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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 403

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仕事の忙しさは勿論なのですが、追っていたグループの解散が決まったうえに1番推してたメンバーの引退が決まってて更新が遅れました(白目)

世の中良い事ありますよね……………あります、よね?(最近の引退ラッシュやらで不安倍増)

伊奈野は覚悟を決めて知り合いたちに協力することにした。それも今回、積極的に動くような形で。

ただ誰かの誘拐だか監禁だかの話に協力を申して出たものの断られたため、おとなしく伊奈野は帰るしかなくなるが。

(とりあえずここまでは消されなかったか~。絶対路地裏とかに連れ込まれて人目がないところで……………って感じだと思ってたんだけど)

不安はあるが、変なことをしても仕方がないのでおとなしくコスプレ魔王と共に図書館へと歩いて行く。

こうして買い物をしている時にもかなりの金額と時間は使ったため仕掛けをする時間は十分にあったはずであり、

「あっ、師匠に魔王。おかえりなさい。良い物買えましたか?」

落ち着いた様子で椅子に座っている魔女さんに出迎えられたところで死を覚悟した。魔女さんはすでに伊奈野の処刑器具か何かを仕込み終えてもう準備は万端なのだと。

もう仕込みを終わらせたからこれほどまでに落ち着いているのだ、と。

何か挽回できる要素がない物かと伊奈野が焦り始めたところで、

「色々と買ったぞ。こいつに持ってもらっている」

「あら。そうなの?すみません師匠。持ってもらってしまって。荷物持ちなどなら私がやるべきだったんでしょうけど」

「あっ、い、いえ。大丈夫、ですよ」

「そうですか?せっかくですし、見せていただいてもいいですか?」

「もちろんです」

一旦コスプレ魔王に買った服を見せるターンに入った。

即刻殺されるというわけではないらしい。

油断は禁物であるものの伊奈野は買った服を見せていき、ついでに途中から魔女さんとコスプレ魔王以外全員部屋を追い出されたうえでまるでどこかのグループの社長が自社のタレントの宣材イラストと同じポーズをとった写真を並べたときと同じくらいの勢いで新衣装お披露目が行なわれて、

「な、何ですか、この衣装は!?」

「フハハハハッ!驚いたか!しかもこれ、こうすると服が変わるようになっていてな」

「嘘!?え?そんなのあるの!?これをこの服に仕込むのって相当な技術力が必要だと思うんだけど?よく作れたわねこんなの……………かわいい。最高ね」

「そうかそうか。だがもう1つ仕掛けがしてあってな。こういう物も一緒についていて……………」

「か、かわいい……………衣装選びは師匠の圧勝ね。負けたわ」

魔女さんは敗北を認めた。元々勝負などしてなかったのだが(魔女さんなんて勝負の土俵にすら立てないとかいう意味ではない)、伊奈野の選んだ服の良さにより魔女さんは自発的に敗北を認めたのだ。

「そうか。お前であっても勝てないか。であるならば俺のライバルと認めてやっても、」

「魔王でも勝てないわよ。というか、魔王の場合ファッションだと私以下じゃない」

「ぐ、ぐぬぅ。しかしだな。やってみなければ分からないということもあるし、」

「封印前にどれだけやったと思ってるのよ。封印中にファッションの事とか考えてたわけでもないんでしょうし、そう簡単に変わらないわよ」

「……………うぬぅ。仕方あるまい。今回ばかりは負けを認めてやるが、次は必ず勝つからな!!」

「……………」

「おい!聞いているのか!!」

「え?あっ、私?」

「お前だ!いくら余裕で勝ったからって俺が眼中にないというのは調子に乗りすぎだろう!!」

ついでにコスプレ魔王が敗北を認めたのちに伊奈野へと再戦を挑もうと声をかけてくる。

まさかそんなところで話しかけられるとは思っていなかった伊奈野は反応が遅れてしまい、それが余計にコスプレ魔王の心に火をつける結果となった。

マズいことになったかもしれないと伊奈野は考えるが、それと同時に、

《上位者に勝利したため職業専用シナリオ『覇道』が進展しました。現在の勝利数は21です》

《称号『一芸ならば英雄にも』を獲得しました》

《称号『一芸ならば準英雄にも』を獲得しました》

《称号『魔王の壁』を獲得しました》

ログが流れていく。

転職に一歩前進ということで職業専用シナリオが進んだのは良い事だし、称号が増えるのも悪くない。

だがそれ以上に、

(魔王の壁。これ、私の生存フラグが立ったってことでは!?)

伊奈野は『魔王の壁』という称号に可能性を見出した。

先ほどまでの会話から考察するに魔王の壁というのはコスプレ魔王にライバル認定されたことによるものだと思われ、それはつまりファッションで向こうに負けるまではとりあえず生かしてもらえることの裏付けにもなると思われるのだ。

再戦するつもりの相手を殺すのであれば、称号が獲得できるほどしっかりとした壁という判定にはならないだろう。この称号こそが魔王に殺されないという証だと思うわけだ。

コスプレ魔王がそうでも魔女さん達に狙われるという可能性はあるがとりあえず安心できるのではないかと伊奈野は考えて、

「それじゃあ、私は帰ります。司書さん、申し訳ないですけど犬っころのことお願いします」

「ああ。はい。分かりました。預けて下さったものもありますし問題はありません。お疲れ様です」

ログアウトすることにした。妨害が入ることもなくすんなりとできたために伊奈野は驚くが、

(あれ?もしかしてあそこに犬っころを残したら私への人質みたいになる可能性もある?……………まあ別にいいか。見捨てよう)

少し恐ろしい可能性を考えたものの伊奈野は何かあった場合には犬っころのことを見捨てることにした。

残念ながらそこまで思い入れを感じるほど犬っころは伊奈野の心に入り込めていないのである。

「ふわぁ~。そろそろ良い時間だしご飯とか食べて寝ようかなぁ」

なお翌日、体力と気力も戻ってすっかり普段のように勉強を処理できるようになった伊奈野は、

「そういえば昨日獲得した称号に『一芸ならば英雄にも』とかいうのあったような気がするんだけど……………見なかったことにできないかな」

何となく察してはいたものの今まで目をそらしてきていた事実から目を背けられなくなるのであった。

それによって反乱などという妄想が誤解だとは分かるのだが、それを差し引いても問題は大きすぎる。

途中の新衣装お披露目の表現が伝わりにくいと思われたため補足

過去にとあるvの事務所の社長が1週間限定でvになったことがあり、その時に事務所所属のvたちと同じポーズをして撮った写真たちを新立ち絵お披露目という名目で公開した動画がありました(現在はおそらく消されてしまっている?)

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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