Switch Mode
Now you can use the translation tool for free for the first 200 chapters of each novel.

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 96

This post is one of the first 200 oldest posts in its category and is free to translate.
Balance: 0 coin

Click here to buy coins


本日3話目

とりあえず、できるうちに問題は解決してしまいたい。

ということで現状把握のためにも早速伊奈野は次の日、

「こんにちは~骸さんいらっしゃいますか~」

日本サーバでログインして墓場へと向かった。濃い霧がかかり、ほとんど周囲が見えなくなる。

が、伊奈野はたいしてそれを気にせず、

「あっ。邪神の使徒だ。攻撃しとこ~」

いつものように邪神の使徒を見つけ、癖で攻撃を仕掛ける。魔弾の効果で麻痺して動けなくなったところへ、本の角アタックが繰り返され。

とはいえ魔弾にも本の角アタックにも大した攻撃力がないため、伊奈野にとってはほとんど意味のない時間が続く。

先に骸さんと顔つなぎでもしておけば協力をこぎつけてキルすることもできたのかもしれないが、そうはいかない。

ただ、逆にそれが良かったと考えることも可能で、

「くそっ!なんだよこの攻撃はぁぁ!!???」

叫ぶ伊奈野から攻撃を受けているプレイヤー。

しかしその行動は注意を引くためのもの。本命は仲間の邪神の使徒たちの方であり、伊奈野の周囲を取り囲んだ彼らは、

「「「「『浸食:浄化』」」」」

邪神の勢力に加わることで使用が可能になる、スキルに近い能力の1つ。今回使用されたのは対アンデット用のものであり、墓地で生活するうえで必須とまで言われているものだ。

そう、アンデットの対策ならば必須なのである。

が、

(ん?特に何もない?)

伊奈野はアンデットなどではないため、一切効果はない。いったい何なのかと首をかしげるが、とりあえず攻撃なのではないかと思われたので、

「そっちもあっちも『牽制魔弾』『連射』」

次々に麻痺させていき、黒い本で攻撃を仕掛けていく。あっという間にプレイヤーたちの不可視化は解かれ、その体をひたすら黒い本で殴られ続けるという醜態をさらすのだった。

こうして邪神の使徒たちを攻撃したことが評価されたのか、

『ふむ。面白い力だな。邪神の力で邪神の配下を滅ぼすか』

「あっ。骸さんこんにちは」

声だけが聞こえてくる。伊奈野がそれに挨拶を返すと、直後に骸さんの配下だと思われるアンデットたちが現れて不可視化の解かれたプレイヤーたちをキルしていった。

『骸さん?それは余のことか?』

「はい!そうです!!」

『……………そうか』

ふざけた名前だと感じたようだが、伊奈野から素直に肯定されて嫌味も言えない。声だけの骸さんは微妙な雰囲気を醸し出した。

だが、すぐに切り替えて、

『余のことを知っているということで良いな?いったいここまで来て何の用だ?』

「実はかくかくしかじかで………」

伊奈野は海外の骸さんとの話を、数年後には検査体制の不備により不祥事を起こしそうな言い方で伝えていく。

一通り伝え終わると骸さんも納得したようで、

『ふむ。なるほど。余の弟とつないでもらえるというのはありがたいのかもしれんな。そろそろ良い時期だろう』

「それはよかったです」

『うむ……………ただ、それはそれとしてだな』

「ん?何ですか?」

骸さんは本題とは別件に言いたいことがあるようだった。

伊奈野は何か邪神の使徒を倒す際に不備があったのかと考えるが、

『なぜ其方はずっと本を読んでおるのだ!?』

「あっ。これですか?勉強です」

『勉強!?其方は余のところに来るまで、というか邪神の使徒たちと戦うときにすら勉強をするというのか!?』

「はい。そうですね。大切なことなので」

『……………な、なんということだ』

ログインしてから墓地に入り、こうして骸さんと話すまで、というか、今もずっと伊奈野は本を片手に持って読みながら過ごしていた。

邪神の使徒たちへ本の角アタックを行なうときでさえ、片手で本を開きながら片手で黒い本を振っていたくらいである。

ここまで時間を取られることをするのであれば、伊奈野も片手間で勉強くらいしないと気が済まないのだ

(時間は有限なんだよ。無駄になんてできない)

『……………カカカッ。其方は面白いな。気に入ったぞ。余にできることは少ないが、色々と支援してやろう』

「ありがとうございます?」

支援と言うのはよく分からないが、伊奈野はとりあえずお礼を言っておいた。

その時、

《称号『不死者の王のお気に入り』を獲得しました》

というログが流れていたことなど、気づきもしない。

『とりあえず手紙を用意する。明日また来てくれ』

「分かりました。明日来れるかは分かりませんが、また来ます」

『うむ。待っておるぞ』

伊奈野は後日手紙を取りに来るということでこの日は話を終わらせて、転移を行なう。もちろん転移先は図書館であり、弟子や下僕や読み友に軽く挨拶をして即座に勉強へと意識を沈ませていくのだった。

墓場でも読みながら問題などを解いていたとはいえ、こうして机と向き合うときとは集中の度合いが違う、

それから休憩時間まで時間は進み、

「国王への面会ってできるものなんでしょうか?」

「「「「国王陛下への、面会?」」」」

伊奈野はもう1つの懸念すべきことを4人へと相談してみた。

全員首を傾げ、

(あぁ~。さすがにこんなこと困るよね。難しいかなぁ)

その様子から伊奈野は難しそうだと判断する。国王なんていう国のトップである存在へそう簡単に会えてしまってもまずいだろう。仕方のないことだ。

が、

「できると思いますよ」

「まあ、きちんとした面会理由があればできますね」

「あっ。できるんですね」

意外とどうにかなりそうだった。

いや、国王とかそんな簡単に会えるわけないんですけどね?

まあ周りの人が人なので……

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Options

not work with dark mode
Reset