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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 414

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宴会はガチャと同じくらい悪い文化

はっきり分かんだね

「お嬢様!魔王の事を教えてくださいまし!」

「え?ああ、うん。前回途中だったし別に良いけど……………何話したっけ?」

「肝心なところはほとんど教えてもらえておりませんわ。とりあえず……………そうですわね。見た目の事を聞いてもよろしくて?」

受験の翌々日。

伊奈野はゲーム内で自身と共に転移をしたコスプレ魔王が迷子になっていることなど露知らず、使用人の瑠璃とともに学校へと向かっていた。

土日がつぶれたというのに休みが1日だけというのはひどい話なように思えるかもしれないが、伊奈野達はまったく気にした様子がない。

伊奈野は特定の何かを気にしているわけではないようだが、瑠季の方は休みよりも断然気になることがあるようで伊奈野に魔王の事を問い詰めていた。

勇者という英雄を知り合いとして持つ彼女からすれば、勇者と明らかに対極に位置していそうな魔王という存在はやはり気になるのである。

「外見……………割と中性的かな?私は最初男の子かなって思ってたけど。その後はかわいい服着てたし女の子かもしれない」

「なるほど?中性的でどちらかと言えば女性よりかもしれない、と。最初に男性だと思われた理由は何ですの?」

「1番大きいのは、厨二病的な格好と発言かな。声も割と中性的だったし、その辺しか性別を判断する要素がなかったし……………まあ性別は割とどうでもいい要素ではあるんだけどね」

「まあそれはそうですけど、実際はどちらだとしても見た目がどういう感じかを知っておくのは見つけるために必要なことですわよ」

間違っていないのだが、伊奈野の話はかなりアバウトであるため瑠季が魔王という存在を知っていることには気が付けない。かわいい服を着ていたという発言では、さすがにプレイヤーメイドの地雷系ファッションやコスプレ衣装を着せられていた最近話題の存在と魔王という存在を結び付けることは不可能なのである。

ちなみにこうしてあいまいな情報しか出さないのは伊奈野が周囲に英雄や準英雄がいるからではない。

瑠季がトッププレイヤーと言ってもいいくらいの存在であることを知っているため、あまり情報を渡して面倒なことになるのを避けるためでもない。

ついでに言えば決して肝心な情報を与えないことで瑠季が悩んでいるのを見て楽しんでいるなんてこともない。

そんな事実達など存在しないのである。

「身長は、どうなんですの?」

「低めじゃない?比較対象をどう出せばいいか分かんないけど、プレイヤーの平均身長よりは確実に低いと思うよ」

「なるほど……………普通に身長低めのプレイヤーは多いですし、不特定多数から見つけ出すのは大変そうですわね。では、どんな能力を持っているかとかお分かりになりまして?」

「ん~。あんまり詳しいことは分かんないな。とりあえず知ってるのは、他の人の転移にくっ付いて自分も転移できる能力?」

「は?凄い能力と言って良いのか複雑ですわね……………とりあえずトリッキィな能力持ちなのは分かりましたわ。なんか私の思っていた魔王とは違いそうですわね」

瑠季は意外そうな顔をする。

その気持ちは伊奈野にもよく分かるものだった。そんな自分の力ではなく他人の力を活用する寄生虫のような能力はイメージする魔王らしくはないというのは納得できる意見なのである。実際伊奈野もよく考えてみればそうかも、なんて現在思っているくらいなのだから。

だがあまり伊奈野としても会ってもいない段階でコスプレ魔王の株を落とし過ぎるのはどうかと思った。

ということで、

「あとは、地面に重さを伝えないようにしたりできるらしいよ。空中浮遊とはまた別な能力だったとか」

「へぇ?……………具体的な内容は分かりませんけど、なんだか魔王の能力にしてはまたしても地味なような気がしますわ」

「うぅ~ん。それ以外の私の知ってる能力って何かあるかな?私が知ってるのってそれくらいな気がするんだけど……………あっ、でも、そういえば昔にモンスターに指示できる存在がどうこうみたいな話は聞いたことあるかな?あれがもしかしたら魔王の事だったりとかする?」

「っ!?そんなのがいるんですの!?……………いや、でもそういわれるとそんな話を私も聞いたことがある気がしてきましたわ。かなり後半の方のイベントの伏線だと思ってあまり気にしてはいませんでしたが、魔王なんて言う名前の存在がいるのならそういう力を持っていても不思議ではありませんわね」

フォローを入れることに一応成功する。

伊奈野が明確に知っている能力では瑠季の中の評価を下げることしかできなかったが、どうにか昔聞いたことがあるようなあやふやな話で持ち直させることができたのだ。

当然これが間違いだった場合コスプレ魔王はかなり下の方の評価を瑠季からは付けられることになるだろうが、伊奈野はその場しのぎで構わないという考えのようである(それしかなかったという見方もある)。

だが数日、いや、数か月はその評価を保ったままでいることができるだろう。伊奈野はそう確信していた。(フラグ)

「能力ってわけじゃないけど、他だと純粋に防御力が凄い高かったりもしたよ。罠とかにかかっても全然怪我してなかったし……………まあ抜け出せなくなって凄い騒いでたけど」

「……………魔王」

数秒後に伊奈野自身が失敗し評価を打ち壊すこととなった。

強さを伝えるための説明のはずが逆にPONなことを示すだけになってしまったのである。

「そんなにも封印が簡単そうな魔王なんて聞いたことがなかったですわ。女神とか勇者とかいなくても罠にかければ何世代分か封印し続けられるのではなくて?」

「……………うぅん。ありうるね。ドラム缶に腰を突っ込ませるようにして放置すれば動けなくなりそう」

「あぁ~……………『この自殺方法はいい方法じゃなかったね。助けてあ〇し君~。お茶漬けおごるからさ~』みたいな展開になるわけですわね」

「何その最初に登場する時川から流れてくる人みたいな雰囲気があるセリフ。おぼれてると思って助けたら逆切れされる感じ?」

「ですわね。ついでにちょっと病んでそうな後輩に粘着されて、お嬢様言葉で負ける時に去って行く元相棒とかいてほしいですわ」

その後は何やらカップリングの話となり、ゲームや魔王の話は流れていくことになるのであった。

もしこの会話が現実ではなくゲーム内で行われていたのであれば、

《称号『腐者』を獲得しました》

などというログが流れていたのかもしれない。

「ちなみにさぁ。英雄とか準英雄って成長したりするの?」

「するらしいですわよ。というか私のパートナーになってる国王は一応成長したみたいですし」

「ふぅ~ん?」

「たまにお願い事みたいな感じの事を言ってくるので受けていれば、クエストとして進行する形だと思いますわ」

「……………へぇ」

本年は本作にお付き合い頂きまことにありがとうございました

皆様よいお年をお過ごしください

来年もよろしくお願いいたします

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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