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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 423

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頂いた感想でおかしいな~と思っていたのですが、間違えて先々週新しい話を投稿ではなく削除を行なっていました!大変申し訳ありませんでしたぁぁぁぁ!!!!

そこからさらに時間がかかってしまったのは微妙に書いていた続きとどうやっても埋め合わせで書き直した話がかみ合わなくなってしまっていまして…………投稿済みだった話を削除しなかっただけマシだと思いたい

あとお詫びと言うわけではないですが、あと2週間しないうちに仕事の方のめどがつきそうですのでまた毎日投稿とまではいかずとも隔日投稿に戻せる予定ですのでよろしくお願いいたします

『……………お前が俺を目覚めさせたのか?』

「わぉ。同じセリフじゃん。そこ変わったりしないんだ」

『ふむ。これは魔王で間違いないな』

伊奈野と骸さんの言っている人物が違うという可能性。

それが一瞬炎さんの頭によぎったのだが、幸いなことにそういった事実は存在しなかった。コスプレ魔王が骸さんの知っている魔王であったようだ。

解放された直後のセリフも日本サーバで聞いたものと同じ。伊奈野はこのセリフを誰に解放されてもとりあえず言う予定だった格好いいセリフ(笑)だったのではないかと予想するがそこはあまり重要ではなく、

『確かにおぬしを目覚めさせたのは余である。話しておかねばならないこともあってな』

今必要なのはコスプレ魔王をこちら側に協力するよう説得すること。

伊奈野は説得できるような要素もあまりなくそこで活躍することができないため、全ては骸さんにかかっていた。

両者の会話は骸さんの配下を介して行われて、

『ほう?先王か。俺を解放したということは邪神が再び戻ってきたのかと思ったが、違うのか?』

『いや。それは間違っておらぬ。邪神も襲ってきておるしそれの対処にそなたの力が必要なのも確かである。が、残念ながらそれ以外にも問題があってな。そこに関しても色々と話し合いたい』

『ほぅ?問題だと?準英雄の一角が落ちたりでもしたか?』

『そこまでにはなっておらぬ。しかし、いつそうなってもおかしくない状況ではある』

『……………冗談で言ったつもりだったんだけどな』

詳しい内容は伝えていないが、骸さんはとりあえず対話を呼びかける。

こうすることで他の存在より先に情報をコスプレ魔王へと与えることができ、自分の都合がいい偏った情報だけで判断を促す事ができるようになるというわけだ。

もしかするとこの対話の後に他の者へも話を聞きたいという流れになる可能性はあるが、それでも先に自分たちに都合のいい情報を植え付けられるのは大きい。

先に得た情報程奥底の部分に根付き、その後の思想の偏りに影響を出せるのだから。

いろいろと思惑があるのだろう骸さんが怪しい雰囲気を出しながらコスプレ魔王とそうして話しているのを伊奈野は炎さんと共に邪魔にならないように少し離れた場所で見守っていて、

「ダンマスはどうなると思いますか?こっちに味方してくれると思います?」

「私は最初から味方になってくれると思い込んでたのでいまだに考えはまとまってないんですけど……………骸さん次第ってところじゃないですか?」

「いや、骸様次第なのは確かだと思いますけど。確かにここでの交渉がどうまとまるかによって結果は変わってきますし。ただ……………」

「ああ、いえ。そういうことじゃなくて、私が言いたいのは骸さんが今まで積み上げてきた信用次第だってことです」

「骸様の信用?ちょっと予想と違う話ですね。どういうことですか?」

炎さんは伊奈野の話が思っていた方向性とは違うことを感じ取り詳しい解説を求める。

聴く人によってはどこかの解説動画にありがちな流れな、

「どういうことなの?詳しく解説してほしいわ」

「分かったのだぜ。それじゃあ今回は、『骸さん次第でこの交渉の結果が変わる理由』について解説していくのだぜ」

「よろしくお願いします」

等と言う副音声が聞こえてきそうな2人の会話は進んでいき、

「まず、骸さんとコスプレ魔王って以前から面識があったわけですよね?」

「ああ。そういわれると確かに……………って、あっ!そういうことですか。簡単な話でしたね。骸様がこれまでの中で魔王に信用されているか否かでこれからの話が信用されるか。そしてこれからの行動に協力してくれるかが決まるというわけですね」

「そういうことです。骸さんも今のところ私たちとの関わりで変なところはありませんが、もしかすると昔ははっちゃけていたりした可能性もありますし。そうでなくてもコスプレ魔王と因縁があるなんていうのもあり得ますから」

「なるほど。人間だれしも過去に何かしらあるものですからね……………まあ自分人間じゃないんで分かんないですけど」

「その通りです。色々と人間生きていればあるものなんです……………私も人間じゃないので分かりませんけど」

「ですよね~…………………………え?」

「冗談です」

にこりとほほ笑み、本当に冗談であり他意はないといった態度で言う伊奈野。

しかし炎さんには、なぜかその発言が冗談であるとは思えなかった。逆にその言葉こそが本質をとらえているようにすら思えて、

(今まで圧を出しながら勉強と言うのをしてましたけど、それができてたのは人間じゃなかったからということですか!?確かに所々ダンジョン攻略に来る人間とは明らかに違って人間やめてるんじゃないかって思ったこともありますし、十分あり得るよな……………)

「炎さん?どうしました?そんな急に黙り込んで」

「え!?あっ、いや、その、」

まるで真理に気づいたとでもいったように炎さんが見当違いな方向に思考をさまよわせていると、伊奈野が話しかけてきて思考を中断させられたため炎さんは言葉に詰まる。まるでそのタイミングで声をかけてくる伊奈野に、心を読まれたかのように思えたのだ。

受験生は人間じゃないだけでなく心を読む能力まであると思われたらしい。もちろんそれが頭をよぎったとしても炎さんがすべて信じるわけではないが、それでも伊奈野が普通の人間ではないのではという疑いは心に残るのだった。

それはそれとして怪しんでいることをごまかす必要があり、

「何でもないですよ。ただ、もし本当にダンマスが人間じゃなかったら中身は何なのかなって考えてただけです」

「そうなんですか?私が人間じゃないとしたら……………参考書にでもなるでしょうか?」

「あっ、生き物ですらないんですか!?」

炎さんは驚きの声を上げるとともに怪しまれることなく話を逸らすことができたと胸をなでおろす。

こうして炎さんと伊奈野は杞憂だったりそれによって生み出されたどうでもいい考えだったりを抱きはしているが、その間も真面目な話は続いていて、

『……………なるほど。洗脳とまではいわないが、かなり強い思想によって大きく社会に変化が起きたというわけか。しかも、俺が出たら巻き込まれかねないほどの大きなうなりになっている、と』

『うむ。それが他人まで巻き込むものでなければいくらでも蔓延してくれて構わなかったのだがな……………大半の市民と一部の英雄がそれに心酔してしまっているためすでに手が付けられぬのだ。街並みもすっかり変わってしまって、教会なども別の物に変わってしまっている』

迎えた変化。

それを見せるために骸さんは配下に魔法を使わせて、保存してある街並みを映したモニターを出現させた。

コスプレ魔王はしばらくそれを見つめて、

『……………これが今の街の景色か?何年たったか分からんし大きく変化しててもおかしくはないと思うが、それにしても変わりすぎだな』

『そうだろう。しかもこれが数十年かけたものではなく数年で起きた変化なのだから余計に頭が痛い。まだ熱があるのでな』

『勢いがあると落ち着かせることも難しいか。しかし、そうなると教皇や聖女はどうなっているのだ?』

『行方不明だ。完全に消息を絶っている。恐らく各地に残った未だ考えを変えていない教会関係者だったりを頼っているのだとは思うが、詳しいことは余にも読み切れん。教会も色々と抱えているからな。それこそ信者の面倒を見る必要がないからと言うことで各地にある封印の強化とそこでの潜伏をしているなんて言うことも考えられる』

『教皇と聖女が消えるほどなのか?……………逆によく先王は生き残れたな。いや、先王に生きるという表現を使って良いのかは分からないが』

大まかにでしかないが骸さんの説明を受けてコスプレ魔王は現在の状況を理解した。

それは映像をから読み取れる以上にひどいものであり、話が本当であるとするのであれば骸さんが反攻勢力として消えずに残っていられることが奇跡とすら思えるほどだ。

そうした様々な要素を総合して判断すると、

『……………先王1人の力ではないな。先ほどからほんの少し別の者の声も聞こえるし。協力者は誰だ?』

コスプレ魔王はまず骸さんが単独で事を成し遂げてきたわけではないだろうと結論を出した。

骸さんもそれなりに力はあるし死者を配下にできるなど手駒を増やすことは簡単にできるが、だからと言って数人の英雄が敵となった場合命が助かるとは到底思えないのだ。それこそコスプレ魔王であっても倒しきれるかどうかはともかくとして体の半分くらいを消し去ることはできるという自信があった。

それでも特に大きな被害なく骸さんが対抗勢力として残っていることから、協力者がいるという結論へとたどり着いたわけである。

実際その考えは正しく、

『うむ。かなり相性のいい相手がいてな。そこと協力して現在は潜伏している。協力者に関しては正直説明するより見た方が早いのだが…………可能であれば墓地まで転移してくると良い。すぐに理解できるだろう』

『ほぅ?ならば行ってみるとしよう』

骸さんが考えを認めたこと、そして誘いをかけたことによりコスプレ魔王は興味を引かれて墓地、つまり骸さんの本拠地であるはずの場所へと移動することを決めた。

そして予想できるかもしれないがその手段は、

「ん?消えた?」

伊奈野のできないと思っていたもの。

そして今、映像でその瞬間を目撃してしまったもの。

つまり、

「…………転移?」

であった。

《称号『魔王の嘘を知る者』を獲得しました》

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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