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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 79

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「あっ。もうエントリーできる」

司書さんの厨二病が加速してから数日。日本サーバが混んでいたので伊奈野はいつものように海外サーバを使う。

丁度のその日はダンジョン関連のイベントの日であり、イベントへ参加するかどうかの確認が来ていた。

今回のイベントは一斉に始まるものであり、事前にエントリーしておかないと参加できないのだ。

伊奈野は当然エントリーを行ない、それまでの時間を勉強しながら過ごす。そうして時間をつぶして途中で何度か休憩して。

3度目の休憩が終わったあたりで、

「あっ。そろそろかな」

開始まで約10分と言ったところになっていた。

8分間勉強し、残り1分の辺りでダンジョンを再作成。そして、万全の状態で、

《イベントが開始されます。ダンジョン内にいる攻略者が全員放出されました》

「よっし!勉強だあああぁぁぁぁ!!!!!!」

イベントが始まった。当然伊奈野は勉強へと集中していく。

このイベントではモンスターがダンジョンへなだれ込んできてコアへと向かってくるシステムであり、時間経過でその強さの段階が上がっていく。

最初こそ多くのダンジョンマスターであるプレイヤーは余裕でそのモンスターに対応していたが、

「うげっ!このダンジョンモンスターより数多いじゃねぇか!」

「同じモンスターでも向こうの方が多いなら、こっちが不利になるのは当然だよなぁ」

追い詰められ、そして最後にはコアを破壊されイベントからはじき出される。

その後は結果待ちで、またゲーム内でダンジョン運営を再開していくことになる。

中には大量のDPを蓄えていて、元に戻るのならということで大量放出し完全な防衛体制を築き上げている者もいた。

しかし、

「………つまりこれを代入して……………」

伊奈野以外、誰のダンジョンもモンスターが一切侵入してこないなどということにはなっていない。

伊奈野のダンジョンの前には、侵入しようにも入り口がなく渋滞し固まりを作るモンスターたちがいた。それは全く消えることがなく、ただただプレイヤーからは確認することができない外の空間にたまっていっているのである。

「…………くっ。もう、無理だ!」

「この数は無理だろおおおぉぉぉぉ!!!!!!」

「飛行して落とし穴無効とか卑怯だああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

幾人ものプレイヤーが倒れていく。しかし、伊奈野のダンジョンには一切のモンスターが現れない。

あまりにもひどい差が生まれているのであった。

時間がたつごとに1人、また1人と倒れていく中、開始から30分経過する頃には残ったダンジョンマスターも10人以下に。

どうにかDPのサイクルを作っている者や、蓄えていたDPを放出しているものなど、その内容は様々。

しかし、そろってダンジョンの半分以上にモンスターが入り込んでいた。

全く入り込まれていない伊奈野とは大きな差がある。

「ん~。まだ時間はあるね。まだまだ行くぞぉ!」

そうして時間を確認して伊奈野がやる気を入れなおしてから、数十分。

残るダンジョンマスターは伊奈野を含めて2人となり、ある意味一騎打ちのような形になる。

そしてそれに加えて、

「もうそろそろ時間かぁ」

イベントが始まってから、ゲーム内では1時間が経過する。伊奈野のダンジョンの準備期間が終わり、ついに入り口が現れるのだ。

残っているダンジョンマスターもかなり入り込まれているとはいえ、最深部まで到達されているわけではない。

それに対して伊奈野のダンジョンには最初にして最後の部屋にモンスターが入ってくるわけで、

「わぉ。結構いるな~………とりあえず『牽制魔弾』」

ぞろぞろと伊奈野の目の前へと姿を現してくるモンスターたち。伊奈野はとりあえずどうにかできないものかと牽制魔弾を使ってみる。

ダメージの低い攻撃であるため当然倒すことなどできないのだが、

「ん?動きが止まった?麻痺って効くんだ」

牽制魔弾の効果。麻痺効果が現れる。

数秒だが当たったモンスターの動きが止まったため、

「じゃあ、『牽制魔弾』『連射』」

忍者っぽい恰好をしたプレイヤーに手を貸した時に使って以来の、牽制魔弾の連射。

恐ろしい数の弾幕がモンスターたちへと襲い掛かり、次々とその足を止めていくことになる。最前列のモンスターたちがその動きを止めれば、さすがにその後ろのモンスターたちも動きを止めざるを得ない。伊奈野が何度も連射をすると、

「全然動かない……………あれ?もしかして意外といける?」

いける。いけてしまった。伊奈野が牽制魔弾を撃ち続けるだけで、一切モンスターたちが近づけなくなってしまうのだ。

連射していると言えど牽制魔弾に使うMPは非常に少なく、まだまだ伊奈野のMPが枯渇することはない。

「でも、撃ち続けても時間がもったいないよねぇ」

モンスターはどうにかできている。しかし、伊奈野の目的は勉強をすることだ。このまま牽制魔弾を撃ち続けるつもりもない。

となるとやめた方が早いのだが、

「あっ。そうだ。こういうのってできるのかな?………『牽制魔弾』『連射』『設置』」

設置。

伊奈野の認識しているスキルの1つであり、様々なものを設置できる能力だ。以前は魔法陣を地面に設置するというときに使っている。

魔法陣が設置できたのだからスキルもいけるんじゃね?みたいなことを伊奈野は考えたわけで、

「あっ。成功した」

無事その思惑は成功し、

地面から魔弾が連射されるという現象が発生するのだった。

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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