Switch Mode
Now you can use the translation tool for free for the first 200 chapters of each novel.

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 420

Please login or register to translate this post.

来週からは通常通りとか言っておきながら更新が遅れて申し訳ない(土下座)

書籍発行の影響(悪い意味ではないです)で税金の事とか調べていたらいつの間にか……………

追徴課税とか来ないでしょうか

大丈夫かな(不安)

『ふむ。予想以上に愚かなことを続けているな』

「仕方がないと言えばそれまでなのかもしれませんけど……………これが続くのはあんまり良くないですね」

「そうですか?こちらからすれば都合のいいありがたい展開だと思いますよ?」

穴への突入が骸さんの配下によって続けられる中、伊奈野達は他の場所にも注目をしていた。

注目の理由は予想以上に状況が悪い事への驚きとあきれ。

なんと画面の向こうでは、

『お前たちが火をつけたんだろう!!』

『帰れこの邪教徒共!!』

『お前たちみたいなものが来るから神がお怒りになられたのだ!!』

『排除せよぉぉぉ!!!!』

口々に抗議の声をあげて今にも攻撃を仕掛けそうなNPCや現地(サーバのある国)の少数のプレイヤーたち。

そして、

『おいおい勘弁してくれよ』

『なんでお前らは自分たちの家の消火を邪魔するんだ?』

『これで報酬がシブかったらやってられないぞ』

『おい。一応戦闘できる面子に声かけて何かあった時に対応できるようにしとけ』

それらに絡まれて面倒くさそうな顔をする消火に動いていたプレイヤーたち。

現地民たちは外から来た他国のプレイヤーたちへのヘイトが高いため、当然の如く排斥するような動きを見せているのである。

まさに一触即発。

何か少しでもきっかけがあればすぐに大規模な争いが引き起こされそうな雰囲気がいくつかの個所で確認されていた。

「今までは対立がほどほど(とはいっても不干渉なだけで接触があれば大問題にはなっていたが)で済んでましたけど、これ以上対立の構図が明確になったらこの世界への影響は大きいんじゃないですか?」

「それは確かにそうですね。ただ、ダンジョン側の短期的な視点から言わせてもらうとダンジョンへの突入者が減るので悪くはないという気持ちもあります。住人との争いに出る人が増えればダンジョンへはこれなくなるわけですし」

「なるほど?確かにこっちは別に挑戦者が来ることにデメリットはあってもメリットなんて皆無ですからね。でも、対立の激化で完全に決着がついてしまうのはマズいのでは?今攻略に来てるプレイヤーが勝てば別ですけど、住民側が勝つと英雄や準英雄が攻略に加わるかもしれませんし」

伊奈野が懸念するのは、このサーバから他の国からのプレイヤーが減ってしまうということ。

現状良い関係とは言えないプレイヤーたちとNPCではないが、だからと言って大きく干渉することもないので均衡が保てていたのだ。それが本格的な争いによりどちらかにパワーバランスが傾いてしまうとマズいと思うわけである。

NPC側が勝てば英雄や準英雄がダンジョン攻略に乗り出してくる可能性がある。

逆にプレイヤー側が勝てば邪神に対抗するための力が大きく減少してしまうことになる。

どちらにせよ伊奈野達にとっては好ましくないこととなってしまうだろう。

そう考えて伊奈野は焦りを感じるのだが、骸さんは別の考えを持っているようで、

『案ずるな。そこまで大きな影響をダンジョンにまで及ぼすことはなかろう』

「そうなんですか?ダンジョンか世界かどちらかが危うくなると思うんですけど」

『それはあまりにも極端すぎる結論であるな。確かに一部での対立は激化しているが、逆に今回の事で住民側にも融和派が現れることとなった。一致団結してダンジョンに来るような外からの者達を排除するということは不可能だろう。それに、これで住民側の内部でも対立を作ることができたのだからこちらとしては非常にいろいろと工作がしやすくなる』

確かに伊奈野が見たような対立は各所で存在していて、プレイヤーを恨むNPCは増えている。

しかしそれと同時に、プレイヤーに対して感謝をして距離を縮めてみてもいいかもしれないと考えるものだっているのだ。

避難誘導だったり消火活動だったりで命を助けられている者だって大勢いるのだからそういうものが現れるのは当たり前の話なのである。

こうしてNPCたち側に対立が生まれれば、恨みを持った者達に先導されNPCがプレイヤーたちの排斥に全力を挙げるということは不可能になる。それより先に、対抗勢力となるプレイヤーたちを擁護する者達を排除しなければならなくなるのだ。

時間がかかればその争いも収まるだろうが、骸さんの考えではそれが終わるころには邪神も倒し終わっているし骸さんの工作も進んでいると考えられるため全く問題には感じていない。

どちらかと言えば好ましい状況だというのが最初から考えていることだった。

「そうなるとやっぱり少しずつですけど住人との交流も生まれてくるようになるわけですね」

『おそらくな。ただ、余はあまりそこに関しては気にしていないが』

「そうなんですか?まあでも、確かにそこで商売とかが行なわれたとしてもダンジョンにお金で突破できるような場所もないですし気にするようなことでもない……………いや、ちょっと待ってください。気にしないとだめじゃないですか?」

「ん?ダンマス、何か商売されるとマズい事でもあるんですか?クッキーが住民に売られるようになって余計に需要が増加して困るとか?」

「いや、そうではなく……………言われてみれば確かにそれも困りますね。ただそこじゃなくて、私が気にしてるのは装備です。今までは住民との交流がなかったのでこのダンジョンでとれる素材などは全て必要ない物になってましたけど、今後は住民に流れていくわけで。そしてそこからさらにダンジョンの素材を活用した装備が作られていくわけですよね?ダンジョン攻略がかなり加速してしまうのでは?」

『……………』

「……………」

伊奈野の疑問点。

それは、NPCとプレイヤーに一部とはいえ協力関係ができた場合、それはダンジョン攻略の加速につながるのではないかと言うことである。

本当に大丈夫なのかと伊奈野は心配になって尋ねるのだが、骸さんと炎さんは無言。すぐに答えを出してくれない。

表情は分からないためどう思っているのか正確に読み取ることは不可能であるが、慌てる様子はないため伊奈野はそこまで危険はないのかと考えた。

期待してしまった。

が、

『……………マズいな』

「全然考えてなかったですね」

「…………………………ッス~(何かをこらえて吸い込む音)」

期待もむなしく。

骸さんや炎さんはそのことに関して全く何一つとして考えていなかったのだ。

2人そろってマズいと言い出すその様子に伊奈野は天を仰いで色々なものを失う覚悟を決める必要があると考え始めることとなるのだった。

「とりあえずダンジョンの防衛能力強化は急務ですね。当然、それの素材で武装が強化されるということがない形で」

「となると罠ですね」

『素材の回収もうまくやらせぬようにしておかなければならないか』

「あと、不満を持たれないように報酬はしっかり迅速に送らなきゃだめです。当初の予定よりも増やした方がいいかもしれないです」

『分かった。であれば、余も作成に協力しよう』

「自分も用意を手伝います。効率化を進めないと!……………ということで、ダンマスも作業の高速化をお願いしますね」

「結局頑張るのは私なんですか……………」

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Options

not work with dark mode
Reset