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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 419

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皆さまお久しぶり(数日だけど)でございます

地震などの被害なかったでしょうか

作者は体調不良に加えて三連休なんて存在せずずっと出勤で苦しんでおりました

投稿が遅れたことは何卒許せくださいw

隔日まで少し支障が出るかもしれませんが、そこからは確実ペースで投稿できる……………はずです

「おい!急ぐぞ!」

「絶対何かのイベントだよな」

「ダンジョンってこういうイベントが発生することあんのかよ……………もしかしてこのダンジョンって、プレイヤーじゃなくて運営が管理してるダンジョンだったりするのか?」

ざわざわと騒がしくなっているのはダンジョンの入り口付近。

ダンジョンへの挑戦だったりクッキーの購入だったりを目的としてダンジョンへと侵入してきた彼らは、唐突にダンジョンの壁に現れたメッセージに驚くとともに準備を始めていた。

イベントか何かだと思われる消火活動へ参加するための準備を。

憶測はいろいろと飛び交っているが、今はどうしてこんなものが急に現れたのかというのは大事なことではないというのがプレイヤーたちの意見だ。

メッセージには燃え広がり多くの建物が消失するのも時間の問題だということまで書かれているため、行動を先に起こさなければならないということですぐに大勢がダンジョンの外へ出るだけでなく普段は寄り付こうともしない街の中で活動を始め、

「あっちだ!急げ!天候変えて雨でも降らせろ!!」

「おい!こっちに急げ!この道なら危険は少ないぞ!」

「とりあえず一発『ウォーターマシンガン』……………って、これ何発も出るんだったな。全然一発じゃなかった」

火災現場を発見すれば避難誘導を行なったり消火活動を行なったり。

まとまりがあるわけではなく決して効率がいいとは言えないが数が多いだけにその勢いはすさまじく、完全に火の手が拡大することを食い止めることができている。

ここで気になるのが、多くのものが消火活動に積極的な理由だろう(え?そんなことないって?……………いや、間違いなく気になっているだろう。遠慮することはない)。

確かに海外において消火活動という物は自分たちで行なうことでもなければ、国が行なうことでもない。消火活動はビジネスなのだ。

お金を払って事前に契約しているからこそ消火はしてもらえるものであり、金を払っていない相手を、それも自分が消火活動で仕事をしていないにもかかわらず助けるなんてありえるはずがないのだ。

しかしそれでも彼らが迷いなく行動するのは、

「クリア報酬何だろうな?」

「絶対特殊なイベントだ。逃すわけにはいかん」

「何かしら起きるんだろうけど……………メインシナリオの一環だったりするか?」

報酬があると考えているからだ。

伊奈野のダンジョンは良くも悪くも別格の存在であり、非常に特別なものだという風に認識されている。そのダンジョンで取れる装備の数々はメインのサーバに持っていくことは課金などをしないと難しかったりするものの、一般的に販売されていたりするものより圧倒的に質が高い。加えて現実の市販品と肩を並べられるくらいおいしいクッキーなどという物まである。

これだけの価値があるものを生産できるダンジョンが絡んだイベントで得られる報酬、それは間違いなく有益な物だろうと予想する者達が多いわけだ。

加えて、注目度が高いためここで何かが起きれば間違いなくそれは大きなイベントにつながっていくと考えている者が多いのである。

自分たちにとって有益かどうかは別として、間違いなく今後のゲーム世界に影響が出ることが起きると考える者が。

「骸さん。どうですか?消火は上手くやれてますか?」

『うむ。問題ない。避難は進んでいるし火の広がりも完全に止められている。とはいってもすぐに消えそうだということもなく、余たちの動きから視線を逸らすのには都合がいいと言えるかもしれぬな』

「なるほど?」

かなり被害が出ていて相当な人数が解決のために尽力しているのだが、それを元凶の1人である骸さんは都合がいいと言ってのけた。全く以て反省する様子はない。

配下たちを今度は落としてしまわないように気を付けつつ進ませていき、また穴の中の捜索を行わせているのだ。

都合がいいというのは全員避難しついでに消火が進んでいるわけではないのでしばらくは誰も近づいてこない。だからこそ誰かの視線を気にすることなく挑むことができるというわけなのである。

実際、先ほどまでより圧倒的に攻略ペースが上昇しているのは間違いなかった。

『熱を持つものが噴出したおかげで上昇気流が生まれてな。先ほどまでより落下しづらくなった。おかげでかなり進めているな』

「なるほど。ただ、そこまで激しいとなると逆に姿勢制御が難しいんじゃないですか?あと、蒸気で前が見づらかったりとかもありそうですし。今画面に映ってるのも真っ白ですからどこにいるのかすらわかりませんよ?」

『そこに関しては問題ない。視界に関しては問題となるが先ほどのようなことになるほどまでの問題ではなく、専用の指揮ができる配下を配備したため多少気流が乱れるくらいであれば対応できるようになっている』

現在下から湧き上がってきた溶岩により穴の中が熱され、空気も温度が上昇。それに伴い空気の運動が激しくなり、上昇気流が出来上がってはいるもののそれは決して安定したものではなく、横向きのものがあったりとかなり乱れている。その中で飛ぶというのは相当苦労するだろう。

ここでもし物理を専攻していればこの気流の変化は断熱変化だとか言えたのかもしれないが、残念ながら勉強に結びつけることは叶わなかった。

伊奈野はこんな状況で本当に大丈夫なのかと心配するのだが、骸さんの配下が優秀であるから問題ないらしい。

指揮が上手いだけでどうにかできる問題とは到底思えないのだが、骸さんが気にしていないようなので伊奈野も気にしないこととした。

その代わりに、

「ダンジョンから出ていった人達の監視はできてるんですか?」

『うむ。ダンジョンマスターの言っていた通り活躍するものと参加している者達には目星をつけてある。問題はない』

「そうですか。それは良かったです。頼んだからにはある程度報酬も必要ですからね」

伊奈野が気にするのは活動しているプレイヤーたちと、それらへの報酬であった。

報酬の中身自体はそこまで悩むものではないのだが、

『働いたものには等しく報酬を与えるのも王としての役割。そしてその働きに応じた報酬を与えるのもまた役割。どちらも余が務めるには適した役割である。任せるがいい』

「もちろんお任せしますよ。というか、私たちじゃ無理ですからね?あんな数の人達を確認してしかも仕事ぶりまで把握するなんて」

『ふむ。そうか。ダンジョンマスターもまだまだというわけだな。カカカッ』

問題となってくるのが誰が参加しているのを把握すること。報酬を渡そうにも参加していない人に渡しても問題であるし参加した人に渡すことができなくても問題になる。

伊奈野とてある程度オンラインゲームで遊んできているため、海外の人々が報酬を求めて動いていることは理解しているのだ。

今後ダンジョンとの不和を起こさないためにも彼らのことを把握し、仕事ぶりまで確認しておく必要があった。そのため配下などを使って監視できる骸さんにその役割をお願いしたというわけである。

では伊奈野は頼んだだけで何もしていないかと言われるとそんなことはなく、

「ダンマス。そんなに喋ってる暇があるなら手を動かしてください。目標の個数はこれくらいじゃ届かないですよ!」

「うぅぅ。はい……………『設置』『繰り返し』」

クッキーではない、新しいお菓子に魔法陣を設置する作業が始まっていた。

普段は美味しいとされるのはクッキーだけだしダンジョンではそれしか売られていない。が、もし他のお菓子が報酬として限定で出されれば、どういったことになるのかは想像に難くない。

「もし今回作ったものが食べる目的よりも取引するものになれば、これから希少価値が高い物としていければ、それを生産する能力を持つこのダンジョンの影響力はもっと大きくなる」

『ふむ。世界征服のために使えそうな手札であるな』

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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