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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 32

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裏切られた心をいやすため、黒い本の問題の影響を受けてさらに分厚くなった本の問題を解いていく。

それから1時間ほど経ったところでさすがに気持ちも切り替わって黒い本の変化を受け入れられるようになり、

「あのぉ。その本、まだ読むんですか?」

伊奈野は、読まないのならば思い出として回収しておこう(そんなものを出していて自分が厨二病だと勘違いされたくないというわけではない!)と考え、弟子たちに問いかける。

しかし返ってくるのはその質問の答えではなく、

「「師匠!これどこで手に入れたんですか!」」

「え?」

質問だった。

質問に質問で返すなと言いたいところだが、2人とも顔が真剣なので伊奈野もその言葉を飲み込んで正直に答えることにする。

「それ、先ほど言っていた問題集を解いた後のものなんですよ。実はなんですけど、私も少し助けになろうと思ってイベントというのに参加してたんですけど……」

伊奈野は事情を説明していく。もちろん、伊奈野の気づいている範囲での話を、だ。

それ以外の知らないことは知らないし、説明もできない。

「これは間違いなく、あの危険だと言われていた寄生虫でしょうね」

「そうよね。まさかそれを本に入れて封印するなんて………」

ただ、そんな説明でも2人は納得していた。

(え?寄生虫?私の倒した黒いあれってスライム的ポジションじゃなくて寄生虫なの!?………まあ、そういわれてみれば元々ヒルみたいなみためだとは思ったし、虫っぽさはあったもんね)

2人の会話で衝撃の真実を知る伊奈野。しかし、だからと言って伊奈野が何か影響を受けるかと考えると特にそんなことは思い浮かばない。

「あのぉ~。私は寄生されてたりしないんですよね?」

「はい。そうですね。師匠からは気配を感じません」

「大丈夫だと思いますよ」

自分のアバターにまで寄生されていれば将来的にダメージなどを受けることになって定期的にキルされてしまう可能性があったとは思うが、そうでないのであれば困ることなど何もない。

伊奈野は黒いスライムのような何かが寄生虫だったとだけ認識を改め、それ以上は何も考えなかった。

ただ、

「師匠」

「なんですか?」

「この本を暫くお借りしてもよろしいでしょうか」

「え、えぇ?その本を、ですか?」

いかにも中二病臭い本を借りたいと言い出す弟子2人。いくら寄生虫の影響を受けているからと言って、持っていくほどのものなのかと伊奈野は考えた。

そして、気づく。

「あっ、い、良いですよ。2人はそういう趣味なんですね」

「「ん?ありがとうございます?」」

伊奈野の言葉に首をかしげるも、本をもらう2人。

伊奈野は2人がその本の見た目が気に入ったのだと考えたわけだ。自分は全くと言って良いほど興味もないしかっこいいとも思わないデザインだが、人の感性は様々。実際そういう見た目のものが売れるのも間違いないわけだし、2人がそういうものが好きなら貸しても構わないだろうと考えたわけだ。

そうして話が落ち着いてくると、

「でも、私嬉しいです。師匠にそんなに協力してもらえてたなんて」

「どうでもいいものと思われているかと考えていましたからね。そんなに気にかけていただいていたなんて恐縮です」

「あっ。そ、そうですねぇ。まあ自己満足程度のことしかしてないのでお気になさらず」

伊奈野がイベントに参加していたのは、弟子たちが関わっていそうだったから。それを聞いていた2人は喜び感謝の言葉をかけてくる。

伊奈野は視線をそらしつつ、気にするなというように首を振った。

「この本を見て自己満足程度と言われますと」

「私たちは今まで何をやってきたのだと思わないこともないのですが……」

ただ、その言葉で弟子たちは苦笑いを浮かべる。

何かがある様子だった。

ここで伊奈野が考えるのは、

(え?もしかして、あの寄生虫ってレアものだったりするのかな?今までやってきたことがどうこうっていうから、出会える確率の低いこの寄生虫を探し回っていたとかそんな感じ?)

ということ。他にも可能性として、

(寄生虫自体が珍しいのではなく、寄生虫の種類が珍しかったとか、この本の色とかが珍しかったとか?寄生虫はガチャみたいなものだと思えば、黒くて金色の字でタイトルが書かれているタイプは珍しかったり?)

伊奈野はこれでもゲーマーなので、そういう知識は持っている。何となくこれ以上のことを知ると沼りそうな気配があるなどと思って、それ以上考えることをやめた。

「………あっ。そうそう魔女さん」

「ん?どうしました?」

「その本に書いてあった問題を参考にして問題を追加した新しい本、いりますか?」

「いります!」

即答だった。

ここから「新訂版教科書」が出回っていきまた収入が増えることになるのだが、伊奈野は気づくこともない。

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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