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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 410

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最近推しの転生先と思われる同人サークルがゲームを出したのでギリハッピーな作者です

……………その出したゲームがエ〇ゲなことを除けば

いつものようにゲーム内で勉強を進め、休憩時間で質問に答えたり新メンバー達と仲を深めたり。

そんなことをしていればあっという間に時は流れていき、

「結構進みました」

「そ、そうみたいですね。こんなに師匠が長時間勉強されてたのも久しぶりだった気がします」

「そうですか?……………そういわれると確かにこっちで制限丸々使って勉強したのは久しぶりだった気もしますね」

伊奈野は特に何かに巻き込まれるということもなくログアウト時間が迫ってきていた。

その日のログイン時間が現実での8時間に近くなってきたためログイン制限に到達してしまうという状況なのである。

伊奈野はもうしばらく勉強していたかったというような顔をしているのだが、

「長時間どころではありませんよ。1日ぶっ通しではなかったですか?」

「途中で抜けたりはしたけど数時間で帰ってきたし、休まずに1日ほぼずっと勉強してたよね。ご主人様の体ってどうなってんの……………」

「読み友と同じレベルに並ぶためにはまず睡魔に耐えられるだけの強靭な精神力と元気が必要ということなのでしょうか」

「あぁ~。私以外はだいたいそうなるわよね。最近はあんまり長時間ずっとこっちにいるってこともなかったし」

周囲の面々はケロッとしている伊奈野とは違い疲れた顔をしていた。

伊奈野に付き合って仕事をしたり作業をしたりといろいろしていたのだが、伊奈野の勉強に合わせると余裕で徹夜することになったのだ。

伊奈野が現実の8時間、つまりゲーム世界での24時間をほぼぶっ通しで勉強に使っていたのだからそうなるのも当然だろう。

脳の酷使による疲れや精神的な疲労などはあるものの、伊奈野にとってみればそこに肉体的な疲れはない。途中で一定の間隔を置いて休みも挟めているので余計に問題はなく、彼女にとってみれば完璧と言っていいような時間の使い方ができていたのだ。

ただ伊奈野がそうでも同じ条件に周囲のNPCたちが当てはまるということもなく。そちらは普段休んでいるはずの時間に休めておらず疲労困憊となっているというわけだ。

「別に休みたかったなら休んでいただいても私はかまわなかったんですけど」

伊奈野はそうなるほどここに居続ける必要はないだろうと呆れも混じった不思議そうな視線を彼らに送る。

しかし周囲は周囲でこうなるほどのことをしでかした言い分が当然存在していて、

「いやいやいや。師匠、何言ってるんですか。こんなに師匠が長くいることはないんですから、こういう時にこそいて質問を積極的にしていかないと!」

「そうですよ。ここで私だけ先に帰って他の面々の分野だけ発展が進むなんて許されることではありませんからね」

「私は別に無理とかしていませんし。他の方々はどうやら読み友に心配をかけるほど無理をして眠気をこらえていたようではありますけどね。私は読み友のお話が興味深かったですし眠気なんて全く感じていませんでしたよ?」

「ちょっ!?司書!?さっきちょっと疲れた雰囲気出してたよね!?掌返しをするにしても無理があるでしょ!」

伊奈野が普段朝しかログインしてこないので、基本的に質問などする時間がないのである。

前日は伊奈野も忙しくしていたため結局質問などできず、今日できるのならば粘らなければならないと考えた結果がこれである。

とはいうものの、大きな責任が伊奈野にあるとは言わない。というか、言えない。

なぜならそれ以上に彼ら彼女らの中にあるここまで無理をしてでも起きて伊奈野に質問をぶつけようとした理由には、他への対抗心があるからだ。

他の者達が質問するのに自分だけ寝てるなんていうのが伊奈野に教わる人間として。そして組織のトップとして許せなかったのである。

単なるプライドの問題が1番大きかったがために、伊奈野に責任があるとは言えないのだった。

「ボクは遊べたから楽しかったよ!もっと遊ぼう!!」

「いや、無理。今日はもうこっちに来れないから」

「えぇ~」

色々と疲れを見せた面々もいたが、実をいうと全員が全員本当に疲れているというわけでもない。

研究熱心だったり仕事熱心だったり三大欲求封印熱心だったりする面々は口でいろいろと言うものの実際は慣れたことであるため睡眠時間を多少削っても支障をきたすことはないし、それとは別に元気が有り余りまくって眠気なんて関係なく遊び倒したいというものまでいるのだ。

図書館の地下に行ったり外で暴れたりといろいろとやっているし伊奈野も多少図書館の安全なスペースで相手をしたりもしたのだが、犬っころは夜はまだまだここから、踊ってない夜を知らないとでも言いたげに伊奈野へと期待した目を向けてきていた。

相変わらずというにはまだ関係構築からの期間は短いかもしれないが、この姿を初めて見せた時と同じようにその元気が少しも衰えた様子はない。

そしてもう1人眠気に襲われたフリすらしない、犬っころほどとまでは言わないが元気を持っている者がいて、

「ふむ。行ってしまうのか。であるならばクッキーを置いていけ」

「え、えぇ?今手持ちはないんだけど」

「クッキーをくれなければ帰すわけにはいかぬな」

クッキー欲しさのあまり伊奈野を帰そうとしないコスプレ魔王である。

コスプレ魔王の場合はあり余った体力で何かをするというタイプではないが、それでもそのあり余った体力を使えないというわけでもない。今ここで必要になるならば伊奈野を止めるために全力を尽くすことだってできるのだ。

ただコスプレ魔王の恐ろしさや体力がどれほどあり余っているかも知らないため、いまいち伊奈野はピンと来ていないようで、

「帰さないって、そんなことできるの?」

「……………さぁ?ノリで言ってみただけだ。できるかどうかは分からん」

「そっか。でも、さすがにログアウトの邪魔はできないと思うんだよな~」

伊奈野は真面目に単なるNPCがプレイヤーのログアウトを止めることができるかどうかということに関して真剣に考えていた。プレイヤーのゲームをやめるという権利を奪えるようなことをして良いとゲーム側が考えるとは思えないのだから。

下手をすれば訴えられかねないし炎上もしかねないだろう。

そう考えれば、

「無理じゃない?さすがに」

「そうか。無理か……………だがやってみなければわからない。大科学実験だ」

「どこでそんなワード覚えたの?まあ、やりたいならやってみてもいいけどさ」

無理だとは思う。が、コスプレ魔王も諦めるつもりはないようなのでやらせてみることにした。

結果として、

「……………うん。普通にログアウトできちゃった。何1つとして邪魔されることはなかったか~」

伊奈野は現実にすんなりと戻ることができた。

再度ゲームにログインした際に何かが起きているという可能性も考えられるが、とりあえずログアウトに直接的に何か問題が発生することはないだろうと判断を下すのだった。

《ユニークスキル『不変の絶対』を獲得しました》

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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