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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 249

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「え?素材とアイテム売れるの?」

「マジかよ。めちゃくちゃため込んでて最近捨ててたぞ。売れるのかよ……………」

「め、めちゃくちゃありがてぇ。そんなに高くは買い取ってくれないみたいだけど、売れないよりは断然マシだな」

最近は攻略に来る者よりも入り口付近で売られてるお菓子を買いに来る人の方が多い気がするダンジョン。

そんなダンジョンだが、割合が減少して肩身の狭い思いをしていた攻略側への優遇措置というわけではないが、支援措置をとってきた。

それが、このダンジョンで得られるものが経験値だけでなく、少しばかりとはいえお金も手に入るようになったというもの。

アイテムボックスにはここまで大量に素材やアイテムが詰め込まれており、常日頃からこのダンジョンでレベルを上げている者は同じ素材が集まりすぎてそれをたまに捨てているほどだ。

かなり優秀な装備品があるようなら課金をして自分のものにすればいいが、わざわざ使わないものは課金してどのサーバでも使えるようにする必要などないし、ゴミになるだけである。

そういった状況の中で、アイテムや素材を売却できるというのは相当な変化だろう。

「なんで急に菓子なんて売りだしたのかと思えば、これをするための資金集めがしたかったからってことか……………」

「このダンジョン、ちゃんと俺たちのこと考えてくれてたんだな……………よし!頑張って攻略するぞ!」

実際、これにより攻略者の気合はますし、これまで経験値が必要な時にしか来ていなかった者達もお金も増えるのであればということで少しだけこちらのダンジョンでの活動時間が長くなる。

攻略者の数も少しずつではあるが増えていくのであった。

……………とはいっても、そんな攻略者の支援がダンジョン側の思惑では当然ない。

一応アイテムや素材確保のために安定した戦い方をする者が増えて攻略速度は若干下がったというメリットも出てきてはいるが、当然ながらそんなことを目指したわけではない。

「そっちどうですか?良さそうなものありました?」

「これはMP回復速度上昇の効果がありますね。使いますか?」

『こちらはMP最大値500上昇だ。微妙だな』

「ん~。一応両方貰っておきますか。ありがとうございます」

お目当ては、そういった冒険者たちが売却するアイテム。その中でも、伊奈野の魔法陣『設置』の『繰り返し』による消耗を抑えられるようなものを求めて行なっている。

「結構強気にぼったくり価格でいきましたけど、それでもかなり好意的に迎えられてますね」

「まだまだお菓子の売り上げでのお金の増加量の方が断然多いですからね。このままの状態が続くのなら仕組みとしては悪くないでしょうか?」

『いや、あまり攻略者たちを支援する枠組みを作る必要もなかろう。目的が達成できれば資金不足などと言って打ち切ればいいだけの話だ』

収入と支出から考えて伊奈野はこの仕組みを続けても問題ないと考えたが、わざわざ続けるメリットはない。

今はただ伊奈野の状態を改善できるアイテムが欲しいからやっているだけなのだ。

わざわざいつまでも金を与え続ける必要もないだろう。

もしかしたらまた何かが起きてアイテムが欲しくなることがあるかもしれないと思うかもしれないが、そうなったのであればまだ買取を行なえばいいだけの話であるし、

『余の配下の方も順調だ。やはり武器の類が多いようだが、それでも魔法用のものもチラホラとあるぞ』

「ですよねぇ~。というかどちらかと言えば本命は骸様ですからね。攻略者よりも大量に階層を配下で支配できてる骸様がアイテムを取って来れなくてどうするんですか」

『ふむ。手厳しいな炎』

プレイヤーなど使わずとも、骸さんの配下を使えばいい。

プレイヤーたちも確かに大量にアイテムをため込んでいそうだからそれを買い取ったが、本命は大量の配下を使った人(?)海戦術によりアイテムの確保など楽々という骸さんなのだ。

さらに言えば骸さんの配下がいるより深い階層の方が出てくるアイテムの質も高く、伊奈野の状態の改善に大きく貢献できる可能性が高い。

実際プレイヤーたちから売られるアイテムで魔力の消費量が2%減少するという物があるものの、骸さんの配下から送られてくるアイテムは10%だったり、中にはデメリットのような効果が他に付いてはいるものの15%だったりという物まである。

「まあ、深いところのアイテムとかは骸さんの部下に装備させた方が良いわけですし、足りるのであれば私は攻略に来てる人たちから売られた物だけでどうにかしたいですね」

ただ骸さんの部下からアイテムを取って来てもらうというのには問題もある。

確か骸さんの配下はそれだけたくさんの数のアイテム類を持ってこれるのだが、逆を言えばそれだけの数の骸さんの配下がいてそれの装備も必要ということである。

骸さんの配下が増えるペースもかなりのものであるし、本来であればすべてのアイテムが骸さんの配下に回るようにしたいところではあるのだ。

でなければ、世界征服をするための部下の装備が間に合わない。

「できるだけ早く私の装備が間に合うことを願うしかないですね……………」

「ですねぇ。骸さん側のためにもできるだけ早く改善しましょう」

そうしてその後、伊奈野はとりあえずMPを増やして回復速度を上げて消費量を極限まで抑えましたという格好に変わっていく。

それはもう、

「うわぁ~。左手使えませんね。これ。下手なノートの抑え方すると破れかねませんし……………」

『もうアクセサリーというよりも武器にすら見える見た目だな』

「なんか、成金みたいな装備ですね」

外見を代償にしたと伊奈野自身も、そして骸さんや炎さんも思うくらいには。

首には大量のネックレスがかけられており、腕にはブレスレットやミサンガ、足にはアンクレットが着けられていて、髪飾りも大量。指には左手だけだが1本最低5つの指輪が着けられている。

こういった格好をする人はいるのだろうが、伊奈野の感想としてはオシャレとかそういった部分よりも動きづらそうという感想しか出てこない。

いや、動きづらそうというよりも体験しているのだから、動きづらいというそのままの気持ちが出ている。

ただ、そこまですればどうにか、

「あっ。ギリギリ最後まで尽きないですね」

『おぉ!であればこれで解決ということか』

「見た目はあれですけど……………そうですね。ありがとうございます」

《称号『足りないならば増やせば良い』を獲得しました》

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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