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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 43

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本日3話目です(白目

「コレクターさん変な人だったけど、良い物貰えてよかった~」

コレクターさん(伊奈野命名)こと蒐集家と名乗る男性にダンジョンコアをもらい、伊奈野は早速ダンジョンを作った。

場所は、さすがに見られると面倒くさいことになる可能性があると考え人気の少ない隅の方、壁の方へダンジョンコアを近づけると壁に吸い込まれるように消えていき、その吸い込まれた辺りから次元の裂け目のようなものが出来上がる。

「これが、ダンジョンの入り口ってことだよね」

伊奈野はそこに迷わず入り込み、ダンジョンの内部へと侵入する。

伊奈野が入った時点でそのダンジョンの入り口と思われる次元の裂け目は閉じ、代わりに周辺の光景が入った地点の近くに映し出されるようになる。

伊奈野がいるのは、小さな空間。とはいっても図書館の個室より少し狭いくらいで、勉強をするだけなら広さには問題がないようだった。

後はイスとテーブルが必要なのだが、

「DPとかいうのを使えば出せるんだよね?」

コレクターさんが言うにはダンジョン運営には欠かせないというDPを使えばいいらしい。

ダンジョンで何をするにしても大抵これが必要になるのだが、最初に持っているのは1000P。

通常はこの1000Pを使ってダンジョンの防衛体制などを作っていくのだろうが、伊奈野はそんなことをしようとはこれっぽっちも考えていない。

それよりも、勉強に必要な最低限のものをそろえることが最優先だった。

「1番安い机と椅子は5Pか。安いね。どうせ1000Pもあるんだから、もっと豪華なのを買っちゃおう。あんまり柔らかすぎるソファーでもダメだろうから、このちょっとゴージャスな椅子とある程度地面の状況が悪くても水平になってくれるテーブルを買って…………あとは、ちょっと暗いし照明も欲しいね」

机と椅子、そして照明が部屋に追加される。

ダンジョンを作って最初に生み出すものがそれなのかと言いたいようなものばかりではあるが、伊奈野はそれでいいのだ。

「じゃあタイマーをセットして、レッツ勉強!いろいろあったけど、今日もやっぱり勉強日和だってことだねぇ~」

伊奈野はそんな言葉と共に勉強を始める。

いつもとは環境が違ってまだ慣れないが、程よく勉強が進んでいく。ダンジョンの床も凸凹としており椅子も脚が奇麗につかずガタガタとしているが、テーブルの方は揺れないのでそこまでひどい物でもない。

照明もいくつか買っているので手元が陰になって見えにくいということもなく、とても良くはないが悪くもない環境となっていた。

そして50分ほど経過して、

「ん。そろそろ時間かな」

セットしていたタイマーが音を出したため、アラームを切って勉強を中断する。

それから行うのは、

「外はどうなってるかな?」

ダンジョンを作った周辺の状況の確認だ。

先ほどは人が少なかったのだが、

「あ、あれ?結構人通りが激しいんだけど…………」

伊奈野としては困ったことに、周辺を人がうろうろとしていた。非常に多いというわけではないが、人が全くいないというタイミングがなかなか来ない。

「こ、困ったな~。人前で出たくないんだけど」

伊奈野は諸事情により1度ダンジョンから出てしまいたかった。

しかし下手に人前に出るとダンジョンのことを詮索されてしまう恐れがあり、面倒なことになる気もしている、

それから待つこと5分程度。

「………………………………あっ。今なら!」

人の波が途切れるということが起きた。

伊奈野はすぐに部屋の中央部にあったダンジョンコアへ触れ、

「ダンジョン解体」

とつぶやく。

するとすぐに伊奈野の体を含め周囲の状況が変化していき、

「………………ん。ちゃんと解体できたね」

伊奈野はダンジョンの外、ダンジョンを作った入口のところに戻ってきていた。そしてその手の中には、ダンジョンコアが。

彼女はダンジョンを解体、つまり消滅させたのだ。わざわざテーブルやイスなどまで選んで作ったダンジョンを。

もちろんこれには理由がある。

「ダンジョン、ここからもう1回作ればいいんだよね」

ダンジョンというものにはいくつかルールが存在する。

伊奈野はそれを利用するつもりでいるのだ。簡単にそのルールだけ説明しておくと、

・ダンジョンは生み出してから1時間準備期間となる。

・準備期間ダンジョンマスター以外がダンジョンへ侵入すること、そしてダンジョンの入り口を発見することができない。

・準備期間のみ、ダンジョンを解体しダンジョンコアを初期状態に戻すことができる、

・準備時間が経過した後はダンジョン作成地点にダンジョンの入り口が作られ、NPCやプレイヤーから発見されるようになる。

といった感じだ。

この中のルールで、『準備期間のみ、ダンジョンを解体しダンジョンコアを初期状態に戻すことができる』というものを利用すれば、

「ダンジョン運営をせずに、ひたすらダンジョンを勉強だけの空間として使える!」

ダンジョンマスター伊奈野が、世間にダンジョンを認知させるときは来るのだろうか。

予想を裏切ったつもりでしたけど予想してる人がいました。

悔しいw(ちなみのちなみに今後皆さんの予想通りにならないとは言ってない

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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