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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 273

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寝てたらいつの間にか夜になってました

昨日寝てから10時間以上たってる気がするのは気のせいだと思いたいです(気のせいです

「えぇっと。じゃあまずはこれを投げて『繰り返し』で、寝るっ!」

自分に眠りの状態異常を引き起こすアイテムが効かなくなり始めて、伊奈野は新たな方法を求めて挑戦を始めていた。

その方法が1つで駄目なのであればいくつも使えばいいというもので、アイテムを上に投げてそれが落ちてくる間に寝るということを今までやっていたのだが、その投げるという動作を『繰り返し』で何度も起こすことにしたのだ。

アイテム自体は大量に近くに置いてあるので、睡眠剤を大量に飲まなければならないほど眠れないような不眠症患者のようになりながら寝ることができる。

これでもまだまだ眠りの状態異常にかかることはないのだが、それでもこれだけの数のアイテムを受けて無効化しているだけでも十分とまでは言えないがかなりの効果があり、

「あれ、数秒ごとにアイテムを使ってまた起きて使ってを繰り返すよりも効率的なんじゃないでしょうか?」

『余もそう思うな。あれはすべて無効化されていると考えると、あの時が5秒以上かけて1回だったのに対して今回が1秒に3回は確実にアイテムを当てているから差が大きい。自身が眠りになっていないという点で違いはあるが、それでも数の差で補えるどころかあまりある程度の差となっているだろう』

骸さんの見立てでは、今まで以上に耐性上昇の効果が大きいようだ。

寝ながら手を動かすという夢遊病なのではないかという様子を見せているが、それはそれとして効果がある動作なわけである。アイテムを大量に消費するという費用の部分と『繰り返し』というスキルが必要な点、さらにはこの強力な眠りの効果を無効化できなければならないということから目をそむければ一般のプレイヤーにもかなり効果がある方法と言えるだろう。

そんな風に新しい方法を身に付けて伊奈野が成長していっているのはここで一旦どこかへと置いておき、急に話は変わって、

『そういえばそろそろ、また菓子を用意してくれぬか?』

「お菓子ですか?もう足りなくなりました?」

『うむ。ダンジョンマスターが睡眠耐性のレベル上げを行なっている間も相変わらず全く減ることなく菓子を買い求めるものが多く来ておってな。以前作ってもらった分もそろそろ在庫が尽きそうでな』

伊奈野が『繰り返し』のスキルを獲得する原因となった、お菓子。それを買い求める流れはまだ続いていた。

各サーバから人がそれだけのために流れてきており、ダンジョンに侵入してきているのである。

外の人間達を嫌うこのサーバで基本的に活動しているNPCやプレイヤーにとっては耐えがたいだろうが、そんな思いなど完全に無視してその流れは収まらずにいるのである。

「ここまで流れが収まらないとなるとあれですね。いっそのこともう自動化したいですよね」

『自動化?どういうことだ?』

「今までは私が『繰り返し』を使って魔法陣を『設置』してましたけど、それが私がやろうと思わなくても勝手に行われるようにするんです。例えば、設置して繰り返すものを設置したりとか?」

『…………少しややこしいが、言いたいことは分からんでもないな。つまり自身が今までやってきたことを設置することでその設置している部分で勝手に行なってくれるからダンジョンマスター自身は働く必要がないということだな?』

「そうですね。そういうことです」

伊奈野が考えたのは、今までやってきた作業すらも『設置』してしまうことで解決できないかということだ。

もちろんそんな簡単な話ではなく障害が大量にあり、すぐに実行するというのは不可能だ。

設置したところで『繰り返し』が行なわれる回数は変わらないし、どちらかというとそこから設置される魔法陣にお菓子がかみ合うように調整する方が難しいだろう。

下手に設置するなんてことを考えるくらいなら、それを調整している間にいつも通り手作業で『繰り返し』『設置』をした方が早く済むだろう。

だがそれでも可能性があると信じて疑っていないのが伊奈野であり、

「問題は設置の仕方ですよね。自動で繰り返しが行なわれるとなると、その間隔に合わせてお菓子を移動させて決まった場所に置いて行くのは非常に大変です。そんな完璧な感覚を私たちが手作業でできるわけがありません」

『うむ。そうだな。余もそう思うぞ。だが、だとすればどうするというのだ?そんなに簡単に解決できる話ではなかろう?』

「いやいや。何言ってるんですか骸さん。私たちはわざわざ自分の手にこだわる必要はないんですよ。自分の手作業で愛を込めて作りましたなんて今どき古いんです。どちらかと言えば手作業でやった方が変なものが入ってそうとか言われることになるんですよ。世の中愛は受け入れられにくくなってしまっているんです」

『う、うむ?話がそれている気がするが、それで結局どうするつもりなのだ?』

「簡単ですよ。私たちの手ではなく機械的に動くものを使うんです。というか、的なものというよりも機械そのものを使うんです!」

機械そのもの。

伊奈野が目を付けたのは、これまたDPで得ることができる設備だ。

最近伊奈野のお小遣いとして支給されてきたDPは大量に睡眠対策用のアイテムで消費してしまっているので使うとなると防衛用のものになるわけだが、

『ダンジョンマスターが不測の事態に陥りあれを作れなくなる可能性を考えれば、防衛費を回すことも致し方ないか』

「勘弁してくださいよ~。あんまり使われると維持費が足りなく……………なることはたぶんないと思いますけど、一応余裕は持たせておきたいんですからね」

「分かってますよ炎さん。任せてください。あまりDPをかけずに完璧な機構を作って見せますよ」

キリッ!と顔を作って早速自動化のために色々とDPを消費して物を取り出し始める……………前にそろそろ時間だということで勉強を再開する伊奈野。

その全くと言っていいほど自動化に対してのやる気が感じられない様子に炎さんと骸さんは隠しきれない不安のを抱えるのであった。

もちろんその不安は的中とまではいわないまでもかする程度にはなるわけで、

「アババババッ!?DPが減ってるぅぅぅ!!!!?????」

『……………それに見合うだけの高性能な装置ではあるのだが、この消費は痛いな。新しい階層を作る作業は暫く延期することになりそうであるな』

伊奈野は全く気にしていないが、2人は頭を抱えることになるのであった。

せめてもの救いがあるとすれば、伊奈野の作ったものはハイスペックすぎて何故かお菓子以外にも転用できるようになっており、武器等の製造もできるようになっていたことくらいであろう。

予算を1回で良いので無視してみたいものです

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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