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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 218

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前回もそうですし昨日もそうですし、なろうのメンテナンス中止が続いてますけど大丈夫なんでしょうか?

ちょっと不安ですし、他サイトへの転向も考えておくべきですかね……………

イベントに参加しないかと誘われた伊奈野。今回のクリスマスイベントのチケットでは大きな差を見せつけられたため、マターはここでリベンジを果たすつもりなようである。

ただ、伊奈野としては、

「え、えぇと。さすがに受験が近いから難しいかもな~。お昼寝はちょっとしかしてられないんだよね」

受験があるため、イベントには参加していられない。少し前には瑠季から誘われたPVPイベントも断っているし、ここで受け入れてはいられないのだ。

ただ、マターも諦めきれず、

「本当に?絶対無理?」

「え、えぇ~と。無理だと思うんだけど……………じゃ、じゃあ、一応説明だけ聞いておこうかな。どんな感じのイベントなの?」

「ん。寝るイベント」

マターが食い下がってきたためイベントの詳しい説明を求めてみれば、名前そのままの内容を説明される。特に新しい要素は伊奈野には分からない。

伊奈野は苦笑しつつ首をかしげることになるのだが、マターも伊奈野にうまく伝わっていない、というかほとんど伝わっていないことは理解できているようで、

「これ」

「これ?……………説明とか書いてあるのかな?」

マターは1つの紙の束を手渡してくる。そこには、イベント説明案内という文字が書かれていて、その名前の通りイベントの説明が書かれているものと思われた。

目を通してみればやはりいろいろと書かれていて、イベントの目的や入賞時の賞品など大事そうなことも分かってくるのだが、

「いや、そこはどうでもいいんだけど……………」

そんなところは飛ばして、伊奈野は自分にとって大切な部分を読んでいく。やはり伊奈野にとって気になるのは、勉強ができるかどうかなのだ。このイベントでお昼寝以外ができないのか、それともお昼寝以外のことをしていても問題はないのか。そこが問題なのだ。

「個室に転移される。まあそこは大丈夫だね。じゃあスキルの使用は………あっ。スキル使うのありなんだ。しかも、アイテムの持ち込みと使用もOK?」

見てみれば、かなり制限が緩いことが分かってくる。スキルもアイテムも使用は自由にできるとのことであり、しかも場所は個別に用意されるイベント用の空間。

伊奈野が考える限り、勉強をするのに十分な環境に思えた。

「問題は、なんかこうシステム的に眠気を誘われたりしないのかってところなんだけど」

「ん。そういうのない」

「ああ。ないのね。じゃあ、問題ないかな」

伊奈野が勉強をするために必要な最低限の環境は調っている。さらにお昼寝イベントということであっても、お昼寝しやすいように眠気に誘われるということもない。

ここまで聞く限り最高に勉強に適した空間であり、

「じゃあ、参加してみようかな。サーバが混雑してなかったらだけど」

伊奈野は参加を決める。

ただ問題は、その時にサーバが重くなっていないかどうかということだ。今まではイベントの時に参加者が多くイベント空間に飛ばされていたためサーバが重くなることはなかったが、他のイベントに比べてお昼寝イベントにそこまで人気があるとは思えない。

となると、サーバが重くなり時間の加速へ影響が出てしまうのも否めないのだ。

もちろんこのイベントは全サーバ共通のイベントであり伊奈野はダンジョンのあるサーバから参加すればいいのだが、そんなことには全く気付いていない。

ただ、マターはその部分に関して何か言うわけではなく、別の方向から、

「大丈夫。イベント、加速そのまま」

「加速そのまま?イベント中、というかイベントに参加してる間は普通にゲームしてる時と違ってゲームが重くなっても加速は変わらないってこと?」

「ん」

公式のイベントかどうかやそのイベントの重要度にもよるのだが、とりあえず今回のお昼寝イベントの間はサーバがどれだけ重くなっていったとしてもイベント中は時間の加速度合いが変わることはない。

それもまた伊奈野にとっては非常に好ましい事である。

「参加、しようか」

「やった」

伊奈野はもう参加しない理由が見当たらず、参加を決めた。マターはそれを聞いて声に抑揚はないし表情は変わらないものの、両手を上げて喜ぶ。

どれだけ伊奈野がこのイベントが戦う気がないとしても、マターにとって伊奈野に勝てるというのは非常に大きな要素のようだった。相手がどれだけやる気がなく全く勝とうとしていなくても、どれだけ自身の得意分野であったとしても勝てればそれでいいのである。

「優勝、する」

「優勝目指すの?頑張れ~。まあマターちゃんならいけるんじゃない?いっつもお昼(?)寝してるし、優勝候補でしょ」

「むふ~」

伊奈野に優勝できるのではないかと言われ、自慢げな様子を見せるマター。彼女自身もまた、かなりいいところまで食い込めるであろうことは思っていそうだった。

とりあえず伊奈野はイベントに参加した場合、一応何度か昼寝をするべきなのかもしれないとは考え、

「開催時間は現実の1時間?そこそこあるね。じゃあ、ゲームだと3時間だし私も3回くらいは寝れるかな?」

50分勉強して10分休憩するというサイクルで過ごしたとすれば、3回は昼寝に時間を使える計算である。

入賞は確実に無理だろうとは思うが、それでも一応参加してイベントの内容通りに動くことはできると思われる。

そんなことを考える伊奈野は、全く予想も理解もしていない。

このイベントを、マターが本当にすべて理解してるわけではない可能性があるということを。運営が、睡眠という機能をあまり表に出していないことを。運営が、昼寝をするだけというイベントを本当に作るのかということを。

それはつまりそう。

このイベントが、本当に昼寝をするだけのイベントなのかどうかというのは定かではないということを。

伊奈野は、全く考えてすらいなかった。

お昼寝イベント、やってみても楽しいと思うんですけどね~

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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