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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 313

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なんか会話文が多くて進みが遅い(不満w

イベントの本番と言ってもいい戦いが始まり、それぞれのプレイヤーたちが解き放たれていく。

イベントフィールドの作りとしては非常に広大なマップに建物などがあり、そこにアイテムなどもいくつか落ちているような形になっている。

FPS系のゲームでよく見るような仕様だ。違いがあるとすれば、武器がないことくらいだろうか。

ほとんどのプレイヤーはフィールドの1番端、外周を取り囲むようにして放り出され、みな中心へ向かうように移動している。もちろん自分用の個室などもなく、自然あふれる草原などに適当に放り出されるような形だ。

ただ、大勢のプレイヤーがそうだからといって最初から中心付近に全くプレイヤーがいないというわけでもなく、

「ぐぇぇぇ!!!????マズい、これはマズいですわ!」

「何だこれは!明らかにマズい!」

出てくるのは、数名のプレイヤー。そんな彼ら彼女らは、それぞれ個室から飛び出すようにして現れる。それも、伊奈野とそっくりの個室から。

ということはつまりそれは彼ら彼女らが、

「あっ。最強。いましたのね」

「ん?悪役令嬢か。どうやらそっちも感じたみたいな」

「ええ。感じましたわ。何なんですのこれ?最強がいるということはおそらくこの個室が並んでるところにはそれぞれ大罪持ちがいるってことなんでしょうけど」

「……………おそらく誰かしらの効果だろうなぁ。相当強烈な凍結が来てるし、それだけじゃなく何か心の奥底が締め付けられるような不思議な感覚がする」

「私も何か、ゾワゾワしてますわ。恐怖を感じているといったところですわね、気になるのはこれが大罪の効果なのかどうかという部分ではありますけど」

「容疑者も数人いる上に分かってない者といるかどうかも分からないのがいるからなぁ……………」

大罪の所持者たちということである。

そこにいるのは、強欲と嫉妬。どちらも有名なプレイヤーとなっており、この2人が大罪系スキルを所持しているのは周知の事実となっていた。もちろん伊奈野が知っているかどうかというのは別として。

そんな2人だが当然と言えば当然なのだが味方というわけではなく、どちらかと言えば敵同士に近いのだが、

「ここで動くのはあまりよろしくないと思うのですけど、そちらはどう思っていまして?」

「俺は別にやりあってもいいけど……………そっちにその気がねぇならやめとく。さすがに俺でもこのあり得ない力を持ってるやつらがそっちについたら勝てるかどうか怪しいしなぁ」

「あらあら。随分と弱気な発言ですわね。それでも最強でして~?」

「あ?やるか?別にそのつもりなら俺はいつでもやるぞ?3秒で片づける」

「おほほほっ!やりませんわ~。私とてあなたに1人で勝てるとは思っておりませんし、この知らない力を持っているプレイヤーが味方をしてくれるとは限りませんもの。それに、もしあなたを倒した後にこっちのプレイヤーと戦うことになっても勝てるかどうかは分かりませんし」

「ふんっ。そっちこそずいぶんと弱気じゃねぇか」

2人は一旦争わずにいることを決める。

あまりにもイレギュラーが多すぎるのだ。勝負を決めるのは、この状況をもう少し把握してからでいい。

そのまましばらく2人は各部屋の周りを見回り始めるのだが、

「…………この面倒な感覚がなければ今すぐにでもあそこの部屋に行くんだがな。体が近づこうとしても動いてくれねぇ」

「ん?この部屋に何かありまして?」

嫉妬を所持している方のプレイヤーが、ある1つの部屋に視線を向ける。

その部屋は他の部屋と違い入り口がふさがれており、中の様子を全く確認することができないでいた。他の部屋には微妙に人影が見えたり完全に倒れている者が見えたりと言ったことがあったのだが、そこだけは入口の奥に真っ白な壁のようなものがあり見えなかったのである。

確かに気になるは気になるのだが強欲を所持する派手なドレスを着た方のプレイヤーには特にこれと言ってそこの部屋だけに興味があるわけでもないので首を傾げるのだが、

「ここに、『最強』を持っているやつがいる。俺と同じ、最強を」

「へぇ?最強を?……………ということならば、有名なプレイヤーの可能性がありますわね。誰なのでしょう?」

最強。それは称号であり、強さの証明となると同時に重荷ともなる厄介な代物だ。

この称号の名がつく存在は必ずではないが様々なところで争うように設計が行なわれており、強欲の大罪を持つものもまた同時に最強を背負っている存在となっていた。

彼には他の最強の称号を持つ存在が近くにいると分かるようになっているし見てみればプレイヤー名すらわかってしまうのだが、

「いや。有名な奴に最強はいないなぁ。ただそれは、大罪が分かってないんだから必然的にそうなるだろ?逆に大罪を持ってるとか分かるくらい有名な奴なら、俺も最強の称号をこいつが持った瞬間にすぐに戦いに行くぜ?」

「うわぁ~。迷惑ですわね。そういう意味では名前が売れていないのは良かったんでしょうけど」

「ふんっ。最強なんてそんなもんだぞ。さっき矛盾するようなことを言ったばかりだが、争いから逃げるやつは最強なんて名乗って良い訳がない……………それより、どうする?お前の次元斬ならあそこまで攻撃は届くだろ?仕掛けてみるか?」

「確かにそれも悪くはないと思いますけど……………どうせならばもう少し人が集まってきてからやりませんこと?正直ここで私たちだけで争っていてもあまり盛り上がれないと思うんですの」

「そうかぁ?……………まあ配信映えを考えればそうかもな。他のやつのこと考えんのは面倒くせぇけどここはいったん待つかぁ」

「そうしますわよ。というかどちらかと言えばちょっと仕掛けに行って人を引っ張ってきた方がいいかもしれませんわ。おそらく皆外周にいるところからじわじわと集まってきていて、中央に来る人は少ないでしょうし。特に、私たちと敵対することを考えると、ねぇ?」

「ああ。そういや大罪未所持者が徒党を組むなんて話もしてたな……………それなら決まりだ。俺も戦いてぇしさっさと仕掛けてくる。骨のありそうなやつだけ残して連れてくればいいだろ?」

「そうですわね。それでいいと思いますわ。2人で連れてくればちょうどいいくらいにはなるでしょう」

一旦2人は散る。

そうした2人が次に戻ってきた時、間違いなくこれまでになかったほどの衝撃的な戦いが行なわれることとなるだろう。

どちらに、そして誰に勝利の女神は微笑むのか。

それはまだ誰にも分からない………………………………たぶん。

補足

伊奈野の称号効果で恐怖を煽ってはいますが、今のところ誰も名誉は気づつけられていません。動けなくなっている人はみな寝ています(なお自分からの人と強制的にの人がいる)

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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