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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 212

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プレゼント交換のために宝石を出した伊奈野。その後弟子の伝言を伝えた店主さんはいなくなり、気づく。

プレゼント交換に出すものを宝石にしてしまったせいで、とまではいわないが、

「あっ。結局チケット出してないし……………どうしよ」

もともと宝石を思い出すまではプレゼント交換に出すつもりでいた、イベント用のチケット。

それがまだ手元には残っている。

このチケットのことを思い出すのが店主さんのいる時なら、まだ交換の対象も見せてもらえてよかったかもしれない。しかし今伊奈野がこの状況でチケットを使えるのは、

「公式が用意した対象だけ……………」

『かまくら生成』を獲得した時のように、システムから交換するしか使い道はない。

とはいえすぐに使わなければならないといけないようなものでもないため店主さんがまた来た時に交換してもいいのかもしれないが、

「なんか、まだまだ増えそうだよね。弟子の誰かが授業料をお金の代わりにチケットで払ったりしてるのかな?」

弟子たちの授業料云々は兎も角として、伊奈野の予想ではチケットはまだまだ増えていく。それこそ、店主さんのところでは使いきれないほどに増えるのではないかという予想すらあった。

そのため、ここで一旦システムの交換機能を使ってみてもいいのではないかという気持ちにもなる。

「ま、まあ、あとで見るだけ見てみようかな」

少し考えた後、勉強を終えたのちに見てみるだけ見ることを決めた。

見るだけならタダなのだから。

そうして通常の交換方法で交換できるものにどういったものがあるのかというのを見ることになるのだが。それに興味を示したのは伊奈野だけではない。

「何見てるの~」

「あっ。黒い本。何?興味あるの?」

あまり黒くないケーキコスの黒い本も、伊奈野の見ているものを後ろからのぞき込んでくる。

伊奈野は体を少しずらして黒い本にも見えやすいように調整するのだが、少し気になることがあり、

「ん?黒い本、これ見えてる?」

「ん~。ちょっとだけ」

「ちょっとだけ?」

交換物の表示は、プレイヤーが見るためのものである。NPCとはまた少し違うが、システム上の存在である黒い本に見えるのかどうかというのが伊奈野には分からなかった。

そんな伊奈野の疑問に答える黒い本は、ちょっとだけというまた反応に困る言葉を使う。

ただ、黒い本としてはそれが正確な表現なようで、

「僕は邪神の力が入ってるから、神の力もちょっと見えるの!でも僕の力はそんなに強くないから全部見えるわけじゃなくて……………」

「あぁ。そういえば邪神がどうとかいう話あったね。そういうの関係してるんだ」

お前のどこが強くないんだよとツッコミを入れたい人は大勢いるだろうが、残念ながらそんな人はここには存在せず。伊奈野はあっさりとそれを受け入れてしまう。

とりあえず少しは見ることができるということが分かったため、見えないところを伊奈野が細くして説明しつつ2人で一緒に一覧を眺めていく。

やはり見てみれば面白い物はあるもので、

「スノーバズーカ、ねぇ。なんか見た目は好みなんだけど………」

「ご主人様はこれ好きなの?」

「まあそうだね。けど、使わないからな~」

伊奈野が心惹かれるロマン武器っぽい見た目のアイテムもチラホラ。

いかにも高火力だと言わんばかりの見た目のバズーカや、音楽家系の特殊な職業で使用するのであろうオルゴールなど。リスクはあるが効果が出れば大ダメージや強い状態異常などを与えられそうなアイテムの数々に、ロマンという夢が膨らむ。

「僕はこれ欲しい!」

「ん?あぁ~これね」

黒い本も気になるアイテムはあるようで、欲しい物を指さす。

黒い本の好みというのは、やはりいかにもな長くて黒い刀(っぽいけど剣)や毒々しい色の鎌など厨二病的なものとなるため、

「まあ却下だね」

「えぇ!?」

伊奈野にあっさりと却下されてしまう。伊奈野の好みを考えれば認められることはないだろう。例えばそれが、攻撃力は低いのにランダム状態異常付与で0.00001%の確率で必ず相手を即死させるなどという効果のあるロマン武器でもない限り。ついでに防御力大幅低下で素早さ特化になるのならさらに伊奈野の心には響いたかもしれない。

もちろん、クリスマスイベントの装備にそこまでの尖った性能の武器などはなく。

「ん。これオシャレ。天界の私の土地に行くことがあったらこういうインテリア置きたいな~」

「僕はこっちが良いな~」

「えぇ?その黒いやつ?あんまり私の趣味には合わないんだけど……………あっでも、白いのと対にする感じで使えば意外とオシャレに映るかな?白の上に黒いインテリア置くとかよくあるし」

結局伊奈野が興味を持つのはインテリア関係となってしまう。

武器が出てインテリアが出て、ほぼ置物のようなものばかりになってきたためこれ以降伊奈野の戦力強化になるようなものはない。もちろん、最初から伊奈野は戦力強化など考えてないので当然なのだが、

「ねぇ!ごしゅじんたま!これ面白そうだよ!僕乗りたい!!」

「どれ?……………あぁ。本当だ。面白いね」

そんな中、黒い本が置物とはまた違った少し面白い物を見つける。

それは、ある意味クリスマスらしいものであり、

「浮遊するソリね~。良いんじゃない?どれくらいの大きさか分からないけど、楽しそうだし。『かまくら生成』より必要なチケットが多いのはちょっと納得いかないけど、まあ余裕はあるし良いでしょ。交換しようか」

「本当!?やったぁ~!!」

ここまでインテリア以外は意見が却下されてきた黒い本がその意見を認められ、大きく喜ぶ。

結局伊奈野は伊奈野や黒い本が気に入ったいくつかのインテリアとそのそりをチケットで交換して、

「じゃあ、さっそく乗ってみようか。大きさがどれくらいか分からないけど、この部屋に出して大丈夫かな?」

「ど、どうかな?ちょっと測ってみるね」

部屋の大きさを測り、そりの大きさと比較して出せるかどうかを確認する。出しても問題ないと分かると伊奈野達は出したそりに乗り込み、

「なんかフワフワしてるねぇ~」

「そうだねぇ~。これはお馬さんが引っ張るの?」

「いやいや。これは空を飛べるトナカイが引っ張るんだよ。こっちにいるのかは知らないけど」

「ほへぇ~。トナカイさん……………」

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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