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I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It – Chapter 99

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本日3話目です

今日は二次試験のところが多い日だったらしいですね。受験生の皆様、お疲れ様です。

勉強がそこそこ進み、一旦休憩に入ろうかとペンの動きを止めた伊奈野。

そこで顔を上げて初めて、

「あれ?もう時間になってましたか?」

「いえ。まだ時間はありますよ」

女騎士の存在に気がついた。もう面会時間が来てしまっていたのかと慌てるが、女騎士に否定されて落ち着く。

だが、それと同時に違和感を感じて、

(あれ?この人って敬語使ってたっけ?………いや、使ってなかったよね)

「何かありましたか?」

「いえ。特に何もありませんが、どうかされましたか?」

「どうかしたというか、変化に驚いただけです」

「ああ。なるほど………その、先ほどはご無礼を。これからは誠心誠意心を入れ替え、騎士道を迷わず進んでいくつもりです」

「え?あ、はい?頑張ってください、騎士さん」

「はいっ!」

良く伊奈野には理解ができなかったが、女騎士改め騎士さんは心機一転頑張るつもりなようである。

とりあえず伊奈野は応援しておいた。

ただ何気ない社交辞令の応援だったのだが、

(ん?なんか、すごい嬉しそう)

満面の笑みで、それこそ尻尾でも生えていたらブンブンッと振り回しているのではないかと思うほど喜んでいるように見える。

「え、えっと。何でしょうか?」

伊奈野は急な変化に困惑しながら尋ねる。

するとそこから騎士さんが語るのは、

「私、最近『くっころさん』とかいうよく分からないあだ名が付けられていて、まともな呼び方で呼ばれたのは久しぶりだったんです。それが嬉しくて」

「あっ……………騎士さんも大変なんですね」

一瞬自分も候補として考えてたなんて言えない、とか思いながら伊奈野は騎士さんを励ます。

第1印象こそ高圧的でうるさくて嫌味で最悪な騎士さんだったが、何かと苦労人なようである。

(ちょっと優しくしてあげようかな。まあ、そんなに会う機会があるとも思えないけど)

そうして騎士さんの認識が改められたりしつつ、伊奈野は面会までの時間を主に勉強をしながら過ごしていく。

いつの間にか現れた黒い本は、新鮮な騎士さんの会話を側で聞きながらそのページをいつもより早いペースで増やしていた。

するとすぐに時間はやってきて、

「こちらです。ご案内しますね」

「はい。お願いします騎士さん」

喜ばれるのでできるだけ騎士さんと言う単語を繰り返し使用して会話をしつつ、伊奈野は騎士さんの後をついて王城へと向かって行く。

国王がいるという王城自体は最初の街で非常に目立つため、伊奈野も見たことがありその大きさに驚かされることはない。だが、さすがにじっくりと見たことはなかったため、その堅牢さなどを痛感させられるのであった。

(え?骸さんはここ攻めるの?すごい防衛設備整ってるし、なかなかたいへんそうだなぁ~)

見える範囲でも様々な防衛設備があり、そう簡単には侵入させてくれないし、侵入した後も制圧させてくれないように見える。どう骸さんに説明すればいいのか分からないほどだ。

ちなみに、骸さんへの説明が上手くまとまらないのは今も本を読みながら歩いているからではない。断じて、そんなことはない!!ついでに言えば弟子や読み友も影響を受けて、歩き読みが数人存在していたりすることもない!!

「………では。ここで陛下はお待ちです」

「あっ。分かりました。案内ありがとうございます」

「いえ。仕事ですのでお気になさらず」

途中からいつの間にか騎士さんと案内を変わっていた執事から促され、伊奈野は国王が待つという部屋へと入っていく。

本来国王と言うのは後から入ってくるのだが、伊奈野が時間がないと言ったためわざわざ先に待っていてくれているのだ。

とはいえ伊奈野はそんな国王の優しさなど露知らず、

「こんにちは~」

緊張感のない声で、開けられた扉から部屋に入っていく。

部屋の中には大勢の使用人や騎士、そしていつの間にか先に部屋へと入っていた騎士さんなどもいる。

だが1番目立つのはやはり奥にいる1人の豪華な椅子に座った男性であり、

「よく来たな。我が国王である」

まさに国王らしい不遜な態度でそう宣言する。

それと共に、伊奈野についてきた 弟子や読み友、下僕はもちろん、部屋の中にいたほとんどのものが膝をつき頭を垂れた。

(わ~。凄い王様っぽい)

と伊奈野は思うが、自身が頭を下げることはない。なぜなら、当然そんな儀礼的なことを行なっていては時間がもったいないし何より朝食に遅れるのである。

周囲に流されず伊奈野はそのまま素早く国王へと近づき、

「はい。お手紙です」

「う、うむ」

骸さんから預かっていた手紙を手渡す。

近づこうとした時点でそのあまりにも失礼だと判断される態度に護衛の者達が対応しようとしたのだが、それは国王が手で制していた。

ただ、さすがにこうして手紙を手渡すということまでされると、

「ぶ、無礼なぁ!」

と激高する人間が現れる。

伊奈野は面倒くさいなとでも言いたげな顔を向けるが、彼女が何かする前に、

「待て!」

「し、しかし陛下」

「待てと言っておろう!!」

「っ!?……………出過ぎた真似を致しました。大変申し訳ございません」

国王がそれを止める。

それから渡された手紙をじっと見つめて、

「これは………兄上からの手紙だ」

「「「「…………………………は、はぁ!?」」」」

国王と話してる間もずっと片手読書ですw

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

I Became a Legend Just by Studying in a VR Game Without Even Trying to Beat It

VRゲームで攻略などせずに勉強だけしてたら伝説になった
Score 7.8
Status: Ongoing Type: Author: Artist: Released: 2023 Native Language: Japanese
Amidst the world’s excitement over full-dive VRMMOs brought by new technology, there appeared the figure of a girl joining in. However, she was greatly different from the many around her who sought to find enjoyment in this new world. “With this, I can study longer than everyone else!!” Yes. She was an exam student. One who cast herself into the terrifying place called entrance exam war, day by day shaving away mind and body as she tried to get ahead of others. What she sought from the new game was an increase of experienced time. In a full-dive VRMMO, where time was extended and one could spend three times as long inside the game compared to reality, she thought she could study for more hours than the other exam students. With such an aim, she began the seemingly contradictory action of studying with all her strength inside the game. And thus, just like that, she kept studying every day inside the game for the sake of passing her desired school… though for the most part this was realized, unforeseen events occurred one after another. NPCs who took interest in her study content. Players who came up with ideas similar to hers. Participation in events. And, waiting beyond, activities and successes she had never expected. Contrary to her simple wish of only wanting to study for exams, she would go on to create a legend inside the game.

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