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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 364

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書報とか画像の掲載方法とか調べてたら意味分からなくなってきて昨日はパンクしてました

画像載せるって言っておきながら載せられてないのが非常に申し訳ない(最近面白そうな企画系の推しができたのに全然動画見れてないのもつらいw

リスニング四天王と言う存在を知っているだろうか。

それはまさしく四天王。4人、というか4体いる受験生を困らせることで有名な存在だ。

これの始まりはとある年の一次試験で会話からキャラクターを選択するという比較的有りがちな問題が出されたのだが、そこで出てきた者達が受験生に衝撃を与えたこととされている。ニンジンやキュウリなど野菜に手足を生やしさらには2体ほど羽まで生やした珍妙な見た目のキャラクターが並んでおり、それが目を引き付けて受験生たちの集中を乱したとされているのだ。

「ぶふっ……」

「んふっ……」

「ん。んっ!」

そして今年もまたその脅威が受験生たちに襲い掛かる。

リスニングテストのページをめくればすぐそこには、腹筋を刺激し集中力を乱そうとする新たな存在が現れていた。大問1の問1からそんなものが出てくるのだ。

ここからが受験生たちのある意味の本当の闘いである。

どこまで素早くその四天王たちから意識をそらすことができるか。そして周囲から聞こえてくる笑いをこらえる声にどうやって気持ちを引っ張られないようにするか。そういう戦いなのである。

(こういう時には細かい分析が必要だよね。そっちを考えてればある程度気持ちも落ち着いて来るし。まず1番の他と違うところは……………)

そんな戦いに伊奈野もまた身を投じている。

……………当然ながら特に苦戦することはなく時間は過ぎていった。後半の音声が一度しか流れない部分は一層集中する必要はあったが、形式は例年通りであったため問題ない。

最後の方にできてくる数人の会話も1人1人の立場を汲み取りついでに提示されたデータも逃さずほぼ完璧と言っていい状態で終わらせた。

伊奈野の回答が終わるタイミングの周辺で周囲もペンを置き出し、リスニングを終わらせていったのが分かる。

一次試験は使い慣れない音声プレイヤーを使用したため意外と手間取った生徒が多いらしく、伊奈野は割と始めるのが早かったようだ。おかげで、終わる時間も早い。

他の終わらせた受験生たちが疲れた様子を見せて声こそ出さないものの椅子にもたれかかったり少し姿勢を崩したりとするのを横目に、伊奈野は疲れを感じはするものの綺麗な姿勢で回収されるのを待つ。

そうしていると伊奈野の後に始めた生徒たちもだんだんとペンを置いていき、あまり時間はかからず回収へ。

こうして、

「初日は終了、と」

「お疲れ様ですわ、お嬢様」

「うん。瑠季ちゃんもお疲れ」

受験初日が終了した。

これで所謂文系科目が終了し、残るのは2日目の理系科目。

理系を専攻する伊奈野にとってみればある意味翌日からが本番と言えるかもしれない。もちろん、今回手を抜いてよかったかと問われるとそんなことはないし、伊奈野だって油断せず集中して取り組んだわけだが。

「今回のリスニング四天王もなかなかに強力でしたわね」

「そうだねぇ~。まさか掃除機があんなふうになるなんて……………ただなんか、新型のロボット掃除機と旧型の掃除機のどっちが攻めでどっちが受けかみたいな話思い出してそっちでも結構精神をやられたかも」

「あぁ~。ありましたわね、そういうの。私は思い出しませんでしたけど、確かにそれが浮かんで来たら余計に耐えられなくなりそうですわ……………」

「いや、瑠季ちゃんは賄賂で点数確定してるんだから耐えられなくなっても良いじゃん」

「ああ。そういえばそうでしたわね。すっかり忘れてましたわ」

帰り道、内容にはそこまで深く触れないものの、衝撃を受けた話をしていく。やはり瑠季もまたリスニング四天王にやられたようであった。

おおよそ予定通りに、そして少しだけ精神面で予想外に、受験は進んでいく。

と言うことですぐに2日目。

瑠季は兎も角としてイベントがあるにもかかわらず一切ゲームに触れずに前日を過ごした伊奈野は、

「今日は早いね!!」

「早いって言っても、昨日と同じお時間に出ればいいでしょう。昨日でも少し早かったくらいですし」

「えぇ~。でも、昨日とは違って朝一からテストがあるんだよ?」

「それでも昨日の時間で十分間に合っていたではないですの。昨日結構待ったのをもうお忘れでして?」

どこか呆れたような視線を向けられる伊奈野。

それに真っ向から反論をすることはなく、それどころか一切何も言うことはなく目線をそっとそらした。

本日は朝一が理科であり、2科目選択している伊奈野は昨日とは違い最初からテストを受けることになるわけだ。しかしとはいっても昨日はその時間よりも早く、しっかり最初からテストを受けても問題ない時間に到着していたため、今日に昨日よりも早い出発の必要性があるわけではない。

「2科目ぶっ通しでやるんだよね~。ちゃんと頭切り替えられるかな」

「難しい部分ではありますわね。休憩時間もないですし、どうにかして切り替えないと集中力などを考えても時間が足りなくなる気がしますが」

「だよねぇ」

最初から2科目は休憩時間なく連続で行なわれる。そのため順番や切り替えが非常に大切となっていた。

どちらから始めたとしても急に別の科目の知識を引っ張り出すよう頭を切り替えるというのは簡単な作業ではなく、かなりの慣れが必要になる。一応伊奈野もそういった練習はしているが模試などでもさすがに連続でやる機会は少なかったため経験不足が否めないのが現実だ。

特に生物の場合は知識と論理的思考が。化学の場合は知識と計算能力が必要になり微妙に必要な要素も違うため知識以外にも変えなければならないところがある。

切り替えの大変さは非常に分かりやすいだろう。

だがそれでも、

(やるしかないよね~。先に化学やっといて、計算とかの集中力を最初に使えるようにしておいた方がいいかな。知識を引っ張り出すのはある程度疲れててもできるようにしてるはずだし)

やらないわけにはいかない。伊奈野は覚悟を決め予定を立てていく。

2日目は最初から精神的に疲れていくことになるのであった。

「……………ふぅ。ちょっと疲れた」

「お疲れ様ですわお嬢様。なかなか今回はぎっしりで大変でしたわね」

「そうだね……………ただこの後まだ数学と情報があるからなぁ」

「ああ……………数学は兎も角として情報は慣れませんわね」

「そうだねぇ。最近やっと慣れてきたけどテストに出てくるのって普段使うようなプログラミング言語じゃないから」

理科を乗り越えればお昼の休憩がやってくる。疲れた様子の伊奈野は瑠季と共に昼食をとりつつ、今後のテストの事を考えていく。

午後は数学が2つ続いた後に情報まで待ち構えているのだ。

著作権やプログラムなど少し幅広いどころか何を狙いにしたいのか分かりにくいまだ試行錯誤をしている段階だと思われるその教科に悩むものの、それでも最近は慣れてきたためどうにか対応できるだろうとは考えている。

「数学は確率が選択問題で出てくることを祈る感じかな」

「考え方さえ分かっているという条件付きであれば確率が1番時間がかかりますものね。気持ちはわかりますわ」

最近の受験が分からないので、こういうのって古いイメージなのかなって思いながら書いてます(白目

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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