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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 221

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本日2話目

意外と伊奈野のダンジョンを攻略に来ているプレイヤーたちにもリア充がいることを理解した伊奈野。

そんな伊奈野が取れる行動と言ったらいつものように(?)爆発四散しないかと願いながら勉強するくらいなのだが、そうしていると1つ天啓が降りてくる。

それは、

「骸さん。ちょっと提案があるんですけどいいですか?おそらく侵入者同士の協力関係を少しだけ邪魔できると思うんですけど」

「む?なんだ?そんな方法があるのか?」

伊奈野は1つの方法を骸さんへと告げる。

骸さんにはあまり理解できるような内容ではなかったが、伊奈野が自信のありそうな顔をしていたこととそこまでコストのかかるようなことではなかったのでそれに従ってみて、

「なんだこれ?勝手に手に入ったけど」

「新しい飾りだな」

「急にどうしたんだ?何でこんな飾りが俺たちに」

数分後、ダンジョンにいるプレイヤーたちの下に突然飾りが送られてきた。身に覚えのないアイテムにプレイヤーたちは首をかしげる。

もちろんそれはただの飾りではなく、

「あっ。ツリーにつけられるやつだな。なんで急にこんなものを?」

「さぁ?とりあえず俺の名前を書いておけるから書いておくけど……………」

名前を書いてツリーに付けることが可能となっている飾りであった。

階層クリアの特典だったのに急にどうしてこんな大盤振る舞いを始めたのかと首をひねるプレイヤーたちであったが、他のプレイヤーたちとの情報を交換していく間にだんだんと仕様が分かってきて、

「あれ?それ俺貰ってないんだけど?」

「お前はあれじゃないか?まだ今日ダンジョンで3時間以上過ごしてないんだろ」

「この飾りがもらえるのは、現実の1時間このダンジョンで過ごした奴限定だぞ」

「えっ!?そうなのか!?」

ただダンジョンに入るだけでは飾りをもらうことはできない。それが分かった。ゲームの3時間、現実の1時間をダンジョンで過ごさなければもらえないというのだ。

当然ながらそれらは、ダンジョンに来てくれているプレイヤーたちに感謝を込めてプレゼントしたというものではない。

そうではなく、

「なぁ。この飾り、あいつつけてないぞ?」

「本当だ!?あいつだけじゃない、あいつもあいつもつけてないぞ?もしかして今日、来てないのか?」

伊奈野の望みは、そうして飾り付けをしていない人間をあぶりだすこと。いや、自分自身ではなくプレイヤーたちの手であぶりださせることである。

この飾りをつけているかどうかで、そのプレイヤーがこのクリスマスイブにゲームを1時間以上プレイしているかどうかということが分かるわけだ。

もしデートでゲームに使う時間がないなどと言うことになれば当然飾りは付けられないわけで、それを他のプレイヤーたちに知られてしまえば、

「けっ。あいつ恋人持ちかよ!滅びやがれ!!」

「良いやつだったんだけどな。残念だよ」

「信用してたのに。仲間だと思ってたのに!ちっきしょぉぉぉぉぉ!!!!!!」

クリスマスイブにもかかわらずゲームでダンジョン攻略をしている者達のヘイトは、来ていない彼ら彼女らに向けられることになる。

ある程度の攻略をしていてその証明となる飾りつけまでしているにもかかわらず、クリスマスイヴに来ていないプレイヤーは簡単にバレて少しだけでは収まらない恨みを買うのであった。

その恨みは当然。今後にもかかわってくるわけで、

「あいつに情報はやらない。適当に新しい階層は高低差が多いから『跳躍』がおススメとか言っておけばいいだろ」

「しばらくあいつには協力しねぇ。そうしよう」

「まあ今日はイヴだからな。問題は明日どうなるかだが……………」

来ていない面々に対して、少し距離を置くプレイヤーが増え始める。

非リアのひがみとは醜い物であり、非常に厄介なものなのだ。この対立により、ダンジョン攻略に対する完全な協力体制というものは構築しづらくなったとみていいだろう。

「明日はまた別の飾りを渡して、両方参加したのかどうかというのもチェックすれば……………もっと楽しいことになりそうです」

『そ、そうか。ダンジョンマスターが楽しそうで何よりだな。うむ』

「いやいや。骸さん何を言ってるんですか?これで攻略速度を落とせるんですよ?私が楽しんでることじゃなくてそっちで喜んでくださいよ」

『う、うむ。そ、そうだな……………』

伊奈野の様子を見てあまり喜べない骸さんだったが、伊奈野はそうして喜ばないことなど認めない。

その方法により伊奈野の醜い部分が見えてしまったのは兎も角として、実際に効果がないわけではない。どちらかと言えば非常に大きいと言ってもいいくらいだろう。

それこそ後日、

《称号『分断を迫る者』を獲得しました》

などと言う称号が獲得できるくらいには。

相当な分断と対立を引き起こすことに成功したわけである。

「あっ。そうだ骸さん。ここまで飾りも増やしましたし、新しい機能を追加しませんか?」

『新しい機能?どのようなものだ?』

「同じ名前の人のつけた飾りを分かりやすくする機能とか欲しいですよね。選ぶと光ってくれたりとかしてすぐにわかるじゃないですか」

『う、うむ。……………しかしそれに何か意味があるのか?』

「あるに決まってるじゃないですか~。単純に見つからなかっただけなんていう言い訳でこの対立をすり抜けようとする人もいるかもしれませんし、発見は簡単にしておかないと分断をあおれませんよ」

『そ、そうか……………ダンジョンマスター、今日はいつにもまして積極的であるな』

その後に起こるだろう言い訳などへの対処にも余念がない伊奈野。

その頭の中では、非リアとクリスマスを満喫してきたリア充たちでギスギスした空間が作り出されていく光景がありありと思い浮かんでいた。

この作品だとおあることにしましたけど、海外にもリア充爆発させる文化ってあるんでしょうか?

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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