定期的に流れるプレゼント交換のアナウンスと共に変更される。

スコップを持っていたかと思えば急に手袋になって殴ってきたり。逆に葉っぱを持って襲ってきたかと思えば攻撃の瞬間に石の入った雪の球に変わってそれを投げて来たり。

相手の装備の変化とともに変わる攻撃範囲に伊奈野は苦戦させられるのだ。

全く攻撃のタイミングも、当たるのかどうかも分からないのである。

「これをカウンター専門の私にやれって言うのはきついですって骸さん……………こうなったら、無理やりやるしかないね。『牽制魔弾』『連射』」

『龍落とし』によるカウンターではどうにもならないと考えた伊奈野は悪態をつき、そこを『牽制魔弾』の『連射』で無理やり突破することに決める。

生物でないはずなのになぜか麻痺により動きを止める雪だるまたちの横を通り抜けつつ、伊奈野は次の階層へと進んでいった。

その後3階層ほど同じギミックで敵が少し強くなりつつ装備が交換されていき、最終的に、

「……………なんか、装備が豪華になったんですけど」

伊奈野の身に着ける装備は非常に豪華になっていた。

一応装備は奪われてもその交換先のモンスターを倒せば確定でその装備がすべてドロップするようになっているため問題ないのだが、伊奈野の場合は失わずに装備をもらうだけもらったため逆に強化されるだけのイベントとなってしまったわけである。

今まではただシャツを着ているだけだったが、その上にはなぜかつけている気がしない金属の鎧があるし、つけているはずなのに全くそれを感じさせない兜や非常に軽いうえにしっかりと地面を捉える靴などもある。

「勉強には適してなさそうだけど、良い装備だね」

《称号『無の交換者』を獲得しました》

もしここで伊奈野が覇者としての装備ではなくそれを隠すためにDPを使って以前得ていたTシャツを着ていればさらに下のシャツも性能の良い物がもらえたかもしれないが、さすがに伊奈野はそこまで考えていない。

「良い装備っぽいし、この階層来るだけでお金稼げるのは大きいんじゃない?すごい人が殺到しそう」

そんな予想をしつつ、伊奈野はプレゼント交換会の階層を完全に突破し。

新しいギミックと出会うことになるわけで、

『あなたの所持金を使って、クリスマスパーティー会場を豪華にしよう!』

「あぁ。そういう感じ?」

次の階層に来たかと思えば、アナウンスと共に伊奈野の前にディスプレイが現れる。そこには質素なクリスマスパーティー会場があって、好きにアイテムなどを購入して飾り付けができるようになっていた。

急なことに伊奈野は困惑しながらも時間はあまりかけていられないので適当に少額でケーキやプレゼントを置いて完了する。

すると伊奈野の体はその会場へと転移されていき。

そこには、

「ん?何これ?こんなの設置した覚えないけど?」

大きなテーブルと、おそらくパーティーの参加者が座るのだろう並べられたイス。そして、そのそれぞれのイスの前に手紙のようなものが置かれていた。

ご丁寧に重要なものですよと言わんばかりの光を放ち目立っている。

「中には何が……………あぁ~。やっぱりね」

伊奈野は何となく察していたが、その手紙を読んでみてこの階層のギミックを確信する。

一応他の手紙も読んでみるが、それはどれもすべて、

「パーティー参加拒否のお手紙じゃん」

『お前のことは戦闘ロボットとしか見てない』

『ごめん家族と過ごすんだ』

『彼氏と一緒にクリスマスデートするの』

『友達でもない人とパーティーはしない』

『何を勘違いしてるの?』

『そんなんだからお前は駄目なんだよ』

『誰もお前を愛さない』

「……………うわぁ(ドン引き)」

1人クリスマスフィールド

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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