Switch Mode
Now you can use the translation tool for free for the first 200 chapters of each novel.

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 370

Free translation limit for this category has been reached for older posts. Please login or register to translate this post.
Balance: 0 coin

Click here to buy coins


《スキル『大剣術1』を獲得しました》

《スキル『短剣術1』を獲得しました》

《スキル『杖術1』を獲得しました》

《スキル『弓術1』を獲得しました》

《スキ……………

「……………ふぅ。さすがにこの数を使うのは大変ですね」

「え、ええ。でしょうね。逆に良くそれだけやって体力が持つものだと感心するばかりですが」

「そうですか?でも、ただ武器を適当に振り回してるだけですしそこまで肉体的に疲れるような活動はしていないはずなんですけど」

装備購入後。

とりあえず試せる武器を試してみようと購入した武器の類をほぼすべて触ってみたのだが、その結果予想以上の疲れを感じることとなってしまった。

それに合わせていくつもスキルを獲得したり称号を獲得したり。使うかどうかわからないものがいろいろと増えている。

ちなみにそうして獲得したスキルなどの数々は、

「封印、っていうか呪いの代償にしたらもっと勉強系のスキルに補正かけられるよね。変な服の人辺りにあったら頼んでみようかな」

伊奈野にバッチリと把握されていた。

特に邪魔になることもないどころかチュートリアルを進めるうえでも重要かもしれないということでログを表示し続けているのだ。音声機能などはいまだに切られている物の、ログが常に表示されているというのは伊奈野が現状の自分を把握するうえで間違いなく適したものとなっていた。

それこそたまに流れてくるものに気が遠くなったり目をそらしたくなったりしている。

「じゃあ、とりあえず全部試せたので私はこの辺で失礼します。いろいろとありがとうございました」

「いえいえ。こちらこそお買い上げありがとうございました」

ログから目と意識をそらすため、というほど限定された理由ではないもののすべての試せそうな武器を試し終わった伊奈野は使ったものを片づけて店を離れることを決める。

かなり長時間使用し、しかも店員が対応してくれていたため伊奈野は礼を言うが、店員は店員でここまでお金を使うなんていうことは普段ないため伊奈野という大きな金額を使ってくれる客と言うのはしっかりとサービスしておきたい相手だったのだ。

この後また店に入れるかどうかは別として。

《称号『チュートリアルの逸脱成金』を獲得しました》

その後もいくつか店を回っていき、伊奈野は防具を購入したり消費アイテムを購入したりアクセサリーを購入したり。

大抵、というかすべての、店で良心的にもほどがあるお値段の商品ばかりだったため全種類一括購入をしており、伊奈野のアイテムボックスの中がまたとてつもない量増加することになった。

《称号『チュートリアル商品全購入』を獲得しました》

「ん。これだけの数買えばこういう称号ももらえるんだ……………全購入って書いてあるし、これでお店関連は終わりなのかな?」

称号を獲得したということで伊奈野もチュートリアルが進展していくのが分かる。

次に行われることは、

「ジョブ関連施設?私の場合は覇者だけど……………関連施設って何?」

各プレイヤーの職業ごとの施設への誘導。

魔法使い関連であれば研究棟などに案内され、剣士であれば騎士団の詰め所などに連れていかれ(連行されるわけではない)、職業の基本的な役割や立ち回りなどを教えてもらえる。

が、ここで気になるのは覇者の関連施設であり、

「そこそこ珍しい職業だと思うけど、関連施設とかあるの?」

伊奈野も覇者が過去に何をしたのかと言うのは大まかにだが骸さんなどから聞いている。

骸さんの生前よりもさらに前にいたとされるNPCの覇者は、かなりはっちゃけて色々とやったもののすでに息を引き取っているはず。と考えると、関連するNPCや施設があるとは考えにくい。

流石に古くなりすぎていて拠点としていた場所があったとしてももう残っているとは到底思えない。

「古い文献がある資料館とかそんな感じかな?そういうところなら覇者の事が書いてあるかもしれないし」

直接的な何かが残っていないのであれば、誘導された先にあるのは文献などの間接的な情報。それなら可能性は残っているような気もした。

そんな風にして予測などもしながら伊奈野はチュートリアルの道案内に従って進んでいくわけだが、

「え?何ここ?というか、どこここ?」

進んでいくとどんどん周囲の光景は知らないものに変わっていく。

決して路地裏を進んでいるというわけではないのだが大通りなどからは離れていき、住宅街や現実世界で言う中小企業の工場などがありそうな地域に来ていた。そこそこ長い期間過ごしていた街だが、全くと言っていいほどになじみがない区域となっている。

「都会のおしゃれなお店とか並んでる通りを歩いてたらいつの間にかお店とかあんまりない感じの知らない雰囲気の場所に来ちゃった感じ?……………いや、感じって、例えになってないどころかそのままの表現だね」

自分の状態を現実世界の状況に例えようとしたようだが、見事に例えどころかその状況を言語化しただけとなり伊奈野は頭を抱える。

簡単に言えば、駅周りのデパートやアーケードのある大通りを歩いていたのにいつの間にか国道や都道府県の道路どころかコンビニすらない市町村の道路に入ってしまったような気分だろうか。

「こんなところまで移動して何するんだろ?」

当然伊奈野はその風景の変化に困惑。明らかに場違いな雰囲気であり若干の居心地の悪さを感じた。

精神的疲労により普段よりは周囲の目があまり気にならなくなっているのが救いだろうか。

そうして伊奈野がしばらく歩いているとさらに風景は変化していき、だんだんとチュートリアルが示すルートも込み入ったものに変化していき、

「え?確実にここって私有地な気がするんだけど?本当にここ入って良いの?ねぇ。本当にここ入って良いわけ?」

そのルートに伊奈野もためらいを覚える。

いままでのような大通りとは言えないながらも整備された道路なら特に躊躇する要素がなかったが、今回通るのは整備なんて数年はされていないどころか道路かどうかも怪しい場所なのだ。

どこからどう見ても私有地のような場所であり、不法侵入にならないか非常に心配である。

ただ普段なら遠回りのルートなど探していくところなのだが今回はためらう気持ちもあるもののいつもに比べると気力もないため基本的に促されるまま行動するのが心地よく、

「……………まあ、通るか。怒られたらその時はその時でしょ。運営にでも訴えれば対応してくれるだろうし、通ってもいいよね」

数秒にも満たない黙考の末、通り抜けることを決めた。

ひどいショートカットもあったものだと伊奈野がため息をつきつつ生い茂った草木をかき分け、はたからみれば不法侵入で通報間違いなしのその行動によって、

「ん?……………あれ?ここ、どこ?」

知らない場所にいた。

知識的に土地を知らないとかそういう話ではなく、明らかに今までとは毛色が違う風景の場所に。

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Options

not work with dark mode
Reset