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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 308

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見えてはいけない何かを見てしまった後、色々とビビりながらも平穏に過ごすことができた。

特に実害もなくあっけなく時間は過ぎていって、それこそ現実世界の方で、

「お嬢様。情報が出ましたわね」

「ん?何が?」

「何がって、イベントのですわよ!この間のワールドアナウンスをお嬢様も聞いたというあのイベントとですわ!」

「あぁ~……………はいはい。あれね。分かるよ。あれでしょ?あれ」

「それ絶対わかってない時のやつですわ!お嬢様もう少し重要なイベントなんですから興味を持ってくださいまし!!」

瑠季がこんな報告をしてくるくらいには時間が経過した。

どうやら伊奈野はあまり重要に思っていなかったらしく記憶が薄いようだが、大きなイベントの続報が発表されたらしくそれで瑠季は盛り上がっているようだ。

「『大罪破りの聖戦』ですわよ!大罪スキルの説明とか私したと思うのですけど」

「ん~。そういえばそうだった気もするかな?あの、瑠季ちゃんも持ってるとかいうやつ?」

「そう!それですわ!それの続報が出たんですのよ!やはり予想していた通り、大罪持ちとそれ以外で戦うことになるらしいですわ!しかも形式は、1対多数らしく、どういうバランス調整が入るのかが気になるところですわね。お嬢様ももしかしたら参加したいものがあるかもしれませんわよ」

「ん?参加できるものがあるってどういうこと?1対多数だけど1種類ではないの?」

瑠季の解説に疑問を覚え首を傾げる。

複数の種類の戦いを1対多数でやらされるとなると1人の側が相当疲れることになるだろうと思われるわけだ。そういう面で考えても1人の大罪側が不利なように思える。

が、瑠季の言いたいことは伊奈野の考えていることとは少し違うようで、

「大罪持ちも1人ではないですから、個別にやることが違うんですわ。おそらく大罪の種類ごとにだと思われますけど」

「ほぇ~?じゃあ瑠季ちゃんは何やるの?」

「私ですの?私は純粋に戦いですわよ。ただ、装備やスキルの質が違うというものにはなりますけど」

「ふぅん?」

よく分からないという風に首をかしげる伊奈野。

ただそれもそうだろう。今回の説明で分かることなどほとんどないのだから。装備やスキルなどに違いがあったとして、人数差をどうにかできるほどだとはあまり考えられない。

それこそいくら強力と言えど質の高い武器による上位のスキルを使った攻撃だとしても、倒せるのはせいぜい10人、多くても20人程度だろうと伊奈野は予想する。

そんな中で囲んで袋叩きにしてくる敵を20人程度減らしたとしても大して意味はなく、すぐに押し込まれてしまうだろうと考えるわけだ。

「詳しいことはご自身でお調べになって説明を読んだ方が早いと思いますわよ。それぞれの大罪の戦いの内容なども詳しく書いてありますし……………ただ、注意書きでそのすべての戦いが行なわれるかどうかは定かではないと書かれていましたが」

「ほぇ?それなら時間がある時に調べてみようかな」

瑠季の話を聞いた限りは数種類あるという話だし、伊奈野が求める条件にあてはまるものがあったとしても決しておかしくはない。

だからこそ、調べてみようという程度のことは考えるのだ。

挑戦者として。

ただ、そんな認識が変更されるのはその日のうちの事であり、

《イベント案内です。条件を満たしているため『暴食』所持者として『大罪破りの聖戦』に参加が可能です。詳細はこちらをご覧ください》

「……………ん?所持者?所持者って書いてあるよねこれ」

伊奈野が見たのは、イベント案内のメッセージ。そこには、日程などと共に参加の確認が来ていた。

それも、大罪側として。

「ん~?なんで私大罪系スキルとかいうの持ってることになってるの?しかも暴食?……………いや確かに、ダンジョンの中だとおやつつまんだりはするけどさぁ」

自身が大罪系スキルを所持していたことなど当然知らず。ここで初めて暴食などと言うスキルがあることを知って驚愕することとなる。

恐らく他の大罪のスキルが与えられたのだとしても同じ反応にはなるのだろうが、与えられているのが暴食というのもまた驚く部分となっている。

そんなことになるとさすがに伊奈野としてもある程度積極的にとまではいわないが、メッセージから確認できるイベントの詳細で暴食の部分に関しては見てみたくなるわけで、

「あぁ。単純に大食い大会か……………個室も与えられるみたいだし悪くないかな?」

暴食という名前なだけはあって、行われるのはやはり食事に関係するもの。大食い大会である。

以前に伊奈野が気づかず優勝し暴食を得るきっかけとなったイベントと全く同じイベントになってしまうのだが、そこはご愛嬌という部分だろう。

恐らく全くイベントは同じでも内容まで同じというわけでもなく何かしら変化は起きていて修正が加えられていると思われる。というか、多くのプレイヤーたちからはそう思われている。

「私が暴食をゲットしたってことは、他の人達はそこまで食べ物バクバク食べてないってこと?確かに食べ物って有料だし私みたいに潤沢にリソースがある人ばっかりじゃないからずっと食べ続けるっていうのは難しいのかもしれないけど…………」

伊奈野はどうして自身が暴食を得ているのかが気になる。

伊奈野の認識では暴食を含む大罪系スキルは1つの大罪につき1人しか所持者がいないくらいの認識であったため(なお正解)自身よりもっとたくさん食べている人が暴食を手に入れているだろうと思っていたのだ。

実際伊奈野もダンジョンの中で勉強中に適度につまむくらいの消費量でしかないしゲーム中でフードファイトしているような人達と比べると圧倒的に食べている量は少ない。

そんなことは容易に想像できるというよりも分かっているわけで、

「じゃあ、別に大罪って1人だけじゃないってことなのかな?私でもなれたくらいだし、特定の条件さえ満たせばだれでも手に入れられちゃう感じ?」

伊奈野の中に間違った認識が生まれてしまうのであった。

以前瑠季が教えてくれた、大罪系スキルはイベントの優勝者などが獲得するという説明はすっかりどこかへといってしまったらしい。

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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