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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 353

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日本サーバと。そして伊奈野のダンジョンがあるサーバと。

その2つが混雑しているのには当然ながら理由がある。

理由をそれぞれ示していくわけだがまず最初は日本サーバで、

「やっぱり来たか。邪神も懲りないよな」

「おいおい。なんか、いつもより敵の数少なくね?もう余力がないんじゃないか?」

「負けてばっかりだし邪神勢力も限界が近いのかもなぁ」

こちらはいつも通り邪神からの攻撃である。

現在ほぼ本体と言っていいような存在もイベントの関係で各サーバに現れて襲ってきているのだが、それとはまた別で戦力を日本サーバに送ってきたわけである。

イベントのたびに攻撃を仕掛けてきていた邪神ではあったが、今回はその戦力が一段と少ない。プレイヤーたちは邪神の限界が見えてきたような気がした。

ただそんなプレイヤーたちとは違い少し眉を顰め何かを考えるような、かなり真剣な様子なのが、

「油断せず冷静に1つ1つ対処していきましょう。もしかすると攻めてきている本体の方に何かがある可能性もありますから警戒してください」

「あんまり油断してると、足を掬われちゃうかもよぉ?クククッ」

「何が来てても大丈夫!僕のこの完璧な頭脳とご主人様から貰ったパーフェクトな知識があるからね!」

準英雄と呼ばれる存在達。

今回はその準英雄の内の数人が珍しく集まって出てきており、邪神へと対抗する姿勢を見せている。本来であれば普段ここには英雄と呼ばれる存在が来るはずなのだが、今回は本体のような存在に対応しなければならないため準英雄が派遣されることとなったのだ。

そうして警戒しながら対応に向かう準英雄たちなのだが、

「ん~?本当に手ごたえないんだけど?もしかして他の場所にも襲撃してたりするのかな?」

「戦力分散とはずいぶんと舐めた真似を」

「いえ、その可能性も含めて色々と探ってもらっていますけど、今のところそういう報告は来ていません」

「え?そうなの?でもそれにしては弱すぎない?見た目が弱そうなだけで質のいいのが混じってると思ってたけど、そんなことも全然なさそうだし」

ある程度戦っても、全く歯ごたえを感じない。

弱いのだ。弱すぎるのだ。明らかに今までと比べても、そして自分たちの知っている邪神と比べてもやることがショボすぎる。

確実に何か裏があるだろうと予想できるわけだが、

「い、いやいやいやいや。絶対おかしいでしょ!?何あの魔法!強すぎない!?」

「敵が弱いんじゃなくてそれが強すぎるんだろ!!」

「それどこで習得できる魔法ですかぁぁぁ!!!????」

プレイヤーたちはそう考えなかった。というか、正確に敵の戦力を把握することが難しかったのである。

その理由は単純明快であり、準英雄が強すぎたから。というか、準英雄が使う魔法が強すぎたからという物に尽きる。

司書と研究狂いと言う普段は引きこもっているような準英雄が2人で細かく使っている魔法なのだが、それだけで突然敵が絶叫しもがき苦しみだすのである。最初など何か邪神にいじられて凶暴化したり自爆したりするのではないかと思うほどだった。

「あぁ。確かにこの魔法が強いというのは間違いないですか」

「そうだね。別に対策なんて簡単だけど、初めて使ったし通用するのも当然と言えば当然なのかな?」

「ギャアアアアァァァァァァァ!!!!!!??????」

「水、水を……………く、れ」

「うぉぇぇぇぇ……………もう無理ぽ」

苦しむ邪神の使徒たちを前に、平然とした表情を浮かべる準英雄たち。

そうして司書や研究狂いが使った魔法は、彼らのパートナーが作成した魔法。簡単に言えば相手に不快感を与える魔法だ。

もっと詳しく言えば、相手に味覚を経由して不快感を与えるわけである。

あとはもうお分かりだろう。英雄すら破ってしまうようなこの魔法を耐えられる存在など、邪神の使徒程度には存在しない。もちろん、最大の対抗手段である味覚がないという場合には話は別だが。

相手の計画などあったのかも分からないが、関係ない。

敵が何を企んでいようとそれらを何かさせるようなこともなく、等しく苦しめてキルしていくのだ。

「本当に、良い魔法を作ってくださいましたよね」

「そうだねぇ。もうちょっと出力の調整ができるようになれば拷問とかにも使えるんじゃない?」

「ああ。確かに。そうかもしれません」

こうしてだんだんと雑談が弾んでいく余裕を感じてしまうくらいにはその効果が高い。

まさに戦いは一方的。いや、もう戦いとすらいえないようなそれは、ただただ一方的で圧倒的だった。

それこそもう、わざわざこれを予想して集まっていたプレイヤーたちがいらないくらいには。

「俺たちそろそろ帰ってもいいんじゃね?」

「そうだよな。苦しんでるやつらに遠距離でチクチク攻撃してるけど、あんまり意味ないよな」

「結局苦しんで最後にはキルできるし、俺達の攻撃とかあってもなくてもどっちでも良い感じっぽい?」

わざわざずっとここにいる必要はないのかもしれない。

そう判断したプレイヤーたちは撤退を考え始める。そんな空気感を準英雄たちも感じ取ったようで、

「では皆さん、手が空いている方は街の中の見回りをお願いできますか?もしかするといつぞやのように、こうして気を引かせておいて寄生虫のようなものを潜入させておいて後で何かを仕掛けてくるという可能性もありますし」

見回りを頼んだ。

最終チェックという物である。

せっかく日本サーバまで来たわけだしこのまま何もせずに帰るのもどうかと言うことで、

「やっとくか~」

「あんまり今回は実入り良くなかったな」

「邪神の使徒倒せないんじゃあんまり来た意味ないよなぁ」

一応見回りし始める。今回得られた利益はほとんどないため、どこかで回収したいという考えなのだ。

だが、残念ながらそういうのもあまり見つからず。全体的にもう普通にイベントに参加してもいいのではないかと言うような雰囲気になり始まる。

……………そんなときだった。

「おい!マズいことになってるぞ!最強ダンジョンのところのサーバが、邪神に攻撃されてる!!」

「「「「……………は?」」」」

あと2日で発売ってマ?

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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