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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 304

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あ、あれ?昨日と一昨日の記憶が、ない!?(投稿できずすみませんでしたぁぁぁ!!!!

気づいてはいないが、連戦連勝。盗賊などの後ろ暗い者達を次々に気絶させトラウマを植え付けることに成功してた伊奈野。彼女から発せられる威圧感はゲーム中で獲得してから少しずつだが鍛えられ強力になってきており、範囲に入っただけで即座に泡を吹き叫び倒れるくらいになってしまっているのだ。マターの眠らせる空間も厄介だが、それと同等もしくはそれ以上に凶悪な物だろう。

もう無敵である。

彼女はどこに行ったとしても問題はない。一瞬で解決してしまうのだ。

……………そう本人以外は考えていたのだが、

「……………無理。これは無理です」

「え?し、師匠。で、でも」

「無理なものは無理です。というか、魔女さんはこれ大丈夫なんですか?」

「……………」

伊奈野は今、勝てない存在というものを目にしていた。その凶悪なそれに勝てる気がしないのだ。

ただそう思うのは伊奈野だけではないようで、伊奈野から行くことができるのかと問われて目をそらす者も数名。

だがそれもそうだろう。今まではただ汚く薄暗く怖い雰囲気。ひどくてもせいぜい血がそこら中に飛び散っているという程度だったのだが、ここは、

「虫ですよ?触れられるのも嫌ですし、それ以前にまず視界に収めるの嫌なんですよ?この屋敷に入るのは無理です」

虫。それも大量の、だ。

古い屋敷なのだから当たり前なのかもしれないが、逆に今までよくそこまでひどいことになっていなかったものだと驚く部分なのかもしれないが、大量に居るのだ。

多種多様なものが、びっしりと窓に張り付いているのが見える。中も同じようになっているのは容易に想像できた。

伊奈野とて虫がどうしても苦手だというほど苦手なわけではないが、それでもその種類の豊富さと量を見ると気が引けてしまうのである。

とはいえそれは誰も責めることができない。理解できるし、仕方のない事なのだから。

こうなると彼ら彼女らにできることと言えばせいぜい、

「別の廃墟この辺りにありましたっけ?」

「いや、私たちに聞かれても困るわよ。今回の件を持ち込んできたのはあなただし、廃墟の場所なんかもあなたしか知らないわよ」

「で、ですよね。教会に来てる依頼だと……………あぁ。ダメですね。図書館の近くにはあるんですけど、反対方向でした。さすがにここからすぐにというのは難しい話ですよね」

「他の場所が難しいの?じゃあ、ご主人様にはこの辺で勉強でもしてもらう?ご主人様はイスとか机とかなくても勉強はできるはずだし」

「そうするしかないでしょうか?」

「場所にもよりますが、そうするしかない可能性もありますね」

どうやら廃墟は近い場所にはないらしい。

1番近い場所でも図書館から見ると反対方向ということであり、さすがに厳しいことが理解できる。伊奈野だけであれば転移で図書館までは一瞬だが、他の者達はどうにもならない。そして、案内役がいないと伊奈野もさすがに移動できない。

となると残された手は、この伊奈野達が屋敷を眺めているスペースで勉強をする必要が出てくるというものになるわけだ。

威圧の範囲などは伊奈野の集中の状況によっても変わるため考えることは非常に難しいが、とりあえず近隣に被害が出ない場所で決定する必要がある。

どこで伊奈野に勉強してもらうのかという話が始まっていき、

「え?ちょっと待ってください。もしかして私にここで勉強しろって言ってます?」

伊奈野が待ったをかける。

屋敷が無理なら屋敷の外でという考えが理解できないわけではないのだが、それはそれとして、

「私流石にここで人に見られながら勉強したくはないですよ?変な人って指さされたり見ちゃいけませんとか言われるのは嫌です」

「あ、あぁ。それは確かにそうですね……………」

「外聞の問題ですか。確かに観るなと言っても確実に観に来られる方はいらっしゃるでしょうし……………とはいっても、姿を隠すような何かがありましたか?」

「僕はないなぁ。一応煙を発生させたりはできるけど、それだとダメだよね?」

「そうですね。当たり前ですけどそんなことしたら私も問題が見えなくなるので却下です」

勉強している姿を見られる。これが伊奈野にとっては最大の問題点だ。

これがもし、図書館なのであればそこまで拒否感は出なかっただろう。実際、個室で行なう以前は図書館の一般スペースで問題を解いていたためその時は完全に誰でも見ることができる状態になっていた。

ただそれと同じでだれに見られているかも分からない状態とはいっても、さすがにここでは嫌なのだ。

廃墟の庭ということでもあまりにも不自然で変な人に見られるというのに、そこからさらに魔力障壁の上に座ったりサイコキネシスで本を浮かせたりする必要があるわけだ。

下手をすれば廃墟の亡霊と間違われてしまう恐れもある。

そうして注目されて話が広まれば面白がってプレイヤーが寄ってきてしまう可能性もあるし、もしそんなことになってしまえば伊奈野は一躍有名人の仲間入り。ログインする度に面倒な輩に絡まれること間違いなしだと予想される。

「えぇ。じゃあ、師匠は今回図書館に戻ってもらうことになるのかしら?」

「そうするしかないでしょうか…………」

対策が思いつかず頭を皆抱える。

ただ、そんな中当の問題の根本である伊奈野は、

「じゃあ、これを使います。これなら注目はされても私を見られることはないですからいいですよね『かまくら生成』」

1つのスキルを使用する。

どういった使い方を想定されているのか分からない、『かまくら生成』だ。伊奈野は勉強場所が欲しい時に作ることができるようにということで獲得したスキルであったため、ある意味今回の使い方は想定していた通りの使い方と言ってもいいだろう。

「「「「……………」」」」

その存在を見たことはあったが、まさかこんなところで使うとは思っていなかったもの、そして存在自体知らなかった者達はあらわれたそれを見てあっけにとられる。

だが、いつまでもそうしているというわけにもいかないようで、

「じゃあ、私はここで勉強しているので中が綺麗になったら呼んでください」

「っ!?ちょ、ちょっと待ってください!さすがにそこだと周辺に被害が!もう少し、もう少し奥でお願いします!!」

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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