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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 271

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羊のボスやキノコのボスと戦い『龍落とし』を鍛えさらに『眠り』への耐性も上げた伊奈野。

途中から新しい睡眠の耐性を上げる方法まで思いついて、

「えぇと。ここでまずこのアイテムを投げて、私は普通に寝る!………グゥ」

伊奈野は寝ていた。しかも普段とは違う寝方である。

何をしているのかと言えば見ていれば分かるようなものなようであり、

『わざわざ普通に寝て、そこからさらに眠りの状態異常をかけるか。また変わったことをするものだ』

「ですねぇ。ちょっと何がやりたいのかだんだんわからなくなってきました。普通に寝るだけじゃ飽き足らずさらに状態異常の眠りにまでするなんて本当に何をどうしたら思いつくんでしょうか」

まず普通に寝るのだ。さらにそこへ状態異常の眠りも重ねがけで行なう。そういう少し理解しがたいことをしているのである。

やり方は簡単で、まず寝るベッドに寝転がり上に向かって眠りの効果を引き起こすアイテムを投げる。そして、そのアイテムが落ちてきて効果を発揮する前に普通に寝るのだ。後はその寝ている状態で、状態異常の眠りにかかるだけ。

それだけである。

たとえ睡眠ガチ勢(伊奈野からは若干にわかだと思われてる節もなくはない)のマターであったとしても思いつかないような方法だった。

見ている骸さんや炎さんもそれをする気持ちが全く理解できずに理解に苦しむような様子を見せている。

ただもちろんそれをすることで、

《スキル『熟睡1』を獲得しました》

《称号『深過ぎた眠りへ』を獲得しました》

《称号『不死鳥』を獲得しました》

新たな称号やスキルが手に入る。これにより伊奈野の睡眠の能力はさらに強化されるのであった。

ただ、ここまでではまったくではないがあまり耐性の上昇にはつながっていない。これでも効果がないわけではないが、アイテムとタイマーを使って連続で眠りと覚醒を繰り返した方がよほど耐性は高くなると思われる。

では、どこで耐性の上昇が起きるかというと、

ピピピピピッ!

「…………ハッ!相変わらず覚醒するまでに凄い抵抗感がありますね。まだまだ慣れないです」

起きる時である。

この深い深い眠りにいる状態から起きる時、伊奈野にはかなりの抵抗がかかっている。通常の睡眠でも状態異常の眠りでも、起きる時には感じなかった抵抗。

心は全く求めていないのに、アバターであるその体がまだ寝ていたいと求めているかのような抵抗力で起き上がるのだ。

「すごい深い眠りはできてる気がするけど、記憶の定着がもっと強くなってたりするのかな?」

抵抗があるからこそ、伊奈野もこの二重の眠りが深い物であることを理解している。

そしてまた、これだけの睡眠すらも打ち破れるのだから耐性の上がり方も相当なものだと思うわけだ。

実際耐性もそうであるし、

《スキル『絶対覚醒1』を獲得しました》

《称号『覚めない夢はない』を獲得しました》

《称号『布団と破局』を獲得しました》

スキルや称号も手に入っている。

確実に伊奈野が望む方向へ進んでいっていることは間違いなかった。

単純な耐性のレベル上げだけでなく、さまざまな部分で睡眠に対応できるように変化してきているのだ。

『実はなダンジョンマスター。ダンジョンマスターを見て考えたことがあるのだが』

「私を見て、ですか?何でしょう?」

『ダンジョンの一部に回復するためのベッドを置くことができないかと考えておってな』

「回復するためのベッド、ですか?」

『うむ。ここまで長い中で回復できる箇所が1つもないというのはおかしいということを前から侵入者たちはほざいておってな。昔はわざわざ侵入者なんぞのためにそんなことをする必要はないと考えておったのだが、ダンジョンマスターの姿を見て意外とそれも悪くないと思ったのだ』

色々とやっていたこともあってか、骸さんたちは伊奈野から学ぼうとまでしている。

学ぶことはもちろん睡眠であり、それを利用しようとしているのだ。

「ベッドで回復させてどうするんですか?それこそ骸さんが自分で言ってたみたいに、ダンジョンで回復できる場所を作るのはどうかと思うんですけど」

『そう思うか?しかしだな、考えてみてほしいのだが今の深い眠りになっていたダンジョンマスターは簡単に起きることができると思ったか?』

「ん?それはタイマーを使えば簡単に……………」

伊奈野は考えてみる。自分自身であれば、タイマーを当然かけるわけだから簡単に起きることができる、と。

では伊奈野がそうなのだからすべてのプレイヤーもそうだということは、

「そんなことは言えない、ですか。タイマーをかけ忘れたりするなら、起きるのはかなり難しいかもしれませんね」

『であろう?さらにそこで、たとえタイマーをかけられたとしてもまた眠らせるような仕組みも作ろうと思っているのだ』

正直そうまでしてベッドが必要なのか伊奈野には分からない。

結局タイマーを伊奈野のように何度もかけておけば問題ないといったものだし、解決もすぐにされてしまうだろう。どちらかと言えば回復されてただ問題が増えるだけなのかもしれない。

だがそれらの懸念はすべて、

『それに、もし何かあればベッド程度であればすぐに撤去しても痛手にはならぬからな。ダンジョンマスターもベッドがたいして高くないことは分かっておろう?』

「あっ。それもそうですね」

安あがりで済む。それだけで問題ではなくなった。

何か問題が起きたり解決方法を見つけられたりしたなら、撤去してしまえばいいという話だったのである。

伊奈野もベッドは自分で使うためにDPで購入しているので、その安さは知っているのだ。

ダンジョンの防衛に関しては元々炎さんや骸さんに任せているのだし、さらにそこから安上がりで済むと言われるのであれば何の文句もない。

正直相談されなかったとしても文句は言わなかっただろう。

当然そうなれば、

「なら良いんじゃないですか?やってみても」

『む。そう思うか。では取り入れさせてもらうとしよう』

拒否するなんて言う選択肢は存在しない。

新たにダンジョンのどこかへベッドと安全(笑)なスペースが出来上がるのだった。

ただそんなところへ人が来るのなんて当分先の話であるし、さらに言えば今のところ眠ればHPが回復するなんていうことにプレイヤーたちは気づいていないのだ。

このベッドが日の目を見ることがあるのかどうかは怪しいところなのであった。

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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