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My Students Are Fighting Monsters, Aliens, and Mysterious Organizations~ – Chapter 130

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せっかくの休日のうち1時間ほどが処刑ショーとなって消えた。

説教されているあいだじゅう青奥寺が手に持った刀をいつ取り出すか気が気ではなかったのだが、最後まで恐れていたことはなかった。

というか刀については青奥寺の『お願い』に関係するものだった。持ってきていた刀は青奥寺の母上である美花女史の『覇鐘』で、『お願い』というのはそれを強化して欲しいというものだったのだ。

青奥寺の目がまだ怖い感じだったので、俺は二つ返事で受けて『魔力刃+1』水晶で強化をしてやった。逆に簡単に受けてしまったせいか青奥寺の態度が急変した。

「申し訳ありません、先生の厚意に甘えてばかりで……」

「青奥寺のお母さんも戦うと聞かされたらさすがに手は貸すさ。『深淵窟』があんなに増えてるんだしな」

「先生にはもう返しきれないほどの恩があります。時間がかかっても必ずお返ししますので――」

「真面目な娘ねぇ。身体で払いますって言っちゃえば簡単なのに」

そばで聞いていたカーミラが特大の爆弾を投げ込んでくる。青奥寺はピキッと凍り付いて顔を真っ赤にしたまま動かなくなってしまった。

「おまっ、生徒に変なこと言うのはやめろっての。後で困るのは俺なんだからな」

「でも今のアイテムにしたってこっちの世界じゃ値段なんてつけられないんじゃない? 正直『あっちの世界』でも相当な値段がつくものよぉ」

「そうなのか?」

「だって今のってダンジョンから出てきたものでしょう? それって完全にロストテクノロジーなのよねぇ」

「代わりにいろいろ技術は進歩してるだろ?」

「ええ、でもそれはダンジョンから出てきたものを模倣して発達したものなのよぉ。だからロストテクノロジーの発掘は国家的な事業になってるのよねぇ」

なるほどそれはまた面白い話だな。それが真実なら『あっちの世界』の人間にとって、俺の『空間魔法』内のアイテムはどれほどの価値になるのだろうか。

そんなことを考えていると、双党がなにかを思いついたように手をあげた。

「先生、私身体で払いますからゲイボルグくださいっ!」

「品のないことをいうのはこの口か」

「いたたたたたそこは口じゃなくてこめかみなんですけど~っ」

「米を噛む時に動くからこめかみだ。要するに口だ」

「絶対違うと思います~っ」

まったくカーミラが余計なことを言うからこの始末だ。新良もなにか言いたそうに俺を見ているが、まさか同じようなことを言うつもりじゃないだろうな。

「先生、先ほどの話ですが」

「いや新良も弁当作ってもらってるだけで十分だからな」

「何の話ですか? 先ほどのカーミラさんをどうかくまうかという件なのですが」

「あ、そっちか」

なんか双党がニヤリと笑ったが無視。

「で、どんな話だ?」

「昼の間どうするかというのが問題だったと思うのですが、『フォルトゥナ』に転送しておいてそこで過ごしてもらうというのはどうでしょうか?」

「え? いいのかそんなことして」

「問題ありません、居住区画には特に機密のようなものもありませんので。ただ妙な行動をされた場合は宇宙空間に転送することになりますが」

相変わらず光のない目で怖いことをさらっという新良だが、その提案は非常に魅力的だ。

「ということなんだが、カーミラどうだ?」

「どうだって言われても意味が分からないわよぉ」

「簡単に言えば、平日の昼の間は別の場所にこもっててもらう。そこはクゼーロも誰も絶対に手を出せない場所だ。もちろん衣食住に困ることはないが、ただその場所にいる間はどこにも出ていけない」

「う~ん……夜はここに戻れるよのねぇ?」

「まあそうだな。俺としてはそっちにずっといてもらいたいが」

「どんな場所か知らないけどずっとこもりっきりはゴメンよぉ。先生とお話もしたいしねぇ」

「とりあえず昼間はそこにいてもらうってことでいいな?」

「まあ安全が確保されるならねぇ。でもその娘もすごい娘なのねぇ」

「正直魔法が使える程度の俺たちなんかより全然上だぞ」

「先生に限ってはそれはありません」

新良は無表情に断言しつつブレスレットの操作を始めた。

その横でようやく青奥寺が再起動してもぞもぞと動きだした。顔はまだ真っ赤だが。

「……それで先生、今日はこの後どうされるんですか?」

「いや特になにも。ああ、山で鍛錬でもしてくるかな。昨日は結局できなかったしな」

「それなら私もご一緒していいですか? 先生がどんな鍛錬をしているのか見てみたいです」

「あっ私もっ!」

「私も参加します」

双党と新良までが反応すると、カーミラが半目になって俺を見る。

「先生モテモテねぇ。教育委員会に密告しちゃおうかしら」

「誰のせいでこんなことになってると思ってるんだよ。少しは責任を感じろ」

と抗議すると、全員が揃って白い眼を向けてきたんだが……。

どうも最近になってこういう態度を取られることが多い気がする。これはやはり俺の知らないところでなにかが起きているということだろうか。

もしかして勇者をハメようとかそんなことを考えていたり……だったら勇者の勘が反応するはずだし、どうにも理解不能なんだよな。

My Students Are Fighting Monsters, Aliens, and Mysterious Organizations~

My Students Are Fighting Monsters, Aliens, and Mysterious Organizations~

勇者先生 ~教え子が化物や宇宙人や謎の組織と戦っている件~
Score 8.6
Status: Ongoing Type: Author: , Released: 2023 Native Language: Japanese
Aiba Hashiru is a hero who was summoned to another world. After defeating the Demon King, he returned to his original world due to some troubles, and returns to his former life as a new teacher with his abilities as a Hero warrior. However, among his students, there are those who fight against monsters, aliens, and a mysterious criminal organization. This is a story about the life of a former hero, who doesn’t particularly hide or hold back his heroic abilities

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