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Just a Rear-Guard, Arms-Crossed Reincarnator—But When I Accidentally Applauded the Hero, I Got Labeled the Mastermind. – Chapter 15

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ただの後方腕組転生者、うっかり勇者に拍手を送ったら黒幕扱いされる。

第15話 黒幕は次のイベントを企画する♪

「やぁ、目が覚めたかい?」

「……貴方は?」

僕は読んでいた本を閉じて、指輪型のアイテムボックスへしまう。

紅茶を入れ直しながら、目が覚めたばかりの冒険者に微笑みかける。彼は自分が椅子に座っていることに驚いている様子だ。

「僕はエモ・スギル。君と少し話がしたくてね。蘇生してもらった」

「そ、蘇生……?」

「うん、ラーズシャルテというネクロマンサーの子がいてね、君は蘇った」

「わ、私は死んで? いや、それよりも……エモ・スギル!?」

「うん」

「貴方が英雄オーダーの長ですか!」

「どうだろう? みんな自由に楽しむのが方針だからね」

この冒険者はノルディという名前だと魔神カーラさんが言っていた。合流した時、何故か知らない人を引きずって歩いているからビックリした。

よくよく見たら死んでいたので、ラーズシャルテにお願いして蘇生してもらった。

「そんなネクロマンサーまでいるとは……。それだけの戦力を集めて何をするつもりなのですか! 私は祖国の情報を売り渡す気はありませんよ」

「ハハ、そんなのいらないよ。僕はただ、この世界を愉快に楽しみたいだけさ」

「なら、私に何の用ですか?」

「話がしたいだけでね。ほら、紅茶が入ったよ。コレ、お気に入りなんだ」

僕は暖かい紅茶をカップに入れる。

ノルディ君の前に置いた。コツンっと、テーブルとカップが軽くぶつかる音がした。個人的にこの音は落ち着くから好きだ。そのためによく飲んでるくらい。

蘇ったばかりで混乱してるだろうし、一息つけば落ち着くはずだ。

「死んだ後でも、意外と味は鮮明だよね」

「え、えぇそうですね……」

「僕もね、一度死んでいるんだ。転生者ってやつさ」

味とか、音とか、香りとか、そういう情報は鮮明なのに、自分が死んだ実感だけはいつまでも無い。

それは転生でも蘇生でも同じだろう。だから、直後の人間と話がしてみたかった。

「今の君には世界はどう見える? 輝いているかい?」

「……何を言っているのですか?」

「僕が転生した時は、それは見事なモノクロでね。違和感しかなかった」

「いえ、特に変化は感じませんが……」

「そっか、それは残念。同じ悩みを共有したかったんだけどね。まぁ、勇者を見つけてからは世界が色づいて見えるんだ。今は謳歌しているよ」

ノルディ君はこちらを不気味そうな目で見ている。あまり理解してもらえない類の話だったみたいだ。仕方ない。

こういう時は話題を転換するべきだね!

「聞きたい事とか、あるかな?」

「他の人達はどこへ?」

「うん? 皆そろそろ来ると思うよ。君が目覚めた時に怖いかもって思って、僕一人にしてもらったんだ。でも思ったより、君は落ち着いているね」

「……貴方が、本当にエモ・スギルなのですか?」

「うん」

「……弱すぎる。貴方からは何も感じません。鑑定をしても、身に付けている道具以外はまるで能力がない。凡人以下だ」

「ハハ、辛辣だなぁ」

「とてもあの魔神カーラを従えた存在とは思えない。貴方の実力を知れば、彼らも瓦解するかもしれない。私は黙っている気はありませんよ」

「好きに喋ったら良いと思うよ」

僕がそう言うと同時、部屋の扉が開いた。続々と英雄応援団の皆が入って来る。

魔神カーラさんを見た瞬間、ノルディ君が椅子から転げ落ちた。

やっぱり怖いのかな?

ただ初代勇者を推して、魔人ロールプレイをしてるコスプレイヤーなのに……。

「ひっ」

ノルディ君が他の人達を見て、小さく悲鳴をあげた。

裏道の翁さんとか片目ないし、仮面の魔将さんは元魔王軍だから怖いのは仕方ないかもしれない。でも今はただの推し活仲間だから無害だ。

ラーズシャルテと先生は禍々しい雰囲気があるから、ちょっと怖いかな?

「……あ、貴方達ほどの強者が、どうしてエモ・スギルなどに従うのですか! この男は弱い、魔道具に頼っているだけの存在です!」

「従えている気はないんだけどね」

ノルディ君が大声で皆に訴えかけた。事実だけど、ここまで言われると悲しい。

「はぁ……。貴方、鑑定持ちなんですの?」

「そうですが?」

オルトリンデがため息交じりに、ノルディ君に質問した。

「では、わたくしを鑑定してごらんなさい」

「……? 至って普通の少女ですね。とてもか弱い。何故こんなところに?」

「くっくっく……」

ノルディ君の回答に、魔神カーラさんが笑っている。

何が面白いのかさっぱりだけど、楽しそうでなによりだ。腕を組みながら笑いを押し殺した声で、魔神カーラさんが言う。

「その女が“神霊使い”――オルトリンデ・マルテーノだぞ?」

「……!?」

「わたくし、か弱い乙女ですって。イヒヒ」

「馬鹿な……。私の鑑定に映る貴方のステータスは、一般人のそれです!」

オルトリンデが指を鳴らした。

パチンっと良い音だ。

「もう一度、鑑定してごらんなさい?」

「え」

ノルディ君が茫然と立ち上がり、そして膝から崩れ落ちた。

どうしたんだろう?

僕はちょっと展開についていけない……。皆のノリが分からないのはつらいね。

「な、な、なん……こんなステータスが、あり、有り得ない!」

「鑑定は理の恩恵ですけれど、過信しない方が身のためですわ。所詮は理の内側しか測れないもの、神霊などの超越存在には通用しない。わたくしのように、本当に力のある者は誤認させることも可能ですのよ?」

「なっ」

どうしてか、ノルディ君が僕の方を向いた。

何でこっちを見るんだろう?

本当はノルディ君もこのノリについていけないから、助を求めている……?

「俺様を初見で本物だと理解できなかったことに、違和感を覚えなかったのか? そんな力が通用するのは小物だけだ」

「ひぃいいい」

ノルディ君が悲鳴をあげながら、僕から逃げた。

「え……?」

何で僕から距離を取る必要が?

急に避けられて泣きそうだ。僕は何もしてないのに……。

ここは弁明するべきだろう。

「恐れることはないよ。さっきも言ったけど、ただ話の相手が欲しいだけさ」

「そ、祖国の情報を渡せば、私は解放されるのですか!」

「……? 好きにしたら良いと思うよ」

「本当ですか……?」

「魔将さん、出口を用意してあげて」

僕は安心させるために、仮面の魔将さんにお願いした。ダンジョンマスターである彼なら出口を用意するのは簡単だからね。

「はいよ。しかしエモさん、逃がして良いのかい?」

「うん」

仮面の魔将さんは不思議そうな顔で僕を見ている。

ノルディ君と話せて僕はとても満足だ。早く帰りたいみたいだし、引き留めても可哀想だから仕方ないね。

「私の権能で支配すれば、確実な情報を聞き出せるよ?」

ラーズシャルテが僕にそう言った。

よく分からないけど、ノルディ君は一応死者だ。ネクロマンサーのラーズシャルテなら引き留めておくことが可能なのかもしれない。

けど、本人の意思を尊重してあげるべきだと思う。

「僕はね、己の意志で選択するからこそ、意味があると思う。何事もね」

「……自分の意志で、国を売り払う選択をさせるんだ」

「エモさんは怖いねぇ」

仮面の魔将さんとラーズシャルテが、ニヤリと笑っている。

二人とも小声で話しているからよく聞こえないけど、仲良くなれてるみたいだ。

「ノルディ君、初代勇者について何か知っているかな?」

「……っ。私の祖国には彼女の肉体が保管されています。国家機密ですが、中央都市の地下にあります。理由は知りません、本当です!」

「ほう……」

魔神カーラさんがウキウキしてるみたいだ。自分の推しが、死体とはいえあるなら興味を示すのは当然だろう。

やっぱり、次のイベントは初代勇者のお墓参りとかにしようかな?

「魔将さん、その国に入口って出せるかい?」

「この大陸にある国なら可能だ」

「スギル殿、儂を先に行かせてはもらえませんか? これでも情報屋です、色々と伝手がありましてな……。我々の情報を事前に封鎖しておきましょう」

裏道の翁さんが頭を下げてくる。

お願いなんかしなくても、自由に行動してくれて構わないのに。大げさだなぁ。

「良いと思うよ」

「ありがとうございます。必ずやスギル殿の役に立ってみせます」

「え、あ、うん」

「早速ですが、恐らくそのノルディという冒険者の国はここでしょう。隣国の中でも中央に大都市があるのはここだけです」

裏道の翁さんがテーブルに地図を広げて力説している。

とてもやる気満々だね!

「イヒッ、ならわたくしも行きますわ。大儀式の準備を済ませておきます。それと、貴方には護衛に神霊を付けて差し上げます。強者に遭遇しても問題ないでしょう」

「オルトリンデさん、感謝を」

「お互い、スギル様のお役に立ちたいですものね」

「えぇ、おっしゃる通りです……」

どうやら裏道の翁さんが迷子にならないように、オルトリンデが助けてあげるようだ。

あの真っ裸の天使を連れ歩く片目のないお爺さん……。どう考えても事件の匂いしかしないけど、大丈夫なんだろうか?

「魔将さん、顔を変える仮面を、裏道の翁さんにもあげたらどうかな?」

「……構わないが」

「魔将殿、拝借しますぞ」

「あ、新しい仮面は僕がもらうよ。今僕が使っている仮面には既に登録してある顔があるからね、それを使うと良いよ」

「はっ! ありがとうございます」

裏道の翁さんに僕の仮面をプレゼントした。ケンセー君というイケメンの顔が登録済みだから安心だ。裸の天使を連れ歩いてもこれでセーフだろう。

「あ、あの……」

「うん? あぁ、帰りたいならお好きにどうぞ」

ノルディ君が怯えた様子で話しかけてきた。よっぽど帰りたいのだろう。

出口に手を向けてどうぞと伝える。

「か、帰れる!」

ノルディ君は心底嬉しそうな顔で、出口に向かった。

やがてその姿が大穴に吸い込まれて消えていく。どうやら無事に外へ出られたらしい。

「……本当によろしかったのですかな?」

「どうして?」

裏道の翁さんが僕に質問してきた。

ノルディ君が帰ったのは少し寂しいけど、いつかまた会えるだろうし、問題ない。

「我々の情報を伝えるやもしれません」

「それは問題ではないかな」

「……失礼しました。愚かにもスギル殿の意志に疑問を持ったことをお詫びいたします」

裏道の翁さんが大げさに謝ってくる。

いつも低姿勢で、こっちが申し訳ない気持ちになるくらいだ。

僕らが無害な推し活集団だと理解してくれただろうし、むしろ伝えてくれたら指名手配を撤回してもらえるチャンスだ。

そもそも、隣国にも指名手配されてるのかな?

「……情報屋よ、俺様達は試練だ。ただ蹂躙するなら不要な手間だが、奴らにも勝ち目は残してやるべきだろうよ」

「なるほど……。ではむしろ、情報を広げるべきですかな? 今代の勇者の耳にも届くように動くとしましょう」

「良いね! 勇者も来てくれたら最高だ」

魔神カーラさんと裏道の翁さんが、素敵な提案をしてくれた。勇者と一緒に初代勇者のお墓参りを楽しむなんて想像するだけで胸が高鳴るよ。

きっと勇者も喜んでくれるに違いない。また感激の涙を流す姿を見れるかも!

「では、わたくしは一足先に、下見に行ってきますわ」

「うん、いってらっしゃい」

「……はいっ!」

僕のいってらっしゃいという言葉に、とても嬉しそうに反応してくれた。

オルトリンデの境遇を考えれば、そう言ってくれる人はいなかったのだろう。今回のイベントを楽しんで、暗い過去を忘れられると良いなぁ。

薔薇のように美しく、可憐なお姿のおっれに目を奪われるのは自然の摂理だ。

とはいえ、今は視線を集める理由は別にある。

指名手配犯として、美しい似顔絵が出回っているため、迂闊に外を歩く事ができない。

「やはり、おっれは罪な男なのか……?」

世の全てを魅了してしまうこのイケメンフェイスが罪だと言うのだろうか?

だが誓って女性を弄ぶような事はしていないし、民草のために尽くしてきたつもりなのだが、事実無根の噂が広まっているらしい。

「嫉妬が原因なのか?」

他の男達が嫉妬してこんな噂を広めた? いや、それはないだろう。

自慢じゃないがおっれは男にもモテる。

むしろ男に好かれてばかりで、何故か女性は少し会話すると察したような顔をしてそそくさと去っていくのだ。恥ずかしがり屋さんで可愛いと思う。

「華麗なる逃亡劇にも限界がある」

あれからおっれは隣国へと逃げて来た。まだこの国では指名手配はされておらず、正面から入国できたのは不幸中の幸いだろう。ただ、手持ちのお金はもうない。

それからと言えば、美しくない日々だ。

「食事がしたい……。風呂に入りたい……。安心して眠りたい……」

生理的な欲求が溜まっていく。

健康で文化的な生活はもうできない。金のない人生とはこんなにも過酷のか……。

薄暗い路地裏で、このまま死んでいくのだろうか?

「葉っぱは美味しいなぁ」

そこら辺に生えていた葉をかじって、現実逃避をしている最中だ。幸いにも雨が降っているので、両手を広げながら飲んだ。

これからのおっれは、雨を抱いた男として弾けていきたいっ!

「良い人生ではあった」

生きることを難しいと感じたのは初めての事だった。それだけおっれは恵まれた環境で育ったのだろう。貧する者の気持ちなど知らなかった。

明日がくることを疑う日々が、どれだけ辛いのかを知った。

順風満帆な人生ではなくなったけど、それでも一時的でもそんな瞬間があっただけ恵まれている。それすらない人々もいるのだから。

「……あら?」

おっれが倒れて地面とキスをしていると、女性の声が聞こえた。

視線だけ上げて声の主を見る。

「美しいっ」

思わず感嘆の声が出た。

その少女は黒いゴシックドレス姿で、赤いストッキングを履いている。

赤い左目と白い右目。髪色も赤と白が入り混じっている。そして何よりも可愛らしく、美しい顔で見惚れてしまう。

「ありがとう。貴方も負けないくらい美しい顔をしてますわ。でも、随分と汚れていますわね……。救われる前のわたくしを見ているようです」

「お、おっふ」

その少女はしゃがみ込んで、おっれの顔をハンカチで拭ってくれる。その優しい表情と布の感触が心地よい。疲労や絶望が吹き飛んでいくようだ。

少女の手が僅かにおっれの頬に触れた。思わず変な声が出てしまう。

「しゅきぃ」

「……?」

「な、何でもない。こんな路地裏にいては危険だ。早く立ち去ると良い」

「あらあら、心配してくださるの?」

「当然だ。おっれが人のいる通りまでついて行こう」

ふと思った。

この少女はどこから来た?

おっれは剣聖だ。気配には敏感だし、警戒は怠っていなかった。だがまるで瞬間移動でもして来たような唐突感。

「君はどこから来た? おっれは隣国からなのだが」

「わたくしも同じですわ。元いた町は滅ぼしてしまいましたし……」

「そ、そうか」

おっれと同じ町に住んでいたのかもしれない。滅ぼされての間違いだろうが、そんなお茶目なところもキュートだぜ……!

運命を感じてしまう。

もう結婚するしかない。

「おっれとバージンロードを歩かないか?」

「……わたくしの父親になりたいんですの?」

「すまん、間違えた。忘れてくれ」

「はぁ……?」

いかんな、極限状態だったから頭が正常に動いていない。性欲も溜まっているから、邪な視線を向けてしまう……。

この少女は純粋な優しさをおっれに向けてくれているというのに。

「貴方、お金はありますの?」

「…………ない。不甲斐ない男ですまない。何か欲しかったのか?」

「いいえ、そうではありませんわ」

少女は優しく笑うと、金貨を手渡してくる。

これだけあれば三日は過ごせるだろう。

「……何故」

「心配してくれたお礼ですわ。金銭的に余裕がないのでしょう?」

「――っ」

涙が溢れてくる。

安心感、この少女から施しを受けないといけない情けなさや、悔しさ。

おっれが一文無しなのを察してくれたのだろう。本当なら逆でありたかった。おっれがこの子の役に立ちたかった……。

「すまない」

「あらあら、感謝の言葉が聞きたいですわ」

「……ありがとう。必ず返す、この恩は忘れないぜ」

「なんて……。本当はただの自己満足ですわ。昔の自分と貴方が重なって見えるんですのよ。だから見過ごせなかっただけですわ」

「それでも嬉しかったし、助かった。君はおっれの命の恩人だ」

「わたくしはもう行きますわ。強く生きてくださいな」

少女は手を振って、去った。

「地獄のような泥臭さの中にこそ、本当の美しさがあるのだな」

おっれに寄ってくるのは、いつも剣聖と関わりを持ちたいだけの連中だったし、その地位を失ったおっれに手を差し伸べてくれる者はいなかった。

手のひら返したように、おっれを蔑んだ。

だが、あの少女だけは見ず知らずのおっれを救ってくれた。寄り添ってくれた。

何だ……? この、抑えきれない胸の高鳴りは!

「おっれ、ときめいてる……?」

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Just a Rear-Guard, Arms-Crossed Reincarnator—But When I Accidentally Applauded the Hero, I Got Labeled the Mastermind.

Just a Rear-Guard, Arms-Crossed Reincarnator—But When I Accidentally Applauded the Hero, I Got Labeled the Mastermind.

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Status: Ongoing
The protagonist—Emo Sugil—is a huge fan of the Hero. He constantly follows the Hero’s journey and observes his adventures… to the point that he’s basically a stalker. One day, after the Hero finally defeats the Demon King, Emo—who had been cheering from the shadows—can’t contain his joy and instinctively applauds. “Magnificent. Truly magnificent! You exceeded all my expectations! As expected of the Hero!” “……Who are you?” “Well, you see, I’ve been watching over your growth all this time. I’m so happy. Every battle you’ve fought so far has been in the palm of my hand (I recorded it with this magic device).” “W-What did you say…?” Through a series of coincidences upon coincidences, the protagonist is mistaken for the mastermind behind everything. By the next day, he’s wanted by the authorities, driven out by the kingdom, and—somehow—respected by villains. Criminals who unilaterally call themselves his subordinates go on rampages, only worsening his position… “I’m not getting caught thanks to these villains, but…” If it’s ever discovered that the protagonist is actually just a weak, ordinary person, he’ll be killed—or, if he’s lucky, spend the rest of his life in prison. No matter what, he has to keep up the act! This is— the story of a protagonist who has no choice but to play the role of a charismatic villain!

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