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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 482

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質問いただいたので補足しておきますが、邪神陣営の本拠地にいた裏切った準英雄たちは海外サーバの準英雄たちです

裂け目の向こう側で幹部の1人が強力な魔法を放ったのだが伊奈野達のところに被害はなし。

伊奈野は攻撃が来たことに気づいてすらいなかった。

その代わりに伊奈野は掃除の方に精を出して、

「色々と落ちてるね。この辺は回収して良いのかな?何がここに置いておくもので何がゴミなのか分かんないや」

「とりあえず、これとこれとこれはもらってもいいんじゃないかな?」

「そうなの?黒い本がそういうなら貰っていくけど」

現在は回収して良いものとそうでないものの違いが分からず頭を悩ませていた。

間違いなくゴミだろうという物は回収するのだが、それ以外は散乱していても邪神の使徒が落とした物なのかもとからあった物なのか分からないわけだ。

ただ黒い本からはいくつかのアイテムを拾っていいものとされ、

「なんか禍々しいアイテムばっかりだけど、本当に全部拾って行っていいものなわけ?」

「いんじゃない?禍々しいからきっと、邪神の使徒の落とした物でしょ」

「なるほど。そういう考え方もできるのか…………いやでも、地下にあるものだから封印されてるものっていう考えもできない?」

更に頭を抱えることになった。

ただ、結局は伊奈野も自分では判断できないため黒い本の言うとおりにアイテムは回収することにして、

「というかこれって、素手で触っていい奴なのかな?呪われたりしない?」

「大丈夫だと思うよ。邪神の使徒もデメリットがある装備は付けないでしょ」

「そうかな?邪神の使徒になるような人なら、火力のために他を捨てるとかやりそうだけど」

また別の方面で不安になるのだった。

だが、触ってみた限りそこまで変化が起きているようにも感じない。分かりやすいデメリットがあるタイプの装備ではないようだった。

「装備解除不可のデメリットも無しかな。そんなものがあったら私は邪神の使徒と同じ装備で過ごさなきゃいけなくなるわけだけど」

「明確なデメリットがないなら使ってみてもいいんじゃない?」

「どこで?というか、使用するとデメリットが出始める装備の可能性もあるんだからそんな油断できないでしょ」

黒い本は伊奈野に装備を使って欲しいようだったが、それは拒否。

さすがに触った段階でデメリットがないからと言って全くデメリットがないとは思えないわけだ。主に、見た目が原因で。

ただ、それはそれとして、

「装備しなければデメリットがないとか、そんなことはないよね?」

ちょっと気になっていることもまた事実だった。

防具類はさすがに使えないにしても、剣や槍などの類であれば本日何度も使用している『サイコキネシス』との併用で装備をせずに攻撃という手段をとれるわけだ。

見た目の禍々しさから考えればそれなりの攻撃力なども期待できてしまうのである。

伊奈野としては密かに、黒い本すら超える攻撃力を出せるのではないかということも期待していた。

問題は、どこにも試す場所なんてないことだが。

街から出て外のフィールドに行けばそれなりにモンスターもいて試すことはできるのだろうが、わざわざそこまでする理由もない。

一瞬イベントで使うという手も考えたのだが、

「イベントに行けば使うタイミングがある?…………けど、あのヤベェ人に見つかって変な絡まれ方しても面倒だからなぁ。こんなの使ってることがバレたらろくなことにならなそう」

脳裏にチラつくのは、伊奈野に聖女グッズを渡してきた世間では狂信者と呼ばれているらしいヤベェ人。

色々とごまかして避けてしまったため、見つかるとどうなるか分からないのだ。ダル絡みをされるだけならばまだしも、伊奈野が拾った武器を使っているところを見られると変な方向に話がこじれることも容易に想像できる。

イベントに参加しようという気は起きなかった。

では結局どうなるのかと言えば、

「帰ろうか」

「うん!」

諦めて勉強しに戻ることになるのだった。

伊奈野としても黒い本を超える武器を手に入れて早く装備変更はしたいし、試したいという気持ちはそれなりにある。しかし、こちらがメインの武器になったとしても、黒い本を使った場合とそこまでデメリットは変わらない気がするどころかどちらかというとこちらの方が問題にならないかということを考えるとだんだんやる気は失われていくのだ。

そんなことをするくらいなら、勉強である。

もう充分休憩(?)もできたし、勉強再開をしたって問題は何もない。

「よぉし!やるぞぉぉ!!」

やる気を見せる伊奈野。

これで今回頼まれたお掃除も終わり、おそらく他の場所でも復興は終わっているためもう伊奈野が動く必要はない。後はただただ、勉強をしていればいい日になるのだった。

というわけでもなく(本日n回目)。

もちろん勉強はするし復興の手伝いももうしなくていいのだが、

「一応作業終了したってことは伝えないといけないよね」

伊奈野は、地下道の掃除が終わったことを依頼者に伝えなければならないと考えたのだ。確かに、依頼者も終わったかどうかわからないのは困るだろうし、終わったことを伝えれば報酬も貰えるかもしれないのだから悪くないだろう。

その報酬が伊奈野にとって必要な物かどうかは分からないが。

ということで勉強を終わらせたのちに転移してみるのだが、

「さすがに見つかんないかぁ。手がかりを知らなすぎるもんね」

伊奈野はそのNPCを見つけられないでいた。

しかしそれは仕方のない事。いくら何でも、がれきの撤去作業中に会った人と再会するなど無理があるのだ。

近くに住んでいるのかも不明だし、当然ながら出会った場所に留まり続けているわけでもない。だからと言って住んでいる場所を知っているわけでもないし、そう簡単に会える相手ではないのだ。

こうなると取れる選択肢は限られてきて、

「すみません。ちょっと良いですか?」

「ん?どうした嬢ちゃん。困りごとか?」

「実は人を探してるんですけど…………」

人にまずは尋ねてみることにした。

伊奈野が以前やっていた推理ゲームでは、探偵として調査をする中で聞き込みはよくやったものだった。だからこそ、やると決めれば聞き込みというのもそこまで悪くはないと思える。本当に大変なのは、手掛かりが何もつかめず、住民の帳簿を一から調べていかなければならなくなった時だと知っているのだから。

まずは周囲の数人に聞いてみて、それでだめだったらまた少し別の場所に移って聞いてみよう。

そんなことを探している人をの特徴を話ながら考えていたのだが、

「ああ。あの人か。知ってるぞ」

「え?知ってるんですか?それでは、住所など教えてもらっても?」

「住所、住所ねぇ…………」

伊奈野の要求に微妙な反応を見せる。

そこでまず伊奈野を襲うのは、非常に嫌な予感。この手のNPCから何かを得ようとするときにありがちな、たらいまわしに合う予感である。

だが、その様子をよくよく観察してみると強ちそうとも思えず、

「あの人から、掃除か何かを頼まれたんだろ?ただあの人、もう亡くなっちまってるんだよな。数年前に」

「え?」

「復興作業中だったし、あの人の言う話に従う気持ちもよく分かる。それはお疲れ様としか言えねぇんだが、それでもあの人に会わせるっていうのは俺にできる事じゃないんだよなぁ」

「…………え?」

伊奈野はただ呆然とすることしかできない。

聞き込み調査とか探偵ごっことか思っていたら、まさかのそれを裏切る展開が襲ってきたのだ。頭が追い付かないというのも仕方のない事だろう。

そんな伊奈野の様子を見て慣れたものなのかNPCは同情するような表情を見せ、しばらくの沈黙にも付き合ってくれる。

ただ、

「あ、あのぉ。私その掃除する場所で、邪神の使徒を見つけたんですけど」

「は?…………それを早く言え!」

これには驚かされたらしい。

即座に周辺から人が集められ、捜査が開始されることとなるのだった。伊奈野はその人々を掃除した地下道まで案内することとなる。

《称号『さっきの人って…』を獲得しました》

《称号『単純なことのはずが』を獲得しました》

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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